驚きはしないかも。
原題の"You're Next"がこの映画の本質をよく表している。ざっくりと、斧を振り下ろすように言えば、スプラッタである。
動物のお面にひょっとして謎が・・・と一瞬思いたくもなるが、これまた簡単に言えば、ジェイソンにとってのアイスホッケー用マスクと同じ。スプラッタである。
両親の結婚35周年に集まった一族を謎の一団が襲う。パターンとはいえ、動機不確定、用意周到という点から、この中に怪しい人物がと想像がついてしまう。
それでも家族が次々に殺害される場面は凄惨でつい目を背けたくなる。自分を育ててくれた両親に手をかけるなんて、虚構の世界とはいえ気分は良くない。
それだけに、中盤で犯人と物語の構図が分かった時点で、ここからは大きく転回してすっきりさせてもらわないとと思ったのだが、主人公はがんばるも前半を乗り越えるまでにはいかず。
相手に恐怖の極みを味わわせた上でとっちめてもらいたかったところが、あまり苦痛すら感じず退場させてしまうのはいただけない。ミキサーには笑ったが。
その中で、最後の場面における引き際の決め方と、エンドロールに流れる殺害写真あたりは、なかなか気が利いていておもしろかった。
(55点)
原題の"You're Next"がこの映画の本質をよく表している。ざっくりと、斧を振り下ろすように言えば、スプラッタである。
動物のお面にひょっとして謎が・・・と一瞬思いたくもなるが、これまた簡単に言えば、ジェイソンにとってのアイスホッケー用マスクと同じ。スプラッタである。
両親の結婚35周年に集まった一族を謎の一団が襲う。パターンとはいえ、動機不確定、用意周到という点から、この中に怪しい人物がと想像がついてしまう。
それでも家族が次々に殺害される場面は凄惨でつい目を背けたくなる。自分を育ててくれた両親に手をかけるなんて、虚構の世界とはいえ気分は良くない。
それだけに、中盤で犯人と物語の構図が分かった時点で、ここからは大きく転回してすっきりさせてもらわないとと思ったのだが、主人公はがんばるも前半を乗り越えるまでにはいかず。
相手に恐怖の極みを味わわせた上でとっちめてもらいたかったところが、あまり苦痛すら感じず退場させてしまうのはいただけない。ミキサーには笑ったが。
その中で、最後の場面における引き際の決め方と、エンドロールに流れる殺害写真あたりは、なかなか気が利いていておもしろかった。
(55点)
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