電脳筆写『 心超臨界 』

人生最大の目的は人の役に立つこと
それがだめでも少なくとも人を傷つけてはならない
( ダライ・ラマ )

ほんとうの心の力 《 情味は心で味わう――中村天風 》

2024-06-25 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  [ 中村天風 絶対積極の成功哲学 ]

   今日一日
   怒らず 恐れず 悲しまず
   正直 親切 愉快
   力と 勇気と 信念とをもって
   自己の人生に対する責務を果たし
   恒に平和と愛とを失なわざる
   立派な人間として生きることを
   厳かに誓います。


金殿玉楼(きんでんぎょくろう)の中にあって暖衣飽食(だんいほうしょく)、なおかつ何らの感謝も感激もなく、ただあるものは不平と不満だけという憐れな人生に比較して、本当に、人生のいっさいを感謝に振り替え、感激に置き換えて生きられるならば、はっきりとしてそこにあるものは、高貴な価値の高い尊い人生ではないでしょうか。


◆情味は心で味わう

『ほんとうの心の力』
( 中村天風、PHP文庫、p150 )

多くの人の特にいけないことは、生活の中の情味ということを、物質方面にのみ求めることである。生活の中の情味を味わうというのは、心の問題なので、物質の問題ではないのである。いかに豊かな収入を持ち、満ち足りた物質を獲(え)ても、心が、その生活の中の情味を味わい得なければ、あるも無きに等しい。世俗にいうところの、金持ち貧乏とか、位倒(くらいだお)れとかいう言葉は、こういう事実の形容詞なのである。これは、深く考えなくても良識のある人ならすぐ理解できるはずである。

たとえば、客観的に、どんなに恵まれているようにみえている人でも、その人が、その境遇に飽きたらず、満足感を感じていないならばどうであろう? これに引きかえて、仮に客観的に恵まれていない、不幸な人に見える人といえども、一日の仕事を了(お)えて、たとえ乏しい食事でその空腹を満たすときでも、それが自分の尊い労役の花であり、心身を動かした努力の稔(みの)りであると、無限の感謝で考えたらどうであろう?

金殿玉楼(きんでんぎょくろう)の中にあって暖衣飽食(だんいほうしょく)、なおかつ何らの感謝も感激もなく、ただあるものは不平と不満だけという憐れな人生に比較して、本当に、人生のいっさいを感謝に振り替え、感激に置き換えて生きられるならば、はっきりとしてそこにあるものは、高貴な価値の高い尊い人生ではないでしょうか。
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