豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

美濃市の概要

2008-11-09 | 都市計画・まちづくり
 美濃市はうだつの町並があり、街歩きしたことがあります。東海北陸道と東海環状自動車道が交叉する交通の要衝でもあり、中央に長良川が流れています。人口は23,000人、面積は117K㎡、「水とみどりを守り伝統に根ざした産業文化交流都市」で、合併せずに自立を目指しています。H18年度決算で歳出規模は90億円、財政力指数は0.55、経常収支比率は98%とあまりよくありません。歳入では人口減少もありますが、市民税(法人も)、固定資産税、都市計画税がなぜか減っています。工場誘致に力を入れていて、美濃テクノパークは未建設もあるけれど11社に完売しています。さらに工場団地を増設のようです。高速道路と工場進出年度、さらに誘致奨励金の内容については再調査です。H15産業中分類で、事業数はプラスティク製品が125、金属が91、パルプ・紙が53です。従業員数は一般機械が1320人、プラスティックが962、パルプ・紙が619人です。製造品出荷額は一般機械が466億円、プラスティックが176億、パルプが111億円の順です。輸送用機械は高くありませんが、一般機械、プラスティックなど車部品もあります。H16~.H18の工業統計を調べたかったのですが、自治体では不明でした。市内の事業所数の従事者規模は9人以下が80%と高く、小口融資制度も設けています。中小零細企業の労働者の賃金、労働条件も調べたいところです。また、東海北陸自動車道の開通による影響と、岐阜県の調査が必要です。さらに、岐阜経済大の竹内さんの「統計的分析」(05)のその後を調べる予定です。(写真は加茂地域の中山間地です)
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