電脳筆写『 心超臨界 』

一般に外交では紛争は解決しない
戦争が終るのは平和のプロセスとしてではなく
一方が降伏するからである
D・パイプス

般若心経 《 般若の智慧が輝く――松原泰道 》

2024-08-17 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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おもしろいことに、『法華経』の序品には「最初に正法(しょうぼう)を説いた仏の名が日月灯明如来(仏)、次の仏もまた日月灯明と名づく、次にまた仏あり、また日月灯明と名づく、かくの如く2万の仏は、みな同じく日月灯明と号(なづ)く」とあります。つまり2万の仏さまがみな「日月灯明」という同名なのです。ということは、般若の智慧の光は、日月の光のように、過去・現在・未来の三世を通じて永遠に変わりなく輝いているというのです。


『わたしの般若心経』
( 松原泰道、祥伝社 (1991/07)、p284 )
9章 菩提心(ぼだいしん)の目覚め――呪・真言(マントラ)に込められた仏の願い
(1) 釈尊も修行の真っ最中
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
さんぜしょぶつ えはんにゃはらみったこ とくあのくたらさんみゃくさんぼだい

◆般若の智慧が輝く

大乗仏教の思想では、過去において最初にこの世界に現われて、正しい法(おしえ)を説いた仏は、『法華経』序品(じょほん)によると「日月灯明如来(にちがつとうみょうにょらい)」という仏です。

仏教の経典に見る仏や菩薩は、釈尊以外はすべて非実在の人格ですが、たんなるフィクションでも偶然でもありません。仏・菩薩の名は、すべて釈尊のさとりの内容や修行の内容を表わすのです。日月は天にある光明、灯明は地における光明の機能(はたらき)を表わします。さらに、釈尊がさとった般若の智慧を、宇宙と人生とを照らす灯明の光になぞらえて日月灯明如来(灯明仏)と呼ぶのです。般若の智慧とは先に学んだように、「物ごとの存在の原理である空(くう)を知る智慧」です。したがって、最初の仏は“般若の智慧”である、ということになります。

そしてこの般若の智慧は、平等に誰もが自身に具(そな)えているのですが、その事実に気づかず、忘れているのが現実の私たちです。この事実に気づき、思い出すのが「さとり」に外(ほか)なりません。道元が「仏道をならうとは、自己をならうなり」(『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』)というところです。

おもしろいことに、『法華経』の序品には「最初に正法(しょうぼう)を説いた仏の名が日月灯明如来(仏)、次の仏もまた日月灯明と名づく、次にまた仏あり、また日月灯明と名づく、かくの如く2万の仏は、みな同じく日月灯明と号(なづ)く」とあります。

つまり2万の仏さまがみな「日月灯明」という同名なのです。ということは、般若の智慧の光は、日月の光のように、過去・現在・未来の三世を通じて永遠に変わりなく輝いているというのです。言い換えると、いま・ここにも般若の智慧の光が輝いている、ということになります。
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