仮想的世界に限界はない。
最初のつかみは、主演のM.セラと原題"・・・VS THE WORLD"の違和感だ。
邦題のとおり戦う相手が単なる元恋人だけなので、「キックアス」のようなヘタレ青年の奮闘ものを想像するのだが、この作品は更に斜め上を行く。
どう見てもひ弱なスコットピルグリムが、バンド演奏をこなし、突然現れた敵と戦闘を繰り広げる。おまけにGFは二股。普通もしくはそれ以上にイケてるのである。
おかしいんだけど、こういうシチュエーションって何かあったような・・・。
で気付くのだが、これはまさに映画全篇を貫いている世界観、ゲームの中の世界なのである。
RPGの主人公に自分の名前を付ければ、自分は勇者になって世界を救ってしまう。そこで"VS THE WORLD"なのである。松方弘樹が世界を釣るなら、スコットピルグリムは世界を向こうに回して戦いを挑んじゃうのである。
劇中でそうした設定を明確に定義付けてはいなかったものの、とことん仮想空間を意識した編集がてんこ盛りだ。
テンポを自由自在に操り、前後の見境なく場面が次々に飛んで行く。
仮想なんだから現実性も整合性も関係ない。スコット以外の濃い脇キャラ軍団、Beckを中心とした音楽の彩りといった要素に、画面に意識を向けている五感がただ刺激を喜ぶ映画だと思う。
(80点)
最初のつかみは、主演のM.セラと原題"・・・VS THE WORLD"の違和感だ。
邦題のとおり戦う相手が単なる元恋人だけなので、「キックアス」のようなヘタレ青年の奮闘ものを想像するのだが、この作品は更に斜め上を行く。
どう見てもひ弱なスコットピルグリムが、バンド演奏をこなし、突然現れた敵と戦闘を繰り広げる。おまけにGFは二股。普通もしくはそれ以上にイケてるのである。
おかしいんだけど、こういうシチュエーションって何かあったような・・・。
で気付くのだが、これはまさに映画全篇を貫いている世界観、ゲームの中の世界なのである。
RPGの主人公に自分の名前を付ければ、自分は勇者になって世界を救ってしまう。そこで"VS THE WORLD"なのである。松方弘樹が世界を釣るなら、スコットピルグリムは世界を向こうに回して戦いを挑んじゃうのである。
劇中でそうした設定を明確に定義付けてはいなかったものの、とことん仮想空間を意識した編集がてんこ盛りだ。
テンポを自由自在に操り、前後の見境なく場面が次々に飛んで行く。
仮想なんだから現実性も整合性も関係ない。スコット以外の濃い脇キャラ軍団、Beckを中心とした音楽の彩りといった要素に、画面に意識を向けている五感がただ刺激を喜ぶ映画だと思う。
(80点)
最近頭がちょっと疲れ気味なので、こういう体感系の映画が合っているようです。
女の子は当然好みに大きく左右されるのですが、
中国系のナイブスの方がくるくるしてかわいいと思いました。
高得点ですねっ。
ストーリーそのものより、
なんだかゲームネタとか様々なコミックネタなんかで楽しい作品でした~
主演の子、デスプルーフやボビーに出てたんだけど、太ってあまり可愛くなくて残念でした(笑)