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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

今さら誰にもきけない八宝菜&オムライス

2009-12-04 21:43:45 | クマでもできるシリーズ


 今回は、いまさら誰にもきけない定番料理2品です。
八宝菜は、たいてい八宝菜の素でつくりますが、もしたまたまきれてしまっていても、家にある調味料でつくれるので、あわてないでね
オムライスは、卵のふわとろにこだわると結構奥が深いようですが、ここではふわとろを目指しながらもあまり難しくこだわらないでつくってみることにします。


 いまさら誰にもきけない八宝菜(2人分)
1・うずらたまご(6個)をゆでる(水煮をつかってもよい)
 ・むきエビ(80g)は、片栗粉小さじ1、塩ふたつまみでよくもんでから水洗いし、水気をふきとる
 ・豚バラ肉(80g)は4㎝幅に切って、しょうゆ・酒(各小さじ1/2)で下味をつける
 ・ニンジン(1/3本)は短冊切りにする
 ・しいたけ(2個)は石づきを落として薄切りにする
 ・白菜(1~2枚)は、葉の部分はざく切りに、芯の部分はそぎ切りにする
 ・たけのこ(水煮80g)はひと口サイズの薄切りにする
 ・きぬさや(8本)はすじをとる
 ・ショウガ(1片)はみじん切りにする
2 熱したフライパンにゴマ油(大さじ1)とショウガを入れ、香りが出てきたら豚肉とエビを入れる。色が変わったら、ニンジン、しいたけ、白菜、たけのこを加える
3 白菜がしんなりしたら、塩・あらびき黒こしょうをふる
  絹さや、うずら卵を入れてさっといためあわせる
  煮立ったら、しょうゆ(小さじ1)、オイスターソース(小さじ1/2)、塩、あらぎき黒こしょうで味をととのえ、弱火にして、水溶き片栗粉(片栗粉小さじ2、水小さじ2)でとろみをつける
4 再び火を強めて、20~30秒ぐつぐつ煮立て、仕上げに香りつけのゴマ油(小さじ1)をまわしかける 

・エビの下処理はぷりぷりした食感を出すためです
・白菜の芯の部分は火が通りにくいのでそぎ切りにする  
 ざくぎりが葉に対して垂直に包丁を入れるのに対し、そぎ切りは斜めにいれます。斜め薄切りのような感じですね。
 鶏のもも肉なんかも、そぎ切りにすることがあります。


 いまさら誰にもきけないオムライス(2~3人分)


〈ケチャップライス〉
1・玉ねぎ(1/2個)をみじん切りにする
 ・ベーコン(1パック)を食べやすい大きさに切る
2 フライパンでベーコンを熱し、脂が出てきたら玉ねぎを入れて、白ワイン小さじ1/2を加えて、きつね色になるまでいため、塩こしょうする
  バジルやオレガノがあれば、適量加える
3 ケチャップ(大さじ2)を加え、水分をよくとばしておく

〈オムレツ〉
1 一人分につき、卵(2個)を溶きほぐし、牛乳100㏄を加えてまぜる
2 フライパンにバターを溶かし、強火にして一人分の溶き卵を流し入れる
  菜箸でよくかきまぜる
3 半生で端から折り返し、オムレツの形をつくる

半熟のとろとろがお好きな方は、ここでごはんにのせて下さい
もうちょっと焼いた方がお好きな方は 
4 フライ返しでひっくり返し、両面に火を通す


 ケチャップの水分をとばしておくのが、おいしいケチャップライスのこつだそうです。
バジル、オレガノはトマトと相性のいいハーブです。
冷蔵庫に残っていた材料でつくったので、具材はベーコンと玉ねぎになりましたが、鶏肉、ピーマン、玉ねぎが基本の3点セットですね。
 溶き卵に牛乳を加えるとふわふわになります。


 フィギュアスケートのグランプリファイナルが始まりました。
上位選手ばかりなので、「さすが」という演技ばかりなので見応えがありますね。

男子の高橋選手は、氷上のマイケル・ジャクソンといった演技で、見事SP1位。
2位のライサチャク選手は、プログラムも衣装もどうすれば自分が一番美しく見えるかよくわかっているという感じでした。
3位は織田選手。曲目が「死の舞踏」だけに、ショッ○ーの怪人を思わせる衣装。
この上位3人はほとんど差がありませんでした。

女子は、まず、ファイナル初出場の鈴木選手。会場からも意外そうな声が上がりました、見た目の印象より低い点数だった気がします。
レオノワ選手は愛らしい雰囲気が素敵。誰もが魅かれてしまうような表情の持ち主です。
そして、安藤選手がSP1位!
今シーズンの安藤選手のすごいところは、満足のいかないところがあっても1位になるところですね。今回もジャンプの難易度を落としたところが1つありましたが、全部完璧に決まったら何点とっちゃうのー と思います。
キムヨナ選手は、ジャンプがすっぽぬけるミスがあって2位。

男子も女子も日本勢が1位
フリーが楽しみです。



家族のできるまで(2)

