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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

悪魔の思想 《 坂本義和――なぜ、日本の経済発展を憎むのか/谷沢永一 》

2025-05-02 | 04-歴史・文化・社会
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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わが国もうかうかとしてはおれません。お互いに紳士的な競争によって、共存共栄の実があがっている。それが誰の目にもあきらかな現実です。しかし、坂本義和の目にはそういう喜ばしい光景が見えないらしい。彼は目を開いて見るのではなく目を閉じて瞑想し、日本の海外貿易を「侵略」だと罵ります。つまり、彼の頭には半世紀まえにすでに終わった帝国主義時代の映像(イメージ)しかないのですね。坂本義和の思考においては、時計の針が50年前で停止(ストップ)しているのです。


『悪魔の思想』 「進歩的文化人」という名の国賊12人
( 谷沢永一、クレスト社 (1996/02)、p256 )
現代の魔女狩り裁判人・坂本義和(さかもとよしかず)への告発状
第11章 日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家

  坂本義和(さかもとよしかず)
  昭和2年生まれ。東大卒。東大助教授、同教授、明治学院大教授を
  歴任。現在東大名誉教授。ソ連に徹底して諂(へつら)う“曲学阿ソ”
  の徒。

  昭和2年生まれの坂本義和は、まだ若いので文化勲章には達してい
  ませんが、吉野作造賞、毎日出版文化賞、石橋湛山賞などを受け「
  進歩的文化人」としては最も成功したうちのひとりです。彼は日本
  の国力が増進するのを憎むこと甚だしく、わが国がアジア諸国に経
  済的繁栄をもたらしているのが癇(かん)に障(さわ)るものですから、
  それを経済的侵略であると罵りました。また、日本が途上国から先
  方の満足する値段で資源を購入している商行為を「支配」と称して
  攻撃するのです。


11-6 なぜ、日本の経済発展を憎むのか

ただし、世界史のやむをえぬ流れの途中においては、帝国主義時代という、力ずくで捩(ね)じ伏せて買わせる横暴な押し売りも横行しました。しかし幸いにも帝国主義時代はあきらかに終わりをつげたのです。昭和19年のブレトン・ウッズ協定から昭和22年のガット、すなわち関税と貿易に関する一般協定にいたる過程で、関税の差別待遇をなくする「自由貿易の原則」が確立されました。戦後の世界に、もはや強圧的な押売りはありえないのです。

日本の商品がアジアの全域にゆきわたったのは、アジアの各国民がそれを心から歓迎して、進んで自発的に財布の紐をゆるめたからであること言うまでもありません。

第一に、アジア諸国の生活水準が向上しました。第二に、アジア諸国民に、自分の国でもこういう秀れた商品を造ってやろうという生産意欲をおおいに刺戟しました。第三に、それゆえアジア諸国の生産業が非常な勢いで発展しました。第四に、勢いのおもむくところ、アジア諸国の近代工業は、今にもわが国を追いぬくかもしれないと観察する人もあるほど隆盛の一途をたどっています。

アジアの活力が勃然として目覚めました。まことに結構なことではありませんか。坂本義和が「経済的進出」と呼ぶ日本の努力によって、アジアの近代化は、いまようやく軌道に乗ったのです。わが国もうかうかとしてはおれません。お互いに紳士的な競争によって、共存共栄の実があがっている。それが誰の目にもあきらかな現実です。

しかし、坂本義和の目にはそういう喜ばしい光景が見えないらしい。彼は目を開いて見るのではなく目を閉じて瞑想し、日本の海外貿易を「侵略」だと罵ります。つまり、彼の頭には半世紀まえにすでに終わった帝国主義時代の映像(イメージ)しかないのですね。坂本義和の思考においては、時計の針が50年前で停止(ストップ)しているのです。

なぜ、そんな馬鹿げたことになったのでしょうか。その理由は、彼が経済的発展そのものを憎んでいるからでしょう。いや、そう言っただけでは正確ではありません。彼は日本の経済的発展こそ憎んでいるのです。それは、なぜか。

国民の生活水準が高まれば高まるほど、人びとは現在の自由経済機構を肯定的に評価するようになります。そうなったら日本を共産主義化しようという意向が弱まるではありませんか。その傾向を見てとって、坂本義和は地団駄踏んでいるのです。

すべての共産主義待望論者とまったく同じく、坂本義和もまた、日本国民が貧困にあえぐ日がくることを心から願っているのでありましょう。

購買を「支配」と呼ぶ妄想 へつづく
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