翌日ホテル近くのレンタカーへは、予約より早めに行った。ところが予約が入ってないと言われた。運よく平日のためコンパクトカーが空いていた。幸い直前に山田先生が回ったレポートを参考に出発。以前は仙台から南下し、相馬市小高地区まで来て、通行禁止であったが、今回はいわきからの北上である。まずは広野町の火力発電所とその近くの「J-ヴィレッジ」、ここが原発事故対応の前線基地になったそうだ。
次に楢葉町を通過し、第2原発近くの富岡駅に行く。ここは最近100m程北に新築されていた。いわきからはここまでの運行で、北へはバスの代行運転(写真)である。
駅にある線量計は0.068SV(写真)。売店の人に聞くと北への開通は2年後の予定とか。
駅より海側にある町の仮設焼却場を見ると、黒い「トン袋」(写真)が山のように積み上げられていた。「除染」されたものは「中間」も「最終」も行き場が決まっていない。
次に、駅からの津波避難先が30分の富岡役場とあったので役場に向かう。その前に、双葉町の夜ノ森の桜並木に行く。ここをテレビで見た時は、「原子力明るい未来のエネルギー」標語アーチは見当たらなかった。
周辺は帰還困難区域で住宅地も雑草が生えていた。そして富岡町役場に向かう。