2009-12-03 21:26:10 | リョウマくん


 朝になると、キョウシロウさんは洗濯を始めます。
洗濯物は前の晩にネットに仕分けて入れてあるので、朝起きるとすぐに洗剤と柔軟剤をセットしてスイッチを入れます。
洗濯機が回っている間に、着替えと朝食をすませます。
リョウマくんにはおかゆをつくってくれました。
とろとろのご飯は、かむとほんのり甘みがあります。
その日はとてもいいお天気でした
キョウシロウさんは洗濯物を干すと、仕事に出かけて行きました。
昨夜汚れたお布団も、洗濯物と一緒に干されています。

お昼前に、キョウコさんがごそごそ起き出してきます。
キョウコさんはとても朝寝坊です。
そして、とても面倒くさがりなので、キョウシロウさんのように、自分とリョウマくんのご飯を別々につくったりしません。たまごとじうどんをつくって二つに分け、リョウマくんに食べさせました。
ふわふわのたまごとじうどん。
おばさんのつくるような、白身と黄身が分かれてしまっている卵とじではありません。全体が黄色い、ふわたまごです。

朝はちゃんと間に合うようにトイレにいけたリョウマくんですが、お昼は失敗してしまいました。ほんのちょっと間に合わずに、トイレの床を汚してしまいました。
怒られるかと思いましたが、キョウコさんは、
「ちゃんとトイレまで来れてえらかったね。次はもうちょっと早くいこうね」
と言って、またお風呂場でお尻を洗ってくれました。
ちょうど起きたついでなので、おふとんを取り入れて敷き直しました。
おふとんは、お日様をいっぱい吸ってやわらかくふくらんでいます。
寝ころぶとふかっとします。
この感触にも覚えがあります。

まだ、お母さんがいた頃のことです。
リョウマくんはお母さんが布団を取り入れると、すぐとびのってふかふかの感触を楽しみました
あちこちぽふぽふやっていると、お母さんは、
「あんまりやるとぺちゃんこになっちゃうから、夜までがまんね」
と言って、リョウマくんをおふとんから引きはがしました。
ふわふわのたまごとじうどんやたまごとじごはんもよくつくってくれました。
リョウマくんはふわたまごが大好きでした。

お母さんがいなくなって、リョウマくんの世界は一変しました。
大好きだったご本もおもちゃも、みんなどこかへ消えてしまいました。
リョウマくんの手元に残ったのは、お洋服がいくつかとクマさんだけでした。
リョウマくんは、クマさんだけはなくさないようにいつもしっかり抱いていました。
おばさんやいとこのガンちゃんたちに、「そんな汚いクマ、すてちゃえ!」と言われると、ますますしっかり抱きしめました。
いつもそんな意地悪な気持ちばかり向けられているので、リョウマくんの柔らかい心はすぐに傷だらけになってしまいました。
これ以上傷つかないようにするには、心を凍てつかせるしかありませんでした。
お母さんがいた頃の記憶は、心の一番奥深くに鍵をかけてしまいこまれました。
お母さんも、おもちゃも、ご本も、ふわたまごも、ふかふかのおふとんも、二度と戻ってこないなら、思い出しても辛いだけです。

このおうちの、ぽかぽかの空気の中で、リョウマくんの心は少しずつゆるんで溶け出しました。
心の奥に閉じこめられていた記憶もあふれ出してきます。
幸せだった頃の記憶
愛された子供だった頃の記憶


リョウマくんは自分でも知らないうちにほろほろ涙を流していました
キョウコさんがびっくりして訊ねます。
「おなか痛いの?」
リョウマくんは首をふります。
「どっか苦しいの?」
何で泣いているのかなんて、リョウマくんにもわかりません。ただもうたまらなくなって、声を放って泣き出しました。
キョウコさんはどうしていいかわからないので、そっとリョウマくんの背中をさすりました。
小さくて柔らかくて、リョウマくんの方がぬいぐるみのようです。
リョウマくんが泣きつかれて眠るまで、キョウコさんは静かにリョウマくんの背中をさすりつづけました。

キョウシロウさんが帰ってくると、家の中は真っ暗でした
キョウコさんの靴はあるので、外出しているのではなさそうです。
もしかして、具合が悪いのかも―
キョウシロウさんが心配して家の中にかけこむと、
「キョウシロウさん? 助けてぇ~
という声が聞こえました。声はリョウマくんのいる部屋からしたようです。
キョウシロウさんがふすまを開けると、キョウコさんがリョウマくんの布団の上に座り込んでいます。足の上にはリョウマくんがのっかって眠っています。キョウコさんはそれで動けなかったようです。
キョウシロウさんは、リョウマくんを抱え上げて寝かせ直しました。
キョウコさんは布団から這い出ると、「ひえ~」とか「きたぁ~」とか声を上げています。
キョウシロウさんはいたずら好きなので、リョウマくんに掛け布団をかけると、キョウコさんのしびれた足をつっつきはじめました。
「やめてぇ~
ひとしきり、キョウコさんをからかうと、キョウシロウさんは、両手でキョウコさんの足をマッサージしてあげました。そして、
「今日は鍋にするぞ」
と言うと、材料を買いに出かけました
キョウコさんは大急ぎで洗濯物をとりこみます。
キョウコさんは家で仕事をしています。
いつもなら、洗濯物の取り入れと晩ご飯の仕度はキョウコさんの分担なのですが、今日はリョウマくんが足の上にのっかって動けなかったので、どっちもできませんでした。午後にする予定だった仕事もできませんでした。
家に子供がいると、こういうことがよく起きます

