さて、オーラソーマ イクイリブリアムボトルの「大天使シリーズ」をご紹介するにあたって、あらかじめ天使についてちょっとした予備知識を仕入れてもらおうとしたのが、先日でした。
「大天使」というと、ただの天使の親玉のような存在でさぞかしエライんだろう、と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、実は天界の階級でいうと、9階級ある天使の階級のうち、下から2番目なんです。
これ、ちょっと意外に感じた方も多いのではないでしょうか?
ええっ! ミカエル様って天使たちを統べる方だと聞いていたのに、そんなに低い位なんですかぁ?ってちょっとショックな声が聞こえてきそうですね(笑)
しかし、まぁ、この天使の階級を著したのも天からのメッセージというよりは、しょせん人間が決めたことなので、そういう説もあり、今のところ、その説に対して誰も異を唱える人がいないし、体系だった便利な考え方なので採用されているようです。
これ1つとっても、天使とか天界の話って便利ですよねぇ。
誰もその世界に行けないし、確かめて帰ってこれないので、「そういうものなのだ。」と言ってしまった者勝ちってやつじゃないでしょうか。
私もそのうち、なんかぶちあげてみようかしらん。(はは、うそ、うそ)
ちなみにこの階級を著したのは、ゲーテの研究家としても有名なドイツのルドルフ・シュタイナーです。
彼は1861~1925年まで生きた人なので、なんと19世紀~20世紀になるまでこういったことは明らかにされていなかったわけです。
こんなのつい最近のことじゃない!
彼はそれまでになかった天使の役割や、人間界と天使界のつながりなど、新たな情報を明快にしました。それによるとすべての魂は相互に補いあい、活かしあいながら、この大宇宙でともに成長を重ねていく、魂の同志のようです。
これによりますと天使界は3つに分けられ、第一グループは天界の顧問官のような存在。
ここに属する熾天使(セラフィム)、智天使(ケルビム)、座天使(トローネ)が天使のなかでも一番エライというか、最も神に近い存在とされています。
彼らは宇宙を創造し惑星を創る「宇宙創造の天使」たちで、地球も彼らによって作られた天体のひとつである、ことになっています。
天使界第二グループは天界の行政官のような役割。
ここには主天使(キュリオテテス)、力天使(デュナミス)、能天使(エクスシアイ)がいます。
地球では人間にエーテル体、アストラル体を基礎づけた存在が彼らです。
そして天使界第三グループは天界の使者。
ここにようやく権天使(アルカイ)、天使(アンゲロイ)とともに、大天使(アークエンジェル)がいるのです。
その下に人間界があり、さらにその下に動物界、植物界、鉱物界のある精霊界があります。
ちなみに自分がいる世界の3段階下までは、魂が知覚し、直接関与できるといわれており、だから大天使は天使と人間と動物に関与できるわけですね。
人間は精霊界の動物、植物、鉱物に関与できるわけですから、いたわってあげなくては。
さて、大天使の位置づけがおわかりいただけたところで、話は飛びますが、私が「実に興味深いが、これは文献で明らかにされていないために、生涯を通じて自分で体験していくことによってしか理解できないのであろう」と思っている生命の樹と大天使について少しお話したいと思います。
なぜなら、人生という旅のなかで、学ぶべきキーワードと、それを導きサポートしてくれる大天使を知る“人生の地図”が生命の樹だから、です。
天界のエデンの園の中央に植えられている、という生命の樹。
これは天界のエネルギーを下界へ流す、といわれています。
大天使がアダムへ伝授した秘儀のひとつがこの樹を図にしたものといわれ、これは長い間カバラの奥義として隠されていました。
生命の樹の図には様々な解釈がありますが、「広大な大宇宙と、それを凝縮した小宇宙である人体を象徴するとともに、人間が光へといたる地図」とも言われています。
生まれたとき、私たちの魂は神からはなれ、今生きているこの次元へやってきました。
そしてこの次元でその魂が学ぶべきあらゆる経験を通して純化され、ふたたび高次の次元へ進むために光の存在へ至る旅をしているのです。
