電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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最近の研究では、立命館大学の北村稔教授が著した『南京事件の探求』によって、南京事件を最初に報じたマンチェスター・ガーディアン紙中国特派員のティンバリーなどが、蒋介石(しょうかいせき)政権から金をもらって宣伝役を務めた人物であることが暴露されている。亜細亜大学の東中野修道教授は『南京「虐殺」研究の最前線』『「南京虐殺」の徹底検証』などによってさらに緻密(ちみつ)に研究を進め、ティンバリーなどが無著名や匿名で書くときは盛んに南京虐殺を言い立て、本名で書くときはまったく南京事件に触れていないことまで明らかにしている。
◆事実を知って 事実を主張する
連載 第94回「歴史の教訓」渡部昇一
『致知』2003年1月号【特集・言葉が運命を拓く】
産経新聞の古森記者の報告によると、最近アメリカではチャイナ系アメリカ人や在来チャイナ人が明らかに北京政府の意思を受けて、盛んに反日活動を展開しているという。しきりにシンポジウムが開かれ、江沢民の日本についての発言をそのまま口移しにしたような主張が繰り返されて、討論にも何にもならない状態らしい。
この反日活動の大きな材料になっているのは、いわゆる南京大虐殺問題である。日本軍によって南京で大虐殺が行われたと声高に言い立て、日本の悪逆無道ぶりをアメリカ国民に印象づけようとしているのだ。
南京事件については、本欄でも幾度も述べたが、どうしようもない虚妄であることは、もはや寸分の疑いもなく明らかになっている。
最近の研究では、立命館大学の北村稔教授が著した『南京事件の探求』によって、南京事件を最初に報じたマンチェスター・ガーディアン紙中国特派員のティンバリーなどが、蒋介石(しょうかいせき)政権から金をもらって宣伝役を務めた人物であることが暴露されている。
亜細亜大学の東中野修道教授は『南京「虐殺」研究の最前線』『「南京虐殺」の徹底検証』などによってさらに緻密(ちみつ)に研究を進め、ティンバリーなどが無著名や匿名で書くときは盛んに南京虐殺を言い立て、本名で書くときはまったく南京事件に触れていないことまで明らかにしている。
いまどき、南京事件があったことなどいうのは、不勉強の極みというところまできているのである。
しかし、アメリカにおけるチャイナ系アメリカ人の反日活動を、われわれは決して等閑視すべきではない。われわれもまた彼らの振りまく虚妄を潰(つぶ)さなければならない。
基本的なことをなおざりにしておくと、必ず禍根となるからである。しかもわれわれは、中国のように嘘(うそ)を言う必要はない。事実を伝えていけばいいのである。
例えばチャイナは、南京で日本軍が捕虜を殺したと非難する。では、捕虜とは何か。これは国際的に厳しい規定がある。軍服をきていること、武器を見えるように保持していること、統率された集団が指揮官の意思表示によって整然と投降することなどである。これらの用件を満たして捕虜と認められる。そして、捕虜を殺せば、非難されるのは当然である。
調べてみると、南京ではつかまえたシナ兵を日本軍が殺している例がある。だが、それは便衣隊なのである。シナ軍には便衣隊というのがあった。一般民衆の服装をして武器を隠し持ち、一般民衆に紛れて攻撃を仕掛けてくる部隊である。
つまり最初から国際的な決まりなど無視した、とても正規軍とは言えない部隊をシナ軍は抱えていたのだ。
この便衣隊を日本軍が見つけ出し、つかまえて殺した。放置しておけば自分がやられるのだから、当然である。そして便衣隊は国際的な規定のどれにも該当しないのだから、捕虜ではあり得ない。これを殺すのは正当な処罰行為であった、虐殺の何のと非難されるいわれはまったくない。
日本軍がつかまえた正規軍のシナ兵を殺したという事実も確かにある。南京のシナ軍は指揮官が逃げ出し、統率を失ってしまった。日本軍はそんなシナ兵を何百人かつかまえ、一か所に収容した。だが、指揮官不在のために統制がとれないシナ兵はパニックに陥り、反乱を起こした。そのときの南京は戦闘状態にある戦場である。時間をかけて反乱を鎮めるようなゆとりはない。そこで日本軍は彼らを殺した。
国際的な規定に照らせは明らかだが、彼らもまた捕虜ではない。だから、捕虜を虐殺したという非難はまったく当たらない。何が悪かったかと言えば、兵を捨てて逃亡した指揮官が悪いのであり、つかまったのに従順にせず反乱を起こしたシナ兵が悪いのである。
このような事実をしっかりと知り、チャイナ系アメリカ人に事実をもって反論していかなければならない。もし彼らが言うように、正統な戦闘行為を謝罪し、償わなければならないとしたら、戦争をした世界中の国が謝罪し、償わなければならないことになるだろう。
