ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

光の世界への統合

2009-10-06 07:45:00 | 天使

越智啓子さんという方がみえます。

スピ系の人にはおなじみの方でしょうね。

沖縄で精神科医を開業しておられ、過去世療法、クリスタルヒーリング、ヴォイスヒーリングなどを治療に取り入れておられます。天使についても造詣が深く、各地で講演活動もされているようです。

私は何ヶ月か前に偶然、この方の本を本屋さんで手に取り、1冊購入しました。

天使についてのものであれば、何でも手に入れたいというテンションになっていたときですから最初のほうをパラパラと斜め読みしたまま、「またコレをじっくり読む機会はいつでもあるわ。」と放りっぱなしになっていました。

で、この方について最近たまたまひとりからではなく、あちらこちらから名前を耳にする機会があったのです。

それで、自分が放りっぱなしになっている本があったことを思い出しました。

1ページ目に「はじめに」という前書きがあります。

そこには、

『みなさん、この本を手にとって下さって、本当にありがとうございます。天使についての本に興味を持ってくださって、嬉しいです。きっと、あなたの守護天使さんが、今がベストタイミングなので、この本に気づくようにしてくれたのだと思います。本が光って見えた方もあると思います。天使がこの本を光らせて、知らせたのでしょう。本が飛び出してきたように、感じた方もあると思います。天使が引っ張り出して、わかるようにしてくれたのでしょう。そろそろ、応援している天使の存在を知るときだと、あなたの魂さんが天使を介して、直感でメッセージを伝えてくれたのかもしれません。』とありました。

ふ~む。

そういわれてみれば、この本を買ったときは、「あれ、こんなところにこんな本あったっけ?」という感じで手に取りました。

毎日のようにレイアウトが変わるベストセラーや文芸書のコーナーならともかく、「精神世界・哲学」というコーナーの、棚の本がそうそう入れ代わりがあるとは思えません。

少し前に来たときにはまったく気が付かなかったのに・・と言う思いで手に取ったことを思い出しました。

それでも、今日まで越智さんの言い方で判断するならば、ベストタイミングになるまでまだ読まなくていいよ、と私の守護天使が妨害していたのでしょうか。

縁があるもの、人とは一度を逃したらもう二度はない、ということはないように思います。

何度かチャンスがあります。

越智啓子さんともここ何日間かの間にまたお名前を耳にするようになって、そろそろいいかげんにあなた、あの本読みなさいよ、と機が熟したようです。

読み進めて行くと、とても面白い記述がありました。

堕天使ルシファーについて、です。

ルシファーは、神の言いつけにそむいて天界から落とされサタンになったのだ、とかもともとはミカエルと双子でそれはそれは立派な天使だったのだ、とかいろんな説があります。

でもここに書かれていたルシファーのことが、私には理由もなくとてもしっくりきたのです。

それを今日は皆さんにもご紹介したいな、と思いました。


越智啓子さんが、昔ハワイで過去世療法を受けていたときのことです。

あるビジュアルが見えてきたそうです。

それは、光だけの美しい世界でした。

創造主はもっと光が光であることをよく知るために、光と闇の二元の世界を創ろうと提案しました。それで、大きな勇気あふれる天使が「私がその闇を担当しましょう!」と名乗り出て、彼女はその美しいコバルトブルーの天使を見て、何か不思議な確信をもって、これがルシファーだ!と思ったそうです。

それはそれは美しく聡明で、勇気と正義感にあふれた風貌をしていたそうです。

そして、大事な難しい役を自ら演じようとする、ルシファーの素晴らしい精神性の高さに惚れ惚れとしたそうです。


ルシファーが闇に堕ちたとき、彼についていくと決めた天使たちが半分、一瞬にして、光沢のあるまるで黒革のジャンバー姿のようになって、ぱっと消えたのが見えた、と言います。

そして残った白のままの天使たちが、一斉に泣き出している・・

越智先生はこのことについてこうおっしゃっています。

『闇とは、漆黒の美しさをもっています。漢字そのものが門のなかに音が入っています。門とは心の耳のことで、音、響きを聞くと言う意味だと思います。闇は光を際立たせ、闇の中には無限大のすべての要素が含まれています。』

