孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

カンボジア アンコールワット今昔 変わったもの、変わらないもの

2017-12-05 12:42:14 | 身辺雑記・その他
3日夜にカンボジア・シェムリアップに着いて、4日は実質初日。

シェムリアップには15年前に訪れて、アンコールワット周辺の遺跡を見て回りました。

まずは15年ぶりのあいさつ代わりに、アンコールワット、アンコールトム、タプロームという超ベタなスポットを回り、夕方には夕日を眺め、夜はアプサラダンス・ディーナーという、シェムリアップ観光を代表するメニュー。


15年ぶりのアンコールワットは今も変わらず美しい姿です。
ただ、よく見ると、建物の両側にあったひょろ長い団扇のような木が左側1本だけになっているようにも。

15年前の写真が下。


非常に特徴的なフォルムで、アンコールワットの建物とマッチしていたのですが・・・・

下は、地獄の針の山を登らされている地獄の亡者たち・・・・・ではなく、アンコールワットの急階段を登る観光客。15年前の様子です。


さすがに危険だし、何より建物が傷むということもあってのことでしょう、今は下のように木製の階段で覆われ、上がりやすくなっています。


それでも下りは結構気を使いますが。


今は階段を上れる者は人数が限定されており(上るときカードを渡され、降りてくると返却します。そのカードの数しか上れないというシステムです)

15年前は今より観光客は少なかったものの、皆が勝手に上がっていたので、上では大渋滞。降りるのに30分ほど行列を作って待った記憶があります。

今では、人数制限のおかげで、上に上がると観光客はまばらで、ゆっくり鑑賞できます。
そのかわり、階段を上がるのを待つ観光客が長い列を作っています。


「今日は少ない方なので、20分ぐらいで上がれるでしょう」とガイド氏に言われたのですが、実際は10分あまりぐらいしかかからなかったようにも思います。

15年まえと著しく変わったのがシェムリアップの街並み。
昔は、観光客相手のホテル・レストランなどはもちろんありましたが、そんなに大きな街でもなかったように。

今はすっかり大都市で、夕方の道路の渋滞・カオスははんぱないものがあります。
そんな新しいシェムリアップの表情などは、今日これから散策して眺めてみたいと思っています。

いろいろ変わったこともあるなかで、変わらないのがフンセン首相。
15年前もフンセン、今もフンセン。

空港からのタクシーで「長いね・・・」「長すぎるよ」「みんなそう思っているんじゃない」なんて話も。
しかも、一段と強権支配を強めていることは、3日のブログ“カンボジア  中国の支援のもとで独裁に突き進むフン・セン首相 野党も解党”でも取り上げたところです

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