昨日松元ヒロのライブを聞いて、改めて憲法前文を読み直した。君が代について、アメリカ国歌の曲で歌ったのも愉快だった。第2の国歌とも言われるアメージング・グレースでも歌ったことを思い出し書き記す。
1 「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し」とある。守るべき立場の総理が憲法9条を変えようとしている異常である。国会では野党が要求している予算委員会も開催せず、元号改定や国賓トランプの政治ショーがテレビで垂れ流される。モリカケ問題などお友達の優遇で、政治の私物化を忘れさせようとしているのか。
2 「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、・・・その福利は国民が享受する。」とある。大企業の法人税は下げ、勤労統計、生活保護費など統計の偽装で、消費税を上げても国民の福利は犠牲である。年金は60歳から65歳、さらに70歳へと画策されている。国の借金は1000兆円、オリンピック前後に財政破綻が押し寄せるだろう。国民が怒り学ばなければ、われらとわれらの子孫に大きなつけが回ってくる。
3 「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」とある。トランプ大統領はアメリカ・ファーストである。FTA交渉などアベ総理はノート言えず、「日米関係を緊密に」するため税金で接待している。アメリカと対等でなくアメリカに隷従である。これは沖縄の辺野古基地など日米地位協定をみれば明らかである。アベ総理の「私が国家である」発言は、漢字の読み違いでなく憲法を曲解している。