BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

F1ベルギーGP 予選

2009-08-30 03:47:46 | モータースポーツ
     とてもフレッシュな顔ぶれ

左から、ハイドフェルド(BMW)、フィジケラ(フォースインディア)、トゥルーリ(トヨタ)

 ここのところちょっと、決まった顔ぶれが上位に入っていた予選ですが、今回はものすごくスリリングでした。
Q1、Q2、Q3と進むにつれて熾烈さを増したアタックをご覧下さい。

Q1
Q1から熾烈なタイムアタックが繰り広げられます。
まず、フリー走行好調トヨタ勢が1-2。
それをブラウンGP勢が塗り替えます。
BMW勢、フォースインディア勢のパフォーマンスの良さも目立ちます。
Q1のトップタイムは、フィジケラ。
一貴は最後のアタックを自己ベストで走行していましたが、バドエルが停まってしまいイエローフラッグ…
一貴、またも不運に阻まれ、Q1敗退

Q2
トヨタ勢、BMW勢が相変わらず好調です。
タイトル争いをしている二強、ブラウンGPとレッドブルがかすんでしまうほど。
バトンが9番手と苦戦しています。路面温度が高いのでブラウンGPにとってはいい条件のはずですが…
懸命にアタックしますが、Q2敗退。
ハミルトン、コバライネンのマクラーレン勢もQ2敗退。
フィジケラがQ2でもトップタイムをマークしますが、トヨタ・トゥルーリが塗り替えます。
前回優勝のバリチェロは3番手に飛び込みます。
大波乱のQ2。

Q3
2台ともQ3に進出したのは、トヨタ、レッドブル、BMW。
KERS勢ではライコネンのみが進出。
まずライコネンがトップタイム。
しばらく更新されませんでしたが、ハイドフェルドが塗り替えます。
すぐにチームメイトのクビサが更新。
今度はトゥルーリが1番手。
そして、フィジケラが1番手
誰もこのタイムを上回れません。
フォースインディアのフィジケラがポールポジションです


【予選結果】 順位、マシン重量、予想ピットイン、トップ10タイムです。
 1 フィジケラ(フォース・インディア) 648kg  10周目  1分46秒308
 2 トゥルーリ(トヨタ)        656.5kg 13周目  1分46秒395
 3 ハイドフェルド(BMWザウバー)   655kg  12周目   1分46秒500
 4 バリチェロ(ブラウンGP)      644.5kg  9周目   1分46秒513
 5 クビサ(BMWザウバー)       649kg   11周目  1分46秒586
 6 ライコネン(フェラーリ)      655kg   12周目  1分46秒633
 7 グロック(トヨタ)         648.5kg  10周目  1分46秒677
 8 ベッテル(レッドブル)       662.5kg  15周目  1分46秒761
 9 ウェバー(レッドブル)       658kg   13周目  1分46秒788
10 ロズベルグ(ウィリアムズ)     670kg   17周目  1分47秒362
11 スーティル(フォース・インディア) 678.5kg  20周目  
12 ハミルトン(マクラーレン)     693.5kg  25周目  
13 アロンソ(ルノー)         684.4kg  22周目  
14 バトン(ブラウンGP)        694.2kg  25周目  
15 コバライネン(マクラーレン)    697kg   26周目  
16 ブエミ(トロ・ロッソ)       685kg   22周目  
17 アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)  704.5kg  28周目  
18 中嶋一貴(ウィリアムズ)      706.1kg  28周目
19 グロージャン(ルノー)       704.7kg  28周目  
20 バドエル(フェラーリ)        691.5kg  24周目



キミ様のトップタイムをしばらく誰も更新しなかったので、ポールがとれるかと思ったのですが、今回は思いがけないメンバーが好調でした。
フォースインディアはやはり車が良くなってきていたみたいですね。
それにフィジケラの実力が相俟って、嬉しい初ポール。
では、フィジケラの喜びの声を聞きましょう。

 「お気に入りのサーキットのひとつだし、過去にうまくやっていたので、今年再び競争力があるだろうと確信していた。
でも、ポールは予想していなかったよ! 本当に素晴らしい気分だし、夢のようだ。自分にとっても、チーム、メカニック、エンジニアにとってもとてもハッピーだ。素晴らしい仕事をしてくれた。
僕たちの予算やリソースを考えると、前戦バレンシアで素晴らしい進歩を遂げた。午前中には、うさぎに衝突するという小さな事故があったけど、エンジニアはそれは幸運だと言っていたし、そうなったよ! なんという結果だろう。
僕は今、ポイントだけでなくそれ以上を目指している。これまで遠かったけど、僕たちは仕事を済ませる必要があるね!」
 

チームメイトのスーティルも11番手に入っているので、ポイント獲得の可能性はあるでしょう。
BMWもおそらく地道にマシンの開発を続けてきていたんでしょうね。
それがここで花開いたのでしょうか。
これを見て撤退を取り消してくれないかなあ。

コースの特性なのか、ここに来てまた勢力図が塗り替えられるのか。
今年のF1は、本当に予測不能です