そして、人間にも白組と黒組がいて、白組の人たちには常にこの「残ってしまった・・という罪悪感」がある、というのです。

ルシファーと一緒に堕ちた組ではなく、白組に残ったほうが感情的には申し訳ないという不必要な罪悪感がたまってしまっている、というのです。

それは、まるで特攻隊員の生き残り組の心境のようです。

人間はアダムとイブが罪を犯したという「原罪」を背負っているといいます。

けれど、もっと以前からの天使たちが光と闇に分裂したときのえもいわれぬ哀しみを引きずっておりそれこそが原罪ではないか、と考えたほうが心境的にはピンとくるのではないでしょうか。

白組と黒組で、二元性の世界を体験するようになるには、両方のグループの存在が不可欠であるのに、白組の方に自分たちは白に残ってしまった、黒組の天使たちに申し訳ないという気持ちが生じてしまったのです。

その罪悪感は、胸のところ、ハートにたまって、愛のエネルギーがあふれる場所をふさいでしまいます。

愛を出そうとするときに、罪悪感がうずいて、胸が苦しくなるというのです。

「ありがとう」というときに「すみません」と言ってしまうようなことですね。

ハートに罪悪感がたまってしまうと、マイナス的な現象が起きたときに、すべて自分のせいだと思いたくなってしまいます。

白組の人たちの特徴は、どちらかと言うと「いい子」を演じると安心できるタイプで、黒のファッションは苦手、白い色に引かれて、白いブラウスやワンピースをよく着る方は白組だったかもしれません。魂的には巫女、白魔術師やシスターなどの仕事を好んで体験してきた人たちです。

なぜか、今まで裏街道がやたら好きで、影の役、黒い服が多いと言う人は、黒組のほうかもしれません。黒組のなかには、魔女狩りされた女性たちも含まれます。影を象徴とする黒色は、闇、裏の世界を表現しているからです。

そしてもちろん、両方の組を体験している人もいる、といいます。

逆に、罪悪感を解放したくて、白組でもあえて、闇の世界に生まれ変わることもあるそうです。

越智さんは、白組に残りましたが、今までの過去世のなかで裏の世界を何度か体験しているそうです。それで、何とか罪悪感を解放して、エネルギーのバランスを取ろうとしたのかもしれません。

ちなみに私は圧倒的に黒組の人間だと思います。

オーラソーマを知ってから、オーラソーマのボトルのなかには黒はない、黒は厳密に言うと色ではない、と言うことを知ると、なんだかとても白に興味が湧くようになり、白も身に付けたくなりましたが、それまではワードローブのなかはほとんど黒一色、と言っても過言ではないほどでした。

今でも「あら、黒だって悪くないのよ。」とオーラソーマの先生から言われでもしたら、たちまちまた黒一色のワードローブに戻ってしまいかねないほどです。

性格的にも自らを犠牲にして「僕が闇に落ちるよ。」と言う人がいたら、「よう言った! 私も行くわ!」とついていきそうなタイプです。(はじめに言い出さないところが度胸がない証拠・・)

そして、堕ちずに泣いている白組を見ては、「泣くくらいなら、自分も堕ちればいいのに。堕ちる気がないのに白のまま泣くだけ泣くなんて、卑怯よ。」と思いそうですね、私なら。

今でこそ、だんだん、あえて堕ちずにいる、という苦しさのほうが本当はもっと辛いよね、とわかってきましたが。

闇に堕ちたほうがある意味、堂々としているのかもしれません。

私にも誰にも後ろ指さされるようなことはないぞ! 自分の信念と正義感にもとづいてやってんでぇ!というところがありますから・・

反対に白の人は自分はそうなれないけれど、なぜか悪役のような人に惹かれるのかもしれませんね。

今、闇を担当した天使たちが、再び光の方に戻ってくる時期になってきたそうです。

越智先生はそれを「二元性の体験、学びがもう終わり、そろそろ統合の時代を迎えたから」とおっしゃっています。

本来、白組と黒組でいい悪いはありません。

ただ、役割が違うだけです。

人生は舞台と同じで、白と黒でそれぞれのキャスティングがあるのです。

今の時代が、ルシファーが闇の世界から光に戻ってくる時期であるなら、地上の世界もいよいよ陰陽、男女、白黒、善悪、光と闇の二元性の世界から光一元の世界に戻るときなのでしょう。一見、近頃世界が混乱しているようですが、大きな変化のあとに、光一元の世界がきっと創造されると信じています、と越智先生は結んでおられます。


