20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『選択的夫婦別姓は戸籍廃止を策した反日勢力の亡国法案です』【「水間条項」国益最前線ブログ】
■超拡散記事『上限の無い特定技能外国人(移民)に認めるバス運転手・鉄道運転手に貴方の命を預けられますか!』
■国内外に拡散宜しく『安倍晋三ファン必見10連発動画』 55.1K
■安倍晋三総理 移民受入れ4連発動画 419.7K
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人間には耐えられない侮辱が二つある。ユーモアのセンスがないという断言と苦労しらずだという断言と。
『人間学』
( 伊藤肇、PHP研究所 (1986/05)、p67 )
第3章 応待辞令の人間学
◆和泉式部と少琴
「人間には耐えられない侮辱が二つある。ユーモアのセンスがないという断言と苦労しらずだという断言と」
シンクレア・ルイスの名言だが、まず「応待辞令」のしゃれた小噺から入っていこう。
ある男がすてきな扇をもっていた。
藤原道長がこれをみて、「誰の扇かね」ときくと、「和泉式部のさ」と得意気に答えた。
平安時代は、恋のあかしに扇を交換したものである。
いささか、ジェラシーを感じた道長は「ちょっとみせてくれ」といって扇をとると、それに一筆したためた。
「うかれ女の扇」
和泉式部は一生、恋愛に終始した情熱家だから、この文句は相当、カンにさわったに相違ない。ところが、和泉式部は、さあらぬ態(てい)で道長の筆の下にさらさらと書き加えた。
越えもせん 越さずもあらん 逢坂(おおさか)の
関守ならぬ 人なとがめて
私にとっては、一線を越える深い間柄の人もあるし、それを越えない無関心な人もあるのよ。関守でもない外野席のあなたから、つべこべいわれる筋合はありません。
かなり気の強い才女だったんだろうが、道長はお面を一本とられた形である。
もう少し、品のいいのでは、廣瀬淡窓〈江戸後期の儒者〉が安井息軒〈江戸中期の儒者。昌平黌教授〉の娘、少琴(しょうきん)にプロポーズした時、少琴がしたためた返事の詩である。
扶桑(ふそう)第一ノ梅
今宵 君ガタメニ開カントス
花ノ真意ヲ識ラント欲スレバ
三更 月ヲ踏ンデ来タレ
日本で一番美しい梅の花、つまり私の心が、今宵、あなたのために、この蕾を開こうとしています。私がいかなる思いを胸に秘めているか、あなたが知りたいと思(おぼ)し召(め)すなら、真夜中に月影を踏んで、ほとほととわが庵を訪(おと)ない給え。
こんな美しい恋なら、筆者といえども老骨に鞭打って、もう一度やってみたい。
それはともかく、和泉式部と少琴との人間の違いがうきぼりにされていて面白い。
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そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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人間には耐えられない侮辱が二つある。ユーモアのセンスがないという断言と苦労しらずだという断言と。
『人間学』
( 伊藤肇、PHP研究所 (1986/05)、p67 )
第3章 応待辞令の人間学
◆和泉式部と少琴
「人間には耐えられない侮辱が二つある。ユーモアのセンスがないという断言と苦労しらずだという断言と」
シンクレア・ルイスの名言だが、まず「応待辞令」のしゃれた小噺から入っていこう。
ある男がすてきな扇をもっていた。
藤原道長がこれをみて、「誰の扇かね」ときくと、「和泉式部のさ」と得意気に答えた。
平安時代は、恋のあかしに扇を交換したものである。
いささか、ジェラシーを感じた道長は「ちょっとみせてくれ」といって扇をとると、それに一筆したためた。
「うかれ女の扇」
和泉式部は一生、恋愛に終始した情熱家だから、この文句は相当、カンにさわったに相違ない。ところが、和泉式部は、さあらぬ態(てい)で道長の筆の下にさらさらと書き加えた。
越えもせん 越さずもあらん 逢坂(おおさか)の
関守ならぬ 人なとがめて
私にとっては、一線を越える深い間柄の人もあるし、それを越えない無関心な人もあるのよ。関守でもない外野席のあなたから、つべこべいわれる筋合はありません。
かなり気の強い才女だったんだろうが、道長はお面を一本とられた形である。
もう少し、品のいいのでは、廣瀬淡窓〈江戸後期の儒者〉が安井息軒〈江戸中期の儒者。昌平黌教授〉の娘、少琴(しょうきん)にプロポーズした時、少琴がしたためた返事の詩である。
扶桑(ふそう)第一ノ梅
今宵 君ガタメニ開カントス
花ノ真意ヲ識ラント欲スレバ
三更 月ヲ踏ンデ来タレ
日本で一番美しい梅の花、つまり私の心が、今宵、あなたのために、この蕾を開こうとしています。私がいかなる思いを胸に秘めているか、あなたが知りたいと思(おぼ)し召(め)すなら、真夜中に月影を踏んで、ほとほととわが庵を訪(おと)ない給え。
こんな美しい恋なら、筆者といえども老骨に鞭打って、もう一度やってみたい。
それはともかく、和泉式部と少琴との人間の違いがうきぼりにされていて面白い。