不思議なこどもを育てるふつーのお母さんのスピリチュアル奮闘記、というサブタイトルの「なにが見えてる?」という本を読了いたしました。
この本は何かの拍子に知って読みたいな、と思っていたものでしたが、私がオーラソーマをカルチャーセンターでやっていたときから生徒さんで来てくださってそれ以来ちょくちょく顔を出してくださるSさんが、
「その本ならわたし、持ってますよ~」と言って貸してくださいました。
昨年の12月にお借りしたものなので、年を越してはいけない、何が何でも年内には返さなくちゃ、と思っていたのにどんどん日にちは過ぎ去り・・ ついに年は明け・・ ようやく先日お返ししたのでした。
この場を借り、ほんとにSさん、長い間、すみませんでした。
で、この本ですが、期待したとおり面白かった!
いろんなことをまた学びました。
一番学んだことは、「人生というものは、自分自身のものなのだ、ということを忘れてはいけない。」ということ。
は?
そんなこと、あったりまえでしょーという声が聞こえてきそうですが、スピ好きの人はこんな当たり前のことを肝に銘じておかないとときに自分自身を見失いそうになるわけよ。
私はまだそこまでイッチャッテませんので、そんな経験もないんですが、このお母さんはそんな体験をしたみたい。
どういうことかっていうと、最初の頃を読んでいると、ほんとに一般よりももっともっとふつーなお母さんなわけです。
パワーストーンって言われても何それ?ってくらいの全くスピリチュアルなことには興味もないって感じの。
そのお母さんが、自分の10歳になる娘が「石のオーラが見える」だの「家にはドラゴンがいるよ。狼もいる。」とか言い出すことによって、徐々に目覚めていくわけです。
親の気持ちとして、こどもが「ウソをついているわけではない。」と雰囲気でわかれば、その世界をなんとか共有したいと思うのは親心というものでしょう。
で、その努力の甲斐あって、ついにお母さんも大天使ミカエルの声が聞こえるまでになったのです!
しかし、天使の声を聞き、その通りに行動したりしているうちに娘さんの具合が悪くなっちゃった。
そのとき、お母さんには再びミカエルの声が聞こえます。(聞こえるといっても、直接耳で聞く、というよりも頭のなかでそういうことを言われている気がする、って感じなんだそうです。)
ミカエルは、「悪かったな。ちょっとペースが速すぎたかもしれない。結局、何があっても自分の人生は自分で決断して歩いていく、ということが大切なんだ、ってことを忘れないようにな。」と言い置いて、ちょっとその存在を消したそうです。
そうしたら娘さんの体調も良くなってきた。
これを読んで、「そうだろうな~」と実感できました。
天使の声が聞こえたり、会話できたりすればそりゃあ楽しいでしょうよ。
そして、いつもいつも「私のガーディアン・エンジェル、こんなときはどうしたらいいの?」と尋ねてしまいそうです。
でも、決めるのは自分。
たとえ、天使は自分が「こうしたら?」というメッセージを送ったことに対して、人間がそのとおりにしなくても恨みを抱いたり、仕返しをしたり、ということはありません。
むしろ、人間が自分の意思で決めた、と言うことを尊重してくれます。
本を読みながら、そのことが本当に信じられる気がしました。
いくら天の啓示であっても、その通りにしないと地獄に落とされたり、サタンの餌食にされたりってのはごめんこうむりたいものです。
その通りにしないとそうなっちゃうなら、私たちは天のモルモットにしかすぎないことになります。
天の大いなる意志は、“自分に似たもの”として、私たち人間に「自由意志」を与えてくれました。
天と人間界の使いである天使がいろいろアドバイスはしても、その通りばかりにしている人を見るより、「自由意志」をちゃんと使いこなしている人を見るほうが嬉しいのではないでしょうか。
これが一番この本を読んでの収穫でした。
でもこのほかにも「へぇ~」とか「そうなの?」とか「待てよ」とかいろいろと考えるきっかけになったことがありました。
その最たるものとして、この本のタイトルどおり「なにが見えてる?」ということが気になって仕方がありません。
本を読み出して最初の頃は、お母さんが、「この子のいっていることは妄想だろうか、本当だろうか?」と悶々と考える箇所にくると、「お母さん、お母さん、そりゃあ、こどもがこれだけのことを作り話できるわけがないんだから、信じてあげなさいよ。お母さんが信じてあげなければ、こどもはつらいよ。」と思って読んでいたのですが、ずっと読み進め、こどもが「宇宙ステーションというものがあって、そこでは地球の修復のためにいろんな人が働いている。」と言い出し、その宇宙ステーションのしくみやら建物やらを事細かに話し出したところで、「ん?」と思いました。