例えば、戦後の日本を統治した日本占領連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの父親アーサー・マッカーサーは、スペインから独立しようとするフィリピンに、1898年、司令官として派遣された。だが、フィリピン革命軍の指導者アギナルドはアメリカが独立の約束に反したとしてアメリカ軍と戦う。アーサーはこれを激しく攻撃した。アギナルド軍はジャングルに逃げ込んでゲリラ戦を展開する。するとアーサーは、彼らはもはや正規軍ではないからつかまえても捕虜ではない、だから、殺していいと命令し、徹底的に撲滅した。
アーサー・マッカーサーは捕虜虐殺者として非難攻撃されたろうか。それどころか、その行為は正当とされ、混乱を鎮め、安定をもたらした功労者として賞賛されている。
このように捕虜の規定は厳格なものなのである。南京事件などを材料にした北京政府の事実を歪めた非難攻撃には、事実という基本に立って蹴飛(けと)ばしていかなければならない。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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最近の研究では、立命館大学の北村稔教授が著した『南京事件の探求』によって、南京事件を最初に報じたマンチェスター・ガーディアン紙中国特派員のティンバリーなどが、蒋介石(しょうかいせき)政権から金をもらって宣伝役を務めた人物であることが暴露されている。亜細亜大学の東中野修道教授は『南京「虐殺」研究の最前線』『「南京虐殺」の徹底検証』などによってさらに緻密(ちみつ)に研究を進め、ティンバリーなどが無著名や匿名で書くときは盛んに南京虐殺を言い立て、本名で書くときはまったく南京事件に触れていないことまで明らかにしている。
◆事実を知って 事実を主張する
連載 第94回「歴史の教訓」渡部昇一
『致知』2003年1月号【特集・言葉が運命を拓く】
産経新聞の古森記者の報告によると、最近アメリカではチャイナ系アメリカ人や在来チャイナ人が明らかに北京政府の意思を受けて、盛んに反日活動を展開しているという。しきりにシンポジウムが開かれ、江沢民の日本についての発言をそのまま口移しにしたような主張が繰り返されて、討論にも何にもならない状態らしい。
この反日活動の大きな材料になっているのは、いわゆる南京大虐殺問題である。日本軍によって南京で大虐殺が行われたと声高に言い立て、日本の悪逆無道ぶりをアメリカ国民に印象づけようとしているのだ。
南京事件については、本欄でも幾度も述べたが、どうしようもない虚妄であることは、もはや寸分の疑いもなく明らかになっている。
最近の研究では、立命館大学の北村稔教授が著した『南京事件の探求』によって、南京事件を最初に報じたマンチェスター・ガーディアン紙中国特派員のティンバリーなどが、蒋介石(しょうかいせき)政権から金をもらって宣伝役を務めた人物であることが暴露されている。
亜細亜大学の東中野修道教授は『南京「虐殺」研究の最前線』『「南京虐殺」の徹底検証』などによってさらに緻密(ちみつ)に研究を進め、ティンバリーなどが無著名や匿名で書くときは盛んに南京虐殺を言い立て、本名で書くときはまったく南京事件に触れていないことまで明らかにしている。
いまどき、南京事件があったことなどいうのは、不勉強の極みというところまできているのである。
しかし、アメリカにおけるチャイナ系アメリカ人の反日活動を、われわれは決して等閑視すべきではない。われわれもまた彼らの振りまく虚妄を潰(つぶ)さなければならない。
基本的なことをなおざりにしておくと、必ず禍根となるからである。しかもわれわれは、中国のように嘘(うそ)を言う必要はない。事実を伝えていけばいいのである。
例えばチャイナは、南京で日本軍が捕虜を殺したと非難する。では、捕虜とは何か。これは国際的に厳しい規定がある。軍服をきていること、武器を見えるように保持していること、統率された集団が指揮官の意思表示によって整然と投降することなどである。これらの用件を満たして捕虜と認められる。そして、捕虜を殺せば、非難されるのは当然である。
調べてみると、南京ではつかまえたシナ兵を日本軍が殺している例がある。だが、それは便衣隊なのである。シナ軍には便衣隊というのがあった。一般民衆の服装をして武器を隠し持ち、一般民衆に紛れて攻撃を仕掛けてくる部隊である。
つまり最初から国際的な決まりなど無視した、とても正規軍とは言えない部隊をシナ軍は抱えていたのだ。
この便衣隊を日本軍が見つけ出し、つかまえて殺した。放置しておけば自分がやられるのだから、当然である。そして便衣隊は国際的な規定のどれにも該当しないのだから、捕虜ではあり得ない。これを殺すのは正当な処罰行為であった、虐殺の何のと非難されるいわれはまったくない。
