豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

浪江町

2018-07-15 | 都市計画・まちづくり

 富岡町にある東電のエネルギー館のパネルを観た。凍土壁の様子や汚染水タンクの状況を案内者に聞いてもわからないという、応えられないからそういうしか無いのかもしれない。汚染水の海への流出はどうか、安倍総理はアンダーコントロールされていると言ってオリンピックを誘致したが、本当に大丈夫だろうか。

 浪江町の途中、第1原発が双葉町にある。富岡から浪江までは電車が開通していないので車しか通れない。先回仙台から来た時は通れなかった。霧が出ていたので車から原発は見えないし、進入禁止なので接近もできない。帰ってから原発視察は山田レポートでも読み直そう。

 浪江町の役場に着いたのは昼前である。まずは駐車して食堂を探そうと思っていると、敷地内に仮設店舗があった。海鮮丼1300円はおいしかった。役場の玄関ロビーには先日亡くなられた町長の記帳場があった。時間もあり、次は小高駅を目指す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡町の帰還困難区域の再生構想

2018-07-15 | 都市計画・まちづくり

 

 役場へ資料を貰おうと立ち寄った。まずロビーの置いてあったのが、写真の「第2原発全基廃炉へ」614日付け新聞である。うろうろしていると職員が声をかけてくれた。帰還困難区域の資料を探しているというと、担当課から集めて説明してくれた。H2912の富岡町「帰還困難区域再生構想」によれば、帰還意向で全体の57%戻らないと決めている、判断つかないが25%、帰りたいが16%である。年齢別では20代の帰りたいは0%である。区域別では避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域と悪くなる。帰還困難区域は8.5K㎡/68.5で約12%、世帯・人口の割合は約30%である。帰還補助に世帯10万円程度の補助があり、労基署やハローワーク再開のチラシもあるが、仕事の外に学校、買い物、病院、コミュニティなど生活ができるだろうか。東電の被害の補償や自治体への財政支援もどうなるか、帰還困難区域の再生も容易ではなさそうだ。

 玄関には現在の放射線量が示してあった。

役場の近くには、写真の廃炉国際共同センターがあった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする