「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

紅葉真っ盛り

2009年10月29日 | 田舎暮らし
 今週になって、うちの周囲でもカラマツがだいぶ黄色くなってきた。早くから赤くなっていたヌルデや桜の葉っぱはだいぶ散ってきたけれど、代わりにカエデがだいぶ赤く色づいてきた。まさに紅葉真っ盛り。(というより、カラマツが黄葉してきたら、もう終盤戦という方が正解かも)
 ちなみに、これはちょうど1週間前の写真。赤はヤマザクラ。カラマツは上の方が少し黄色くなり始めたくらいだった。


オーディオプラグ

2009年10月29日 | テープ起こし
 オーディオプラグが折れてしまった。仕事で音があまり良くないときに使用しているヘッドフォン(MDR-CD900ST)のプラグがミニプラグでなくて、標準プラグなので、変換プラグを付けて使っている。これが先端のプラグ部の細さに対して、接続部分が太くて重くなってしまって、いまいち具合が悪い。特に今のノートPCになってから、手前にオーディオ端子が付いているせいか、よくコードを引っ掛けて引っ張られて、プラグの先端が曲がってしまって、すぐ抜けたりするようになっていた。今朝も何かの用事で慌てて立った拍子に引っ掛けて抜けてしまって、また差そうと思って見たら、何と先端がない。端子の中に折れた先端部が残って取り出せなくなったら、修理に出すしかない?!と思って、一瞬青くなる。でも、のぞき込んでみると、別に何かつまってふさがっているようには見えなかった。試しにもう一つのヘッドフォンを差してみたら、特に問題なく使えたのでほっとしたものの、折れた先端部はその辺をいくら探しても見つからない。一体どこへ消えたんだろう?
 この変換プラグは前にも曲がってしまって、実は2個目。買ってきても、またすぐ同じことになるかと思うと、ちょっと今のノートPCではMDR-CD900STは使えないかな。

ブログ友達に会う

2009年10月26日 | 田舎暮らし
 去年の冬ごろ、ネットサーフィンで偶然このブログを発見して興味を持ってくださって、以来、時々コメントを書き込んでくださっているmajoさんという方がいる。「自然の不思議を伝える仕事」をしていらっしゃるという彼女のブログを拝見すると、彼女の仕事場もここと同じような山の中のようだし、染め織りをされていたり、似たようなことに興味をお持ちのようで、年も割と近そうで、こちらもとても近しさを感じて、いつかお会いできる機会があったらいいなと思っていた。
 不思議な偶然の巡り合わせというか、そんなことはつゆ知らず、つれあいが彼女の仕事場とご縁ができて、そちらに伺うことになったとのこと。え~?!それはもう一緒に行くしかないというわけで、今日行ってきた。ブログ上の文章で何となく頭の中で勝手に想像するイメージと、実際のご本人の印象は大抵微妙にずれていたりするのだけれど、でも、ネット上でのやりとりの蓄積があるので、すぐ次の瞬間には前からの知り合いのような感覚になって、楽しくおしゃべりして過ごす。
 あいにくの雨降りで山々の展望を楽しむことができなかったのは残念だったけれど、紅葉が始まった森がきれいだった。

陽だまりマーケット

2009年10月25日 | 田舎暮らし
 今日は、村の友人たちがもう十数年、毎年春と秋の2回開催している「陽だまりマーケット」に行ってきた。最初のころは松川町で開催していたけど、最近は中川の大草城趾公園と高森の山吹公園が交互になっているようで、今回は大草城趾公園だった。うちは野菜も自家用にも満たないほどしか作っていないし、特に売る物もないので、出店はせずに見に行くだけだけど、近隣の友人たちが集まって、おいしい食べ物あり、ひょっとしたら掘り出し物あり、ステージでは歌あり、最後はアフリカンダンスありの楽しい催し。今回は若い女の子2人組が子どもたちにオリジナルのすてきな紙芝居もやっていた。
 カフェマヤのコーヒーを飲んで、村の友達が焼いたケーキを食べて、カボチャをもらって、明日行く予定の所へお土産にする物を買う。運動不足の解消に(?)アフリカンダンスも。昔ちょっと教わったことがあったのだけど、すっかり忘れてしまったので、見よう見まねで。


 

