伝統的建築物は木造ですから当然過去に火災に見舞われています。火災対策に屋根瓦、土壁漆喰塗り、軒裏塗り、うだつなどです。さらにデザインとして、なまこ壁や、防虫・防腐のべんがら塗りです。防災の分科会では川越、萩市の防災事例等が報告されました。火災については防火水槽、難燃材などで代替措置もできます。しかし、地震災害の場合は代替措置ができません。地震での倒壊で個人の住宅の復元は困難です。中国の麗江では多大の被害を出しています。世界遺産のために復元はされていますが、価値は大きく落ちます。東海地区では東海地震が予測されているだけに、対応が求められます。修繕の場合は確認申請もなく、既存の診断・改修がされません。また、伝統的建築物は現在の診断では評価が厳しく、改修費用も高くつきます。いずれにしても地震対策が弱いといえます。新潟中越地震で刈羽村では土蔵がほとんど倒壊しています。(写真は八女福島の町並み)
goo blog お知らせ
最新コメント
- HONDA/河合「日本銀行 我が国に迫る危機」④
- amenity/「預金封鎖に備えよ」
- アメニティ/諸富徹「人口減少時代の都市」
- Amenity/南相馬小高から浪江町請戸へ
- amenity/東京小旅行③
- amenity/豊田市の図書館を民間管理に!
- ノブ/豊田市の図書館を民間管理に!
- amenity/昭和美術館庭園
- ノブ/ドイツ 節約生活の楽しみ
- amenity/東ドイツと主要観光
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo
カレンダー
goo blog おすすめ
最新記事
カテゴリー
- traveling, town walking(521)
- 都市計画・まちづくり(573)
- 気になる本(394)
- 市民生活・企業都市(176)
- 平和・人権・環境・自治制度(149)