キョウシロウさんは、鍋の材料を手早く刻むと、ぐつぐつ煮込みました。
隣のコンロでリョウマくんのおかゆをつくります。
いつもリョウマくんの食事は枕元に持っていくのですが、今日は三人で一緒に食べることにしました。
リョウマくんはクマさんを抱いて食卓につきました。
クマさんを抱いたままだと食べにくいので、キョウコさんは小さな椅子をリョウマくんの隣に置きました
リョウマくんはためらいながらも、クマさんをその椅子に座らせました。
キョウシロウさんが、小皿にたっぷり野菜や肉をよそってくれます。
リョウマくんはおかゆもおかずもたっぷり食べました。
お腹はぐるぐるせず、やわらかいうんちが出ました。
リョウマくんはお布団に戻ると、いつものようにクマさんを隣に寝かせようとしました。
すると―
それまでもぐらぐらしていたクマさんの首がもげて、頭が床に転がり落ちました。
リョウマくんは大ショックです

つづく。

血液サラサラメニューその2

2009-12-01 20:55:32 | クマでもできるシリーズ


 いよいよ12月になりました。
忘年会などで外食したりアルコールを飲むことが多い時期なので、わが家でカンタンにつくれる血液サラサラメニューをご紹介します。


 ポークピカタとこんにゃくのピリカラ煮(4人分)
〈ポークピカタ〉
1・豚もも薄切り肉(脂身なし)250gに、塩・こしょうする
  わりほぐした卵(1個)をかけて、白ごま・黒ごまをふりかける
 ・オクラ(1袋)をゆでて小口切りにし、めんつゆ大さじ2と合わせる
 ・ねぎ(8㎝)を細い千切りにする
2 フライパンで1を焼く
3 2に、オクラとつゆをかけ、ねぎをのせる  

〈こんにゃくのピリカラ煮〉(2~3人分)
1 こんにゃく1枚は上下に包丁目をいれ、たたいて一口大にちぎり、下ゆでする
2 フライパンでからいりし、だし汁1/2カップ、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、赤とうがらし1/2本を加えて、汁気がなくなるまで煮る  





 わかめスープとにんじんのピーナツあえ
〈わかめスープ〉(4人分)
1・乾燥わかめ8gを水でもどす
 ・ねぎ1/2本を斜め薄切りにする
2 わかめをゴマ油小さじ1でいため、鶏ガラスープ4カップを加えて煮る
  煮立ったら、塩・こしょうで調味し、いり白ごまをふる  

〈にんじんのピーナツあえ〉(2~3人分)
1 にんじん(2/3本)をうすくスライスし、塩小さじ1/4、砂糖・水各小さじ1/2とまぜて5分おく
2 ピーナツバター小さじ4を電子レンジに20秒ほどかけ、しょうゆ・酢・だし汁各小さじ1(市販の淡口しょうゆ入りだし汁を使う時は、しょうゆは入れずだし汁小さじ2にする)を加えて混ぜる
3 にんじんの汁気をしぼり、ピーナツだれであえる
  器に盛ってパセリをちらす  





 かぼちゃと白菜の味噌汁(4人分)
1・かぼちゃ(1/6個)を5㎜の厚さのいちょうぎりにする
 ・白菜(1/6株)は2㎝角に切る
 ・エリンギ(3本)を、長さ3㎝、縦5㎜の厚さの薄切りにする
2 鍋に1の具材と、水4カップ、ほんだし小さじ1/2強を入れて煮立て、弱火で10分煮る
3 味噌(大さじ3)を溶き入れ、ほんだし小さじ1/2強を入れ、沸騰直前で火を止める  



 こんにゃくは非常に低カロリーな上に、体内の有害物質を吸着して排出してくれるすぐれもの。
ピリカラが苦手な方は、赤とうがらしのかわりにかつおぶしを入れて煮ると、まろやかな味でおいしいです。
 緑黄色野菜は抗酸化作用が強いですが、淡色野菜と違って意識しないととりにくいところがありますね。
カボチャはβ―カロチンやクリプトキサンチンが特に豊富。
ニンジンはα・β・γの各カロテンが含まれていて、血液サラサラ効果が高いです。
ニンジンのピーナツあえは、母も妹も「これサーモン?」と言ってました。ニンジンがかなりしんなりするので、サーモンに見えるようです。
ニンジン嫌いのご家族の目をくらませられるかも?

何かと慌ただしい時なので、こんな時こそお体大切に。
Be careful!