光学10倍

2009年10月24日 | 山の風景
 先日、カメラを修理に持っていったときに、この紅葉シーズンに約2週間も戻ってこないのかと思うと悲しいし、前からもう少し高倍率の、手ぶれ補正の付いたカメラが欲しいと思っていて、時々ネットや家電店で見ていたので、この際と、思い切って買ってしまった。特に雪山の白飛びをさんざん経験したので、ダイナミックレンジを広げて白飛びや黒つぶれを抑えるとうたっている機種が気になっていて、その中で最近出た高倍率(10倍)が付いた富士のFinePixF70EXRとリコーのCX2にかなり惹かれていた。店頭で実物も見て、あれこれ比較したあげく、マニュアル撮影機能が付いていて、値段もずっと安く、操作方法も今まで使っていた機種に近い富士の方を買ってきた。リコー機はマニアックに使うにはすごく面白そうで、かなり惹かれたけれど、実際そこまで使いこなせる自信もない。
 さて、その10倍で、しょっちゅう撮っているうちから見た中央アルプスの空木岳と南駒ヶ岳が上の写真くらいになった。右手前の大萱山の山頂付近をアップすると、下の写真のような感じで、鉄塔までしっかり写っていた(手持ちのせいか、ややぼやけてはいるけど)。先日の歌舞伎のときにも、大勢の立ち見客の一番後ろから撮っても、舞台の役者がそれなりに写った。結構いろいろなシーンで使えそうで楽しみだ。

 先日の栗沢山で撮った写真もこのデジカメで撮ってみたのだけど、買ったばかりで、まだ全然使い慣れていないので、普通のオートとEXRオートと風景の3種類で撮った。曇って光の当たっているところと当たっていないところがあったときに、ダイナミックレンジを広げて撮影するモードになったようだけど、何かめりはりがないというか、ぼやっとした写真になってしまった気がする。この機能はこれから冠雪した山を撮るときに、きっと使えるんじゃないかと思っているのだけど、果たしてどうかな。

栗沢山

2009年10月20日 | 山の風景
 つれあいに誘われて南アルプス北部の栗沢山に行ってきた。最初は昨日行くつもりにしていて、昨日だったら空気が澄んで最高だったのだけれど、諸般の都合で今日になってしまった。朝曇っていたけれど、天気予報では晴れてきそうだったので、一緒に行くことにする。南アルプス林道を行くときは、紅葉が最高にきれいで、るんるん気分だった。北沢峠から歩き始めて、針葉樹の樹林帯を歩いているときも、まだ余裕だった。曇ってはいるものの、右手に雪のついた山が見えると思ったら北岳~塩見岳が見えているのだった。

 ところが、樹林帯を抜けて、シャクナゲが出てきたあたりから、風が強いこと、強いこと。先を歩いていた二人連れが「あまりに風が強いから今日はやめた」と言って下りてくる。日ごろの運動不足がたたって、息も切れて、ばててきたところだったので、ますますめげる。ヤッケ代わりに持参してきた雨具の上を羽織ろうとして広げたら、吹き飛ばされそうなほど。とにかく手をついて、体を低くして、時にしばし岩にしがみつきながら風に耐える。何とか頂上に着いたものの、とても頂上に立って展望を楽しんだり写真を撮ったりできる状態ではない。
 これは風を避けて仙水峠方面にちょっと下りたところからの甲斐駒。さすがに間近に見る甲斐駒の姿は圧巻。右手に八ケ岳や、眼下に山梨側の町も見える。

 途中で雷鳥を2度ほど見かけたけど、とにかく風が強いので、カメラを出して撮ろうという気にもならない。仙水峠まで下りて、ようやくちょっと落ち着いてお握りを食べる。
 そこから今度は、まるで溶岩か何かみたいな岩がごろごろしている「岩海」をしばらく歩く。

 その後、また樹林帯に入って、歩き始めた北沢峠に到着。
山の上では風が強くて景色を楽しむどころではなかったのが残念だったけれども、曇り空ながら南アルプスの山々は間近にクリアに見えていたし、林道の帰り道でもしっかり紅葉と鋸岳や甲斐駒の景色を満喫する。ただ、やはり青空が時折しか見られなかったので、写真はあまり色鮮やかには撮れなかった。
 甲斐駒。


 鋸岳。ズームで。




鳥倉林道

2009年10月16日 | 山の風景
 家の周囲でも少し前からヌルデやヤマザクラなどが赤く色づいてきた。写真が撮りたいなと思っていたのだけど、実はこのところ愛用のデジカメの調子がおかしくて(多分、測光システムがおかしい?)、モニターに映る画面が暗くて、明るい屋外なのに手ぶれ警告が出たりする。暗くなるなら、露出補正をプラスに振れば何とかなるかと試してみても、やはりシャッタースピードが遅すぎて、ぶれてしまう。せっかくの紅葉シーズンを前に、またまた修理に出すしかないか。
 仕方ないので、今日はつれあいのデジカメを借りて、こちらのブログ用に鳥倉林道の紅葉の様子を見にいった。似たようなコンパクトだけど、メーカーが違うので、操作がいろいろ異なって使いにくい。とりあえず、オートと風景モードで撮ってきた。自分のデジカメでは紅葉は色が鮮やかに出る「新緑・紅葉」モードで撮っていたので、それに比べると何となく色がくすんでいるような気がする。


