電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

自分のための人生 《 “ぐずぐず病”返上作戦——ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-20 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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自分の生きている世界が変わってほしいと思うなら、不平ばかり言っていないで何かを実行に移すことだ。先延ばしにしていることから生ずるどうにもならない不安や心配で現在という時を浪費してしまうよりは、この誤った生き方に挑戦して、現在という時を有意義に生きるのだ。願ったり、期待したり、批判したりする人間であることをやめて、行動する人間になることである。


◆“ぐずぐず病”返上作戦

『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p241 )

  何であれ、事を先に延ばすのは簡単なことだ。
  一滴の汗も流さずにできる。

8章 “けじめ”の行動学
7 “ぐずぐず病”返上作戦

◇そのつど、やるべきことを5分間でかたづけてしまおうと決心する。すこしずつ時間をかけてそのうちに完成させようなどと考えず、やりたいことは今すぐ5分間でやってしまおうと努力するのである。

◇椅子に腰をおろして、これまで先延ばしにしてきたことに取りかかる。手紙を書いたり、本を読み始めるのである。ひとたび取りかかってしまえば、たぶん、それが楽しい作業であることがわかり、先に延ばす必要などなかったことに気がつくだろう。取りかかってしまえば、やろうとしていることに対する不安はなくなってしまうものだ。

◇「現在先延ばしにしていることを今すぐ実行に移したら、起こり得る最悪の事態とはどういうことだろうか」と自問してみる。答えはたいしたことのない場合が多く、たいていはすぐに行動に移せるものだ。抱いている恐れの実体をつかんでしまえば、もうそのことにこだわらずにすむ

◇ある一定の時間帯(たとえば水曜日の10時から15分間というように)を決めておいて、その時間はもっぱら、先に延ばしている仕事だけをやるようにする。15分間、集中的に努力するだけで、往々にして先延ばしを克服できることがわかるだろう。

◇しなければならないことをあれこれ気にかけながら毎日を生きるような、自分はそんな小者ではないと考える。そして、今度先に延ばす不安で不愉快になったら、自分のことを大切にする人間は、そんなことで自分を傷つけたりはしないのだということを思い出してもらいたい。

◇現在の自分を注意深く見つめる。今自分が何を避けようとしているのかをはっきり見定め、効率のよい人生を送れるかどうかという不安な気持ちを抑えるようにするのだ。先に延ばすということは、未来に対する不安を現在のものとすりかえてしまうことである。未来に対する不安は未来が現在となれば、当然消えてしまうのである。

◇今すぐタバコをやめる。この瞬間からダイエットを実行するのだ。明日からと言わず今から禁酒をする。普段から運動をする手始めとして、まずこの本を下に置いて、腕たてふせを1回やる。今すぐに行動を開始することが、問題に取り組む最良の方法なのである。何はともあれ、ただちに取りかかることだ。躊躇しているのはあなた自身にほかならない。自分の本当の力を信じないから、神経質になってしまって行動に踏み切れないのだ。しごく簡単なことなのだ、取りかかりさえすればいいのだから。

◇自分が今まで置かれてきた状況が退屈なものであっても、その中で頭を創造的に働かせるようにする。人との会合では、タイミングよく質問をしてその場のしらけた雰囲気を変えるようにしたり、あるいは詩を書いたり、記憶力を鍛えるために25個の数を逆から覚えたりして頭を活発に働かせるようにするのである。二度と退屈したりしないと決意するのだ。

◇真剣な目で自分の人生を見つめてみる。あと6カ月しか生きられないことがわかっていたら、やりたいであろうと思うことを今やっているだろうか。もしやっていないなら、やり始めたほうがいい。そうしないと結局は何もできないことになってしまうからだ。

永遠という時間から見れば30年も6カ月も違いはない。あなたの全人生も一つの点にしかすぎない。先に延ばしたところで何の意味もない。

◇勇気を出して、これまで避けてきたことを実行に移す。一つ勇気ある行動を起こせば、不安はすべて解消する。うまくやらなければならないと自分に言い聞かせるのをやめるのだ。実行すること自体がはるかに重要なことなのだと肝に銘ずるのである。

◇ベッドに入る瞬間まで自分は疲れていないのだと固く思い込む。やるべきことを先へ延ばしたり逃避したりすることの口実として疲労や病気を利用してはならない。疲労や病気を仕事から逃避するための口実として利用しない決意を固めてしまうと、不思議と肉体上は何の問題もなくなってしまうものである。

◇「こういうふうにならないものか」とか「こうなってもらいたい」とか「たぶんこうなるだろう」というような言い方を一切しないようにする。こんなものの言い方を口にしていると、ついついものごとを先に延ばしたくなってしまうものだ。口から出そうになったら、別の言い方に置きかえるといい。たとえば「うまくいかないものか」は「うまくいくようにしよう」に、「うまくいってもらいたい」は「やれば必ず満足のいく成果があがる。実行に移そう」に、「たぶんうまくいくだろう」は「うまくやってみせよう」に変えるのである。

自分の生きている世界が変わってほしいと思うなら、不平ばかり言っていないで何かを実行に移すことだ。先延ばしにしていることから生ずるどうにもならない不安や心配で現在という時を浪費してしまうよりは、この誤った生き方に挑戦して、現在という時を有意義に生きるのだ。願ったり、期待したり、批判したりする人間であることをやめて、行動する人間になることである。
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