世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

東京五輪2021、成功するか? (43)

2021-09-13 00:00:00 | Weblog

永田町には不可思議感が渦巻いているようだ。と言っても、「やっぱり感」と半々のようだろう。

後は”野となれ山となれ”と言った感じでは困るのである。9月17日告示、29日投開票の総裁選の結果次第と言ったところだが、総裁を狙う各氏達にとってはそんな生易しいものではない。

必死に策を練っていることでしょう。




菅首相が辞意 総裁選不出馬を表明
毎日新聞 2021/9/3 12:00(最終更新 9/3 13:29)

 菅義偉首相(72)は3日の自民党臨時役員会で、党総裁の任期満了に伴う総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しない考えを明らかにし、事実上の辞意表明をした。臨時役員会で「新型コロナウイルス対策に全力を尽くし、総裁選に出馬しない」と語った。来週予定していた党役員人事と閣僚人事も見送る。

 菅内閣は政府の新型コロナウイルスへの対応などを巡って支持率が低迷。次期衆院選を前に自民党内からも「菅首相では戦えない」との声が強まっていた。

 就任以来、「コロナ対策が最優先」と訴えてきた菅首相は①国民へのワクチン接種の加速や東京オリンピック成功を実績に衆院選で勝利②自身の任期満了(30日)に伴う党総裁選で無風再選を果たす――ことが当初の戦略だった。

 しかしコロナ感染は収束せず、国民に行動自粛を呼びかける緊急事態宣言の相次ぐ延長・拡大に、世論の不満が噴出。東京五輪を経ても内閣支持率は上向かなかった。

 その間、与党は4月の衆参3選挙で不戦敗を含む全敗を喫したほか、7月の東京都議選で苦戦。8月の横浜市長選では菅首相が全面支援した候補が大敗した。与党内で「菅首相では選挙の顔にならない」と交代論が高まっていた。

 首相はこの局面を打開しようと、自民党役員人事と閣僚人事で執行部の布陣を刷新し、総裁選前の9月中旬に衆院解散に踏み切る道を模索。しかし党内から猛反発を浴び、1日には記者団に「今は解散ができる状況ではない」と釈明せざるを得なくなった。

 一方、総裁選には岸田文雄前政調会長が立候補を表明し、他にも出馬を探る動きがある。菅首相は2日に会談した小泉進次郎環境相に「(衆院選の日程は)総裁選で選ばれた人が決めるべきだ」と伝達。昨年の前回総裁選で菅首相を支持した主要各派閥の一本化が難しい情勢の中、出馬しても総裁再選は困難と判断したとみられる。

 菅首相は2012年の第2次安倍政権発足時から20年まで官房長官を務めた。同年9月、安倍晋三前首相の電撃辞任で実施された総裁選で圧勝し、第99代首相に選出された。安倍政権の継承を掲げる一方、派閥に所属せず、国会議員の親族を持つ世襲でもない、異例の「無派閥・非世襲」の首相だった。デジタル改革や孤独・孤立対策なども看板政策に掲げていた。

https://mainichi.jp/articles/20210903/k00/00m/010/084000c


内閣支持率が落ちる中、最後の望みをかけた党役員人事内閣改造も不発に終わった。このように菅総理に不利な状況下では、議員たちは集まってこない、議員たちは自分の身が一番大事なのだ。菅総理には「万策尽きた」と言う訳だ、と次の論考には書かれている。

それを紹介して後は、静かに寝て待つとしようか。




「二階切り」で泥沼、万策尽きた首相 退陣舞台裏
2021/09/03 20:59


自民党総裁選への不出馬を表明する菅義偉首相=3日午後、首相官邸(春名中撮影)

「出ない」。3日朝、2人の政務秘書官に自民党総裁選への不出馬の意向を伝えた菅義偉首相の表情は、淡々としたものだったという。
総裁選を前に、首相は悩み続けていた。新型コロナウイルス対策の「切り札」と位置付けたワクチン接種は加速しているのに、国民の批判は高まる一方だった。衆院議員の任期満了を10月21日に控え、党内は「首相では選挙を戦えない」と首相交代を求める空気が濃くなっていた。

「ここで投げ出したら、どれだけ楽だろうね」

反対論も根強い中で実現した東京五輪で日本選手の金メダルラッシュに沸いた8月上旬。内閣支持率が上がるどころか下落し続けていく状況に、首相は珍しく周囲にこんな弱音を漏らした。

それでも首相は再選の可能性をぎりぎりまで模索したが、逆に「底なし沼」にはまった。

まず試みたのが最大の後ろ盾である二階俊博幹事長を交代させる「二階切り」だ。8月30日夜に二階氏に意向を伝えた。二階氏は歴代最長となる5年以上にわたり幹事長を務め、卓越した政治力で党の重しとなっていた一方、党運営が強引だとして不満が高まっていた。

総裁選出馬を表明した岸田文雄前政調会長が二階氏を念頭にした「総裁を除く党役員の任期は1期1年、連続3期まで」との方針にぶつけ、争点をつぶす狙いもあった。しかし、党内では「延命のために恩人を切るのか」など否定的な声も目立った。

31日には「首相が総裁選を先送りして9月中旬に衆院解散に踏み切る」との臆測が一気に駆け巡った。実際は、いくつかの日程の中での選択肢の一つにすぎなかったが、「首相が意向を固めた」と断定的に伝わった。「みんな討ち死にしてしまう」。党重鎮からは反対論が相次いだ。

今月1日には衆院解散を否定し、総裁選の実施を明言して火消しに走ったが、時すでに遅し。首相が政権維持のために党所属議員を犠牲にしようとしたとの疑心暗鬼はぬぐえなかった。

最後の望みは6日に予定していた党役員人事だった。だが、総裁選直前の党人事という奇策は思うようにいかなかった。内閣改造の断行も検討していたが、当初首相を支持していた各派閥の議員らもクモの子を散らすように距離を取るようになっていた。調整能力にたけた二階氏にはすでに交代を伝達済みで、八方ふさがりとなった。

この間、小泉進次郎環境相は5日連続で首相と会談し、総裁選不出馬も含め進言した。首相への支持が日を追うごとに失われていくのを感じ、首相の推薦人になれないとの同僚議員の悲鳴を聴いた小泉氏は2日、「玉砕論は違う」と改めて不出馬を首相に迫った。この日、一気に広まった自身の辞任論について「許せない」と周囲に憤っていた首相だが、3日不出馬を表明した。小泉氏は周囲にこうつぶやいた。

「万策尽きて、空を見上げる」(大島悠亮、奥原慎平)

https://www.sankei.com/article/20210903-NV6SGULUKRMDRFEJ3CHDPHG2UI/
(続く)
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