夕立神パノラマ公園で役場の商工観光係の人に会う。やはりホームページの紅葉情報に載せる写真を撮りに来ていた。カラマツはまだ全然早いけれど、広葉樹は結構色づいてきていて、でも、カラマツが色づいてくるのを待っていると、広葉樹は散ってきてしまうし、見頃の判断はなかなか難しいですねという話になる。
まあ、標高差もあるので、大鹿の紅葉は長く楽しめるということかな。




きわめて正論

2009年10月15日 | 自然・環境
 仕事で環境問題に関して、何か久々にストレートな正論を耳にした。アジアの方が通訳なしで日本語で講演していたので、非常に分かりにくい日本語だったけれども、内容は本当にすとんと心に落ちる話だった。環境問題の解決のためには、先進国と同じ生活水準を地球上の67億人がしようとしたら、できるはずがない。省エネ技術や代替エネルギーなどの開発も重要だけれども、今の先進国の開発はもう行き過ぎなので、まずは一人一人がもっと質素なつつましい生活をするように意識を変えていかなくてはいけない。鳩山総理が25%削減を打ち出して、日本の国民がそれを支持しているのは素晴らしい。25%削減を実現するには科学技術によるだけでは多分不可能で、やはり生活を見直すことが必要になるだろう。日本が先頭を切って、そのような道をリードしてくれることを期待するといった感じの話だった。
 昔、ガンジーが、インドが独立するとき、インドはどのくらいでイギリスの水準に追いつけるかと聞かれて、イギリスの生活水準を確保するためには、世界中を植民地にしなくてはならなかった。そんなものは成長のモデルになり得ないと、既に喝破していたとも(でも、今のインドはBRICsとか言われて、いわゆる今の先進国型の成長が著しいけれど)。
 みんなが質素な生活をしたら需要不足で不況になるから、使える物をじゃんじゃん捨てて省エネ商品をどんどん買えというのは、やはりどこかおかしい。

太陽光発電の新たな買い取り制度

2009年10月13日 | 太陽光発電
 いよいよ来月から待望の太陽光発電の買取制度がスタートする。先日、中部電力から「太陽光契約(購入単価など)変更のお知らせ」が届いた。国の制度のスタートは11月1日からということになっているけど、実際に適用になるのは、11月の検針日以降に発生する電力量からとのこと。今まで1kWhにつき20円程度だったのが48円になるそうなので、倍以上になる。この同じ価格で10年間。
 今日は検針日だったけれど、売電額は8月のときが7525円、9月が9497円、そして、今日は6835円。9月はちょうど好天続きのときだったから、たくさん発電したけれども、今回は10月上旬の停滞前線や台風が響いて少なかった。ちなみに、払っている方の電気代は2000円台。昼間の電気は自分の所の太陽光発電で賄えるので、前年同月と比べると、半分強の使用量になっている。なので、今の価格でも売っている額の方がずっと多い。ただ、これから寒くなって暖房器具を使い出すと、電気の使用量はどんどん増えてきて、一方、日が短くなるので発電量は落ちていくだろう。それでも単価の上昇で、プラスは保てるかな。

村民運動会

2009年10月11日 | 田舎暮らし
 今日は快晴。朝の外気温3度。ちょっと窪地になっているような所など、ごく部分的にではあるけれど、霜が降りた。初霜。南アルプスでは初冠雪だったらしい。
 澄んだ青空の下、今日は村民運動会が行われる。3年前の村民運動会の日記に、縄ない競争が地区対抗種目ではなくなって、2チームしか出なかったと書いたけれど、やっぱりこういう種目が消えていっては悲しいと思う人たちが何人もいたようで、翌年から初心者チームも出場するようになって、今年もベテランから若い人たちまで10チームが出場。私も出場しました。だいぶ昔にしめ縄作りを習ったことがあって、普通の縄も一応何とかなうことはできるのだけど、やはり速さを競うとなると、そう手際よくはなえない。その他、バレーボールでビール瓶を倒すボウリングに出場。
 子供は部活、つれあいは仕事で、一人になってしまうと何だか張り合いもなくなってしまって、運動会もあまり気が進まないなと思ったりもして、昼から行ったけれど、行けば行ったで、やはりそれなりに楽しく過ごせた一日だった。