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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

自助論 《 時間とは消滅するものなり――サミュエル・スマイルズ 》

2025-04-09 | 03-自己・信念・努力
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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「時間とは消滅するものなり。かくしてその罪はわれらにあり」。オックスフォード大学のオール・ソウルズ・カレッジの日時計に刻まれたこの厳粛な言葉ほど、若い人々へのいましめの辞にふさわしいものはない。永遠なるこの世の真理の中で、わすかに時間だけはわれわれの自由にまかされている。そして人生と同じように、時間も、ひとたび過ぎてしまえば二度と呼び戻せはしない。


『自助論』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房(2002/3/21)、p71 )
3章 好機、再び来たらず――人生の転機を見抜く才覚、生かす才覚
4 幸運は手の届くところで待っている

◆「時間とは消滅するものなり。かくしてその罪はわれらにあり」

「時間とは消滅するものなり。かくしてその罪はわれらにあり」

オックスフォード大学のオール・ソウルズ・カレッジの日時計に刻まれたこの厳粛な言葉ほど、若い人々へのいましめの辞にふさわしいものはない。永遠なるこの世の真理の中で、わすかに時間だけはわれわれの自由にまかされている。そして人生と同じように、時間も、ひとたび過ぎてしまえば二度と呼び戻せはしない。

エクセター大聖堂のジャクソン司教はこう語っている。

「世俗の富なら、過去に放蕩の限りをつくしても、将来倹約に励めば、それでつりあいがとれるかもしれない。だが“今日浪費した時間は、明日の時間を借りて埋め合わせよう”などと誰がいえようか?」

時間は貴重な財産である。過去の偉人はみな、時間を有効に使って豊かな思想や功績を生み出し、その宝を後進のわれわれに譲り渡してきた。

成功を得るまでの気が遠くなるような歳月を耐え抜き、努力しつづけた人間の例も少なくない。ニュートンは『年代記』を満足のいくまで15回書き直したし、歴史家ギボンも『自叙伝』の原稿を9度改めたという。

ヒュームは『英国史』の執筆中、1日13時間も机に向かっていた。またモンテスキューは、自らの著作について友人にこう語った。

「君はその本を2、3時間もあれば読破するかもしれない。だが、それを書き進める時の私の苦労ときたら、髪の毛が白く変わるほど大変なものだったのだ」

心に浮かんだ考えや見聞きした事実は、必ず書き留めておく習慣をつけるべきだ。そのほうが強く印象に残り、重要なことを忘れずにすむ。

ベーコンは数多くの下書きの原稿を残して死んだが、それには「執筆用に書き留めた断想」というタイトルがつけられている。

パイ・スミスは、若いころ父親のもとで製本職人の見習いをしていたが、当時から自分が読んだ本を抜粋して写し、自らの批評も書き留めるという習慣を養った。彼は、生涯を通じて資料収集に熱心に取り組んだが、「常に学び、常に進歩し、常に知識を蓄積している」と伝記作者にいわしめるほどの努力家であった。

こうして書き留めたメモ帳が、書物を著す際に古今のエピソードの無尽蔵の宝庫となったのはいうまでもない。

名医ジョン・ハンターも、記憶力の弱さをメモで補っていたし、折にふれてメモの効用を説いていた。彼はこう語っている。

「考えたことや見聞きしたことを書き留めるのは、商人が棚卸しをするのと同じだ。それをしないと、自分の店に何が置かれていて、何が足りないのかさっぱりわからないじゃないか」
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