これは小説に出てきたメニューです。堂場瞬一『夜の終焉』（中公文庫）上巻の始めの方に、ラタトゥイユを食べようとした主人公が、ふと思いついてオムレツにするという場面が出てきます。
おいしそうだったので作ってみました。
ラタトゥイユだけでも一つのメニューなので、分けて書きますね。
ラタトゥイユ（２～３人分）
← ラタトゥイユだけだとこんな感じ１・ピーマン（２個）のヘタとタネをとり、細切りにする
・ズッキーニ（１本）を小さめの乱切りにする
・マッシュルーム（４個）を細かく切る
・玉ねぎ（１／２個）を細かく切る
２ 鍋にオリーブオイルを熱し、チューブのすりおろしニンニク１㎝を入れる
香りが立ったら玉ねぎを入れて炒める
油が馴染んだらペッパーソルトを少々ふり、ピーマンを加えていためる
ペッパーソルトをふり、ズッキーニ、マッシュルームを入れる
全体に油が馴染んだら、ペッパーソルトをふり、さっと炒める
３ 「カゴメ基本のトマトソース」（１缶）を加えてまぜ、ひと煮立ちさせる
弱火で、ズッキーニが透き通って柔らかくなるくらい煮込む
味を見て、塩胡椒で調える
ラタトゥイユのオムレツ１ 卵１個、牛乳小さじ２、塩胡椒少々を混ぜて、よく溶き合わせる
２ フライパンにバター（小さじ１／２）を溶かし、１を流し入れる
３ 固まってきたら、ラタトゥイユを卵にのせる（中心におかず、少し片寄せた方が卵を折りたたみやすいです）
４ 卵をラタトゥイユにかぶせるように折りたたみ、皿に移す
５ １～４を人数分繰り返す
本当は、ラタトゥイユにはなすが外せないのですが、うちは妹が茄子嫌いなので、茄子抜きです
マッシュルームはたまたま冷蔵庫に残っていたので入れました。
ズッキーニ、ピーマン、玉ねぎ以外はお好きな野菜を加えていいと思います。
ペッパーソルトは、なければ塩でもOKです。ただ、できれば岩塩などのちょっとおいしめのお塩にしてみて下さい。
オムレツを作る前に、時間があれば少しさまして下さいね。
ラタトゥイユにしっかり味がついているので、とってもおいしいオムレツになります。
卵で包もうとか難しいことは考えないで、半分に折って、フライ返しでさっとお皿に移しました
「早く野球を見ながらご飯をたべましょうよ！」
「ヤダ」「オリンピック見ようよ～
」