生命の樹はその進むべき道や、経験すべき事柄を示してくれる「人生の地図」ともいえます。
これを使いこなすことができれば、あらゆる事象や問題をこの生命の樹に当てはめて答えが導き出せる、と聞いたことがあります。
生命の樹の誕生は、神が万物を生むため、放射した光から生まれたとされています。そしてその光が3本にわかれて柱となり、その柱に10個の光の放射点が創られました。
この放射点はそれぞれ異なった波動を持つ世界であり、スフィアと呼ばれています。
それぞれのスフィアにはそれぞれ大天使が宿り、その世界において学ぶべき事柄を伝え、導いてくれます。この大天使一人ひとりと出会い、その世界のテーマを学んでいくことで、光へ近づけるとされています。
10個のスフィアすべてを学び終えたとき、次の高次の次元へつながる11個目の隠されたスフィアの門が開かれる(らしい)。
この11個目の隠されたスフィアのことをオーラソーマで生命の樹を学んだときには落ちてはいけない「ダート」だと教えられました。
人生いきていく上で、時々道を踏みはずすとこのいわば落とし穴のようなダートにはまっちゃうときがあるんだよ~ん、って。
そうするとぐるぐる同じところを行ったり来たりしてしまうこともあるし、違うステージへ行ったり戻ってきたりでなんかたいへ~んて人生の旅になっちゃうしって。
それが、実は各スフィアにいる大天使とワークしていくことで、最後に開かれる隠された門だったなんて!
なんかオセロの黒がくるりと反転すると白になるように私にとってこれは大発見でした。
そして、是非、この10個のスフィアに宿る大天使たちとワークをしていって、この11個めの隠されたスフィアの門を開けたい!と思いました。
ワクワクするじゃありませんか。
何が出てくるのか・・
どんな境地が待っているのか・・
私が読んだ本には、生命の樹は人体になぞらえた場合、一番下半身にあたるマルクトというところがありますが、大天使とワークする場合にはどの大天使からワークしても自由、というわけにはいかないようで、このマルクトから順を追っていかなければいけない、とされていました。
マルクトに宿る大天使はサンダルフォンとウリエル。
そしてミカエルは生命の樹のもっとも中心にあたるティファレトに位置しています。
ただ、ここで矛盾が生じます。
一般的に生命の樹のスフィアにそれぞれに宿っているとされる大天使とオーラソーマでの大天使の位置が一致していないのです。
大天使のそれぞれのボトルを順番に使いながらワークしていこうとしていた私はここで一般論を優先すべきか、オーラソーマでの大天使を優先するべきか迷いました。
オーラソーマでの位置づけは、ヴィッキーおよびマイク・ブースが決めたものです。
しかもそれは彼ら自身にさえわからないところがあるようで、どうしてこの大天使はここの位置になったのか、ということについては理屈ではないようなのです。
だから、「どうして?」という質問も意味をなしません。
「そういうものだから。」という答えが返ってくるだけです。
でも一般論のほうにはある程度、理屈というかそうなった理由があるのかもしれません。
それを調べてみた上で、また考えようと思っているところです。
実は私が考えている「ライフミッションイベント」の目玉はこの「大天使と順番にワークする」ということです。
しかし、これを順番にワークしていって、11番目のスフィアが開け、そうか!こういうことか!よし、これなら皆さんにも教えられるわ、という状態を待っていたら、私はこの世での寿命を終えてしまうかもしれないので、あくまで「教える」ということではなくて、「私も分からないことだから、皆で一緒にワークしようよ。」というノリですが。
大天使と出会いやすいような環境と条件を整えて、心静かに瞑想したり、アファメーションをとなえたり、天使たちが喜ぶクリエイトなワークをしたりしながら楽しく気づきが得られればなぁ、と思っているんですが。
それにはまだ今しばらく準備に時間がかかります。
待っててね~! 天使好きの皆さん。
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