ちなみに、ちゅまちゃん(そのこどもの名前です)は、「宇宙ステーションには吉野家の牛丼もあるよ。」なんて言うわけですが、世界規模、ううん、宇宙規模の仕事場に吉野家なんて本当にあるんだろうか・・・と思ってしまったからです。
このとき、人間に見える天界のものはすべてその人にとって見えやすい、理解しやすいフィルターを通して現れてくれる、と言われていますから、吉野家はちゅまちゃんにとって理解しやすいフィルターがかかっているだけなのでは・・?と思ったわけです。
じゃあ、そのフィルターを取り外した真実の顔はなんなんだ?といわれるとそういった普遍の顔があるのかどうかも私にはよくわかりませんが・・・
そして、「フィルターをかけてみる」ということが、この地球で、そういったものが見えない大半の人々が言う、「妄想」と名づけられたものなのではないか、といわれたら、それはそうとも言えるかも、とか思い出したら、もう何がなんだかわからなくなりました。
「普遍の目」というものはあるんだろうか?
それはあるとすれば神だけが知っているものなのだろうか?
例えば、全体の半数以上が「○○のように見える」といったら、多数決採決でそれが正しい、ということになるんだろうか?
すべては便宜上、決めなければならないことはそのようにして決めるしかないはずだ。
だとすれば、この世の中のものすべてが「便宜上」という形容詞がついたものとなる・・
何が真実で、そもそも真実というものの実体があるのか?
ますます混乱してわからなくなるわたしでした。
そして「真実かどうかを考えるよりも、“自分にとって”真実であると確信できれば、それでいいじゃないの。そのためにも自分の足でしかと地に足をつけて生きていくことが大切なのだよ。」という天からの声が聞こえたような気がしたのでした。
貸してくださったSさん、本当にありがとうございました。
オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業受付時間は月~土(AM10:00~PM4:30)です。
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紹介してくださってありがとうございます!
・・そして申し訳ありません!!
先生へお返事を書こうと思っているうちに記事が先に・・アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ
お心遣いもいただいたのにナシのつぶてのとんだご無礼をお許しください。。。
もう遠足も終了目前で現在は卒業パーティーイベントでバタバタしております。
言い訳をするならば、株の取引をやっているような状態です。
1分1秒の変化も見逃さず・・という状態が1週間以上続いておりまして、お返事を書く時間が取れませんでした。。
そこを上手く調整して時間を作り出すのがきちんとした大人なのだと思いますが・・至らぬ教え子で申し訳ありません。
遠足でいろいろ勉強しました。
私は吉野家まで辿り付けませんでしたが(笑)。
フィルターや妄想など、こういうものを突きつめて考えると結局は「そこにある」の一言に行きつくんだと思います。
またその辺のお話を先生と出来るといいなと思います。
シャンプーありがとうございました!
とっても嬉しいです☆
でももったいなくてまだ使っていません・・・(^^;;
しばらくは棚に飾って眺めて「どんなものなのだろう・・」と想像して楽しんでいます。
P.S ・・実はこのごろ天使らしい声が時々聞こえるようになりました。
1分1秒も見逃さず・・ですか[E:sweat01] こりゃ大変な旅だ[E:sweat02]
「そこにある」って話、ぜひぜひ聞きたいですぅ[E:lovely]
その日が楽しみだなぁ[E:happy02]
シャンプー、使っちゃってねぇ[E:paper]
前のものは容器が透明で、その色を眺めているだけでも確かに楽しい感じではあったのですが、オーガニックになってから日光などに当たると痛むから、という配慮なのかまったく容器の外からはうかがい知れなくなってしまったので、見てても、そんな楽しいもんじゃないっしょ・・
それより使うと、色は皮膚からも吸収されるので、何かが起こるかも、よ[E:bleah]
ちょっとあの量ではキビシイかもしれませんが、ちなみに私はホワイトを使っていたら、自分がとっても浄化されたような感じがしてました。