経済が安定すると、仕事は苦役ではなく道楽になる。仕事をすることが純粋な喜びになり、その仕事がさらに収入をもたらしてくれる。その結果、生活はさらに安定し、ますます仕事が愉しくなっていく――まさしく仕事と経済の良循環が起こるというわけである。 . . . 本文を読む
半導体産業にはチップの集積度が18―24カ月ごとに倍増する「ムーアの法則」がある。1チップに1個のコアを持つ現行技術で同法則を維持しようとすると、放熱やコストの問題が生じると指摘されていた。バレットCEOは「(複数コア技術で)ムーアの法則はこの先10年以上は維持できる」と強調した。 . . . 本文を読む
トラック運輸業界の不正を内部告発したため約30年間、閑職に追いやられているとして大手運輸会社「トナミ運輸」(富山県高岡市)の会社員、串岡弘昭さん(58)=同市=が同社に謝罪と約5400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、富山地裁は2005年2月、「処遇は報復であり、人事権の裁量を逸脱する」と串岡さんの主張を大筋で認め、同社に約1360万円の支払いを命じました。請求した謝罪文は認められなかったため、串岡さんは控訴します。 . . . 本文を読む
「日本は借金で危険だ! これ以上の国債発行は危険だ」とよく言われます。「日本は1000兆円も借金をしている。これではやっていけない、だから税金を上げるべきだ」とも言われます。でも、国債の90%近くは日本人が持っていますから、本来は何の問題もありません。日本の国債は世界で最も安全です。だから今でも売れているのです。外国の投資家が日本の国債を買いたがっているのですが、日本はそうは簡単に売りません。 . . . 本文を読む
日経新聞「やさしい経済学」が日本の企業家を特集しています。今回の企業家は、夢と情熱によって人をうごかした本田宗一郎。解説は、一橋大学教授・野中郁次郎さん。野中教授は知識経営論の観点から、本田宗一郎は、今の時代に求められる賢慮型経営者の先駆的人物であった、と結論づけています。以下にダイジェストを記します。 . . . 本文を読む
朝の7時から夜11時まで開いている店なんてだれも思いつかなかった時代。「コンビニ」という言葉を知る人もない。セブン-イレブンの日本での展開を前に、分厚いマニュアルを手に、10人の仲間を連れて、提携先の米サウスランド(現セブン-イレブン・インク)に、研修を受けに出かけた。73(昭和48)年12月だった。 . . . 本文を読む
1947年、彼(チャールズ・ウィルソン)は米産業史上では初めての大規模な従業員意識調査を実施。「私の仕事と私がそれを気に入っている理由」と題した作文コンテストで、従業員が会社や上司、仕事に何を求めているかなどについて聞くのを目的にした。私も審査員に加えられた。大成功だった。従業員の3分の2以上、人数にして30万人の応募があった。まさに情報の宝庫。従業員が会社や製品との一体感を求め、責任を持ちたがっていることは明らかだった。「従業員が欲しているのはカネだけ」という通説は的外れだったのだ。 . . . 本文を読む
ある中小企業の社長さんが新幹線の中で、松下幸之助さんに出会ったそうです。前々から松下さんのファンだった社長さんは、話しかけてみようと思いました。しかし、きっかけが見つかりません。 . . . 本文を読む
10月18日朝、JR恵那駅から約30分の岐阜県中津川市蛭川地区の人工林。「目の高さを基準に枝を切ってください」。同県職員の呼びかけで約20人の日本たばこ産業(JT)の社員と家族がノコギリを手に薄暗い林の中に入り、ヒノキの枝打ちを始めた。それから30分。枝が少なくなり林の中に日が差し込んで明るくなるとみんなの表情も一気に緩んだ。 . . . 本文を読む
日経新聞「やさしい経済学」が日本の企業家を特集しています。今回の企業家は、大原美術館で知られる大原孫三郎。解説は、国際日本文化センター教授・猪木武徳さん。以下にダイジェストを記します。 . . . 本文を読む
日経新聞「やさしい経済学」が日本の企業家を特集しています。今回の企業家は、「メイド・イン・ジャパン」を「高品質」というイメージに変えた男・盛田昭夫。解説は、作家の江波戸哲夫さん。以下にダイジェストを記します。 . . . 本文を読む
「もし幸運の女神が君を訪れたとしたら何を望むのか、紙に書き出してみなさい。制限時間は、5分。紙に書いたことはすべて叶(かな)えてくれる。でも、明確かつ詳細に指示しないと、そのリクエストは保留になってしまう。さあ、書きなさい!」 . . . 本文を読む
私の顧問先のデータを見ても、客単価の高い商品やサービスを取り扱っているところで百人、低い会社でも千人単位の人たちを満足させれば、小規模なビジネスなら、十分にやっていけます。自分が最高に楽しい! と思うことを、百人から千人くらいの人たちと分かち合ったら、豊かな生活ができるのです。そのための最初のステップは、自分が何にいちばんワクワクするのかを見いだすことです。 . . . 本文を読む
トヨタの松井邦夫さんは、伸びない芝生を開発した。トヨタが参加した中部国際空港計画で00年、「手入れが楽な芝生を」と、要請されたのが開発のきっかけ。昨年2月の開港に間に合わせるため、5年以上かかる開発を3年に短縮された。トヨタ生産方式の基本は「ムダ取り」。松井さんは開発期間を短縮するため、シバが成長する前に選抜する方法を考え出した。選抜のポイントは、草丈が低いことと早く横に広がること。5万粒の種から始め、選抜の最期に残ったのはたった1株。期間内ぎりぎりで開発は成功した。 . . . 本文を読む