日本軍がつかまえた正規軍のシナ兵を殺したという事実も確かにある。南京のシナ軍は指揮官が逃げ出し、統率を失ってしまった。日本軍はそんなシナ兵を何百人かつかまえ、一か所に収容した。だが、指揮官不在のために統制がとれないシナ兵はパニックに陥り、反乱を起こした。そのときの南京は戦闘状態にある戦場である。時間をかけて反乱を鎮めるようなゆとりはない。そこで日本軍は彼らを殺した。
国際的な規定に照らせは明らかだが、彼らもまた捕虜ではない。だから、捕虜を虐殺したという非難はまったく当たらない。何が悪かったかと言えば、兵を捨てて逃亡した指揮官が悪いのであり、つかまったのに従順にせず反乱を起こしたシナ兵が悪いのである。
このような事実をしっかりと知り、チャイナ系アメリカ人に事実をもって反論していかなければならない。もし彼らが言うように、正統な戦闘行為を謝罪し、償わなければならないとしたら、戦争をした世界中の国が謝罪し、償わなければならないことになるだろう。
例えば、戦後の日本を統治した日本占領連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの父親アーサー・マッカーサーは、スペインから独立しようとするフィリピンに、1898年、司令官として派遣された。だが、フィリピン革命軍の指導者アギナルドはアメリカが独立の約束に反したとしてアメリカ軍と戦う。アーサーはこれを激しく攻撃した。アギナルド軍はジャングルに逃げ込んでゲリラ戦を展開する。するとアーサーは、彼らはもはや正規軍ではないからつかまえても捕虜ではない、だから、殺していいと命令し、徹底的に撲滅した。
アーサー・マッカーサーは捕虜虐殺者として非難攻撃されたろうか。それどころか、その行為は正当とされ、混乱を鎮め、安定をもたらした功労者として賞賛されている。
このように捕虜の規定は厳格なものなのである。南京事件などを材料にした北京政府の事実を歪めた非難攻撃には、事実という基本に立って蹴飛(けと)ばしていかなければならない。
「事実を知って事実を主張する」、すばらしい態度だと思います。
そのうえで、疑問に思った点がいくつかあるのですが、引用されている渡部昇一氏は、果たして「事実」を語っているのでしょうか?
例えば、
>では、捕虜とは何か。これは国際的に厳しい規定がある。
ここでいう国際的規定とは、いわゆる「ハーグ陸戦条規」のことだというのが南京事件研究の常識ですが、しかし
>軍服をきていること、武器を見えるように保持していること、
ハーグ陸戦条規にはそのような条項はありません。いったい何を根拠にそのような「規定」があると渡部氏は主張しているのでしょうか。
強いていえば、第1条において「民兵・義勇兵が交戦者資格を得る条件」として、上記の内容に多少近い事項が書かれています。しかしそれは「民兵・義勇兵」に対する条件として書かれているのであって、第1条を参照する限り正規軍の兵士は無条件で交戦者資格を得るはずです。
>統率された集団が指揮官の意思表示によって整然と投降することなどである。これらの用件を満たして捕虜と認められる。
上と同じく、ハーグ陸戦条規にはそのような規定はありません。これも第1条の「民兵・義勇兵」に関する条件に類似の事項が書かれているのみです。
このことから鑑みるに、渡部氏は事実の「国際的規定」ではなく、架空の「国際的規定」を元に上のような主張をしているように思えるのですが…
>シナ兵はパニックに陥り、反乱を起こした。
中国兵が反乱を起こしたという史料は発見されていません。渡部氏は事実ではなく、渡部氏の脳内事実を語っているように思えるのですが…
>このように捕虜の規定は厳格なものなのである。
こう述べている渡部氏自身が、ハーグ陸戦条規の条文を全くいい加減に扱っているのは理解に苦しみます。本当に渡部氏は「ハーグ陸戦条規」の内容を自分で確認したのか、大いに疑問です。
別のところでは、
>ティンバリーなどが、蒋介石(しょうかいせき)政権から金をもらって宣伝役を務めた人物であることが暴露されている。
ティンパリーが中華民国の宣伝処に勤めるようになった時期は不詳で、南京事件を報じた時点で宣伝処に居たのかは明らかになっていません。
>ティンバリーなどが無著名や匿名で書くときは盛んに南京虐殺を言い立て、本名で書くときはまったく南京事件に触れていないことまで明らかにしている。
ティンパリーについては上記のような事柄は確認されていません。南京大学教授のベイツについては上のような事実がありますが、ベイツ自身が日本軍勢力下の南京に留まり、かつベイツの家族が日本に在住していました。そのような状況下で、本名で南京事件について言及することができたか否かは、渡部氏の頭でも推測できるようなことだと思いますが…
「事実」に基づけと主張する渡部氏自身が、あまり事実を鑑みずに発言しているのは、奇異に思います。
とりあえず保守派の学者・秦郁彦氏の中公新書「南京事件」でもお読みになってはいかがでしょうか。
具体的なご指摘に感謝致します。
何が真実なのか? ご指摘の点を頼りにして、
自分なりにつかんでみたいと思います。
ありがとうございました。