この発言は、最近のマヤ暦2012年の終末思想にも通じますし、ながらくキリスト教でいわれているハルマゲドンが近いのかもしれません。

いずれにしても、いろんなところでいろんな符合が感じられるようになってきているので、何かしらそれらしいことは確かに起こりそうだ、とまったく疎い私にもそう思えます。




オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業受付時間は月~土(AM10:00~PM4:30)です。

刻々と予約状況が変わるため、まずはメールにてご希望の日時をお聞かせください。

場所は、名鉄岐阜駅から徒歩5,6分のところです。(駐車場1台分有)

メルアドは

http://houken.de-blog.jp/sasarasaron/

に入っていただいて、「プロフィール」の欄を見ていただくと、載っています。


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4 コメント

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ササラさん!! (ぺ-こ)
2009-10-06 17:02:57
ササラさん!!


私も、その本読みましたよ☆
凄く優しい気持ちになれる本なので、貸し出しちゃってます。


姉も読んで‥次は姉の娘達が読んで‥今は母が読んでます。

今は母所に行ってて手元にないけど、また読みたくなっちゃいました。



私もルシファーのお話が印象に残っています。
悪だから倒せ!!悪を滅ぼせ!!みたいなのって『なんだか、結局戦ってるじゃない‥』ってスッキリしなかったのですが、


越智さんの本では、悪と戦ってなくて好きです。



同じ本を読まれていて何だか嬉しいです。



ちなみに、過去に日記に書かれていた『水は答えを知っている』も写真集など持っていたりします。


(o^m^o)
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そうなんだぁ![E:heart02] (些々羅)
2009-10-07 09:33:31
そうなんだぁ![E:heart02]
江本勝さんもねぇ♪  興味が行くとその次に興味が行くところのシナプスのつながり方が似ているのかもしれませんね!
だって、越智さんの本のなかでルシファーの部分が一番印象に残っている、っていう人があの本を読んだ方のなかでどれくらいいらっしゃるでしょう。多分、印象に残った箇所っていうと、バラバラであそこだ、って言う人はそんなに多くはないんじゃないかなぁ・・・
感激だぁ!

私と違うのは、家族に理解があるってこと。
うちの母親に天使の本なんか見せたら、「はぁ? あんた、頭おかしくなったんちゃう?」って言うと思いますよ(笑)
だから、ぺーこさんの家族がとてもうらやましいです。
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あ、ドリーン バーチューさんの本も何冊か読みましたし、... (ぺ-こ)
2009-10-07 12:21:04
あ、ドリーン バーチューさんの本も何冊か読みましたし、持ってたりします。
こちらも同じですね[E:heart02]


私は、興味はあるのにササラさんのように『じゃ勉強会に行ってみよう!』と言うような行動力とかはないので


私はササラさんの、そう言うところが羨ましいですわ☆

(o^v^o)


お母さんは、空の上でササラさんがブループリントを作った時に『私の人生には理解してくれなくて私を悩ませる人が必要なんだけど、誰かその役をやってくれませんか?』って空のクラスメイトに聞いた時


『そんな憎まれ役(?)僕は嫌だな』『私はササラちゃんを助ける優しい人役が良いな』って言う中


『ササラちゃんの人生に必要なら、憎まれ役でも』って、手をあげてくれた優しい勇気あるクラスメイトさんなんですね-[E:heart02]


光を見つけやすいよいに、闇を引き受けてくれたルシファーさんみたいに‥☆


カッコイ-お母さんだな[E:heart02]
なんて、思いました。



ササラさんのブログ読んでると、同じ本を読んでたりして‥そう言うところも面白いです。


旦那samaとのやりとりとかも面白い(o^m^o)


私も結婚しているので
『そうそう』ってうなずいちゃったりして‥。


いつも楽しみに読んでます。
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[E:coldsweats02]はぁ~! なるほどねぇ・・・ (些々羅)
2009-10-07 13:27:18
[E:coldsweats02]はぁ~! なるほどねぇ・・・
私のブループリントに対して嫌な役だと知りつつ引き受けてくれたのが母だなんていうふうには思っても見なかった・・・

越智先生のルシファーのところで感激しておきながら、自分の身のこととなると盲目になるんですねぇ[E:think]  
確かにそういうふうに考えれば、うちの母親も出来たヤツなわけだ(笑)
ちょいとほろっとしましたわ。

気づかせてくれてありがとうございます! ぺーこさん[E:heart02]
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