「出張 何でも鑑定団」に応募したって話。
その後・・・
9月中旬ごろ、番組制作会社から電話がありました。
最終的に採用されるのは6件ですが、
その前段の候補者に上がったらしく、
応募の動機やお宝にまつわる話とか
インタビューされました。
やはり収録日が命日ってところに制作担当者も惹かれたらしく
・・・そうだよね。どう考えても、死んだ父が応募しろと訴えている感は否めない
「たかが手紙ですよ。25万円も出すなんて考えられますか~?」
なんて、聞かれた。
「そうですねぇ。」
と、あやふやに答えてしまったけど
あとで考えたら、父は
横山大観の「本物」
が欲しかったんじゃないかなぁと。
絵はさすがに買えないから
手紙なら手の届く範囲だった、と。
だから、父は本物かどうかにこだわっていた。
だから、鑑定団に出したかった。
って、その電話インタビューで答えられていたら
結果は変わっていたかも。。。。
一番の肝を伝えられなかった
10月の最後の土曜日。
あんこさんは仕事で会社に行っていたのだけど
家に電話があった。
「残念ですが・・・」
あらら・・・・。
とても誠実な制作担当者さんで
とても丁寧なお電話をいただいたみたいです。
というわけで、
この書はテレビに出ることはありませんでした。
が
父の命日の今日。
玄関に飾ってみました。
ずーっと
父が亡くなる前に飾った
父直筆の蛍を詠んだ句を飾っていましたが
いつも季節外れだなぁと思っていたし
丁度、変え時。
父よ
きっとこれは本物だよ。
価値は25万円無いかもしれないけどね
どなたか、鑑定しませんか!?