「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

明日から東京

2005年12月30日 | 田舎暮らし
明日から2日まで東京の双方の実家に行きます。普通の帰省と反対方向。
例年は元旦はこちらの自治会の新年会に出て、2日に東京に行っていましたが、今年はなんと冬休みに入っても、今日まで部活。3日には初打ちなんだそうで、思案の末、新年会のほうをパスさせてもらうことにしました。
そんなわけで、年内の書き込みはこれが最終です。ブログを書き始めてちょうど1年。ご縁があって読みに来てくださった皆様、ありがとうございました。どうぞ、よいお年を。

プリンター不調

2005年12月28日 | その他
今年のテープの仕事は昨夜でおしまい。さて、今日こそ年賀状を何とかしなくちゃと思って、無料素材をさんざん探しまくって、さて、印刷と思ったら、プリンターの調子が悪い。途中で引っ掛かって止まったりしながらも、何とか親戚あての賀状を印刷して、今度は友人関係にと思ったら、ついにどうにも紙が送られなくなってしまった。普通紙は全く問題ないのに、年賀はがきを入れると、途端に送られなくなって、用紙切れのランプが点滅する。このプリンターもかれこれ7年近い。解像度も悪いし、縁なし印刷も両面印刷もできないし、買い替え時ってものかな。
 子供たちはそんな私を軽蔑のまなざしで見ながら、次々手書きで何枚も書いている。でも、お母さんはもう君たちみたいに、すらすらイラストも描けないよ。どうしよう。明日プリンターを買いに走るか、たまには手書きにチャレンジするか。はたまた、ネットでカードを送ってしまうか(悩んでいる間に書けばいいのに)。
もう28日だというのに。大掃除だってしなくちゃいけないのに。

クリスマス・ケーキ

2005年12月25日 | 手作りあれこれ
 今日は子供たちが近所の友達を呼んで、うちでクリスマス・パーティーをするというので、一応ケーキを焼いた。昨日買い物に出たので、市販のケーキを買ってしまおうかとも思ったが、やっぱり高いし小さい。思い直して、生クリームとイチゴを買ってきて、うちで焼くことにする。デコレーションが無骨だけど、一応証拠写真です。
 ケーキ作りも、昔ハンドミキサーがなかったころは、全卵泡立てなんて本当に力仕事という感じだったけど、今は計量とか粉ふるいとか、下準備がちょっと面倒なだけで、随分楽になったものだと思う。
 クリスマスにはブッシュドノエルにも何回かチャレンジしたことがあるが、ロールケーキはいまいち自信がなかったので、今回は普通の丸形。
 手前にちょっと見えているのは、近所の友達が焼いてくれたチョコレートケーキ。さらに手作りピザも持ってきてくれて、胃袋底なし(?)の中学生たちもさぞかし満足したことでしょう。
 

冬至

2005年12月22日 | 田舎暮らし
「冬来たりなば春遠からじ」とは言うけど、本当に寒い。おまけに年末で忙しい日々を過ごしていて、ゆずを買うのをすっかり忘れていた。でも、今年はカボチャは豊作だったので、まだまだ残っている。畑のカボチャ以外に、ひっくり返った鶏小屋の跡地から生えてきたカボチャもあるのだけど、これはまだ食べてみていない。今の種はほとんどハイブリッドなので、おいしいカボチャの種から育ったカボチャがおいしいとは限らない。まずは確実においしいと分かっている畑のカボチャが優先と思ったが、残念ながら今日食べたのは、やや水っぽかった。
 ちなみに、うちの子供たちが好きなカボチャの食べ方は、蒸してマヨネーズで和えたサラダ。要はマヨラーなのだろう。私としては、冬至だし、普通に和風に煮たかったけど、子供の要望に屈してサラダと化した。結果的には、水っぽかったから、こっちのほうが正解だったかも。

 村の観光案内のホームページの担当者によるブログができた。2週間ほどになるが、かなりこまめに更新されていて、写真もけっこう載っています。

一応モルゲンローテ

2005年12月15日 | 田舎暮らし
朝6時50分ぐらい、外気温マイナス14度。例年なら、年が明けてからの寒のころの気温。
写真にすると、かなり遠景になってしまうけど、冬の朝の一番好きな光景の一つです。
伊那谷は天竜の川霧の下でしょうか。
(サイトのほうにあった同じアングルの写真は4年前のもの。松の木が少し大きくなったかな?)

むらづくり講演会

2005年12月09日 | 田舎暮らし
 少し前の日記で、私の住む村が「日本で最も美しい村」連合に参加したという話を書いたけど、今日はその連合に大鹿村を紹介して、参加を勧めてくれたという、伊那食品工業(かんてんぱぱの会社)の会長さんの講演会があった。
 かんてんぱぱの本社・工場は、「かんてんぱぱガーデン」と呼ばれる美しく手入れされた3万坪の赤松の林の中にあって、そこ自体が年間25万人もの人が訪れる観光地になっている。また、会長さん自ら伊那谷の写真を撮って、カレンダーを作って配ったりしていて、景観美について一家言お持ちのかた。
 いろいろヒントになる話を頂いたが、自ら写真を撮られる方らしく、一つカメラマンが写真を撮りたくなるような美しい村を目指せというようなことを言っておられた。そもそも「日本で最も美しい村」を呼びかけた美瑛町も、前田真三さんという写真家の「麦秋鮮烈」という写真が一つのきっかけになったのだそうだ。
 あるいは、一本の木の写真を撮りに、カメラマンが大勢やってくるのだという話もあって、それを聞いて『はるにれ』を思い出した。これも北海道の一本の木の四季の写真絵本。この本は、昔、ある集会か何かで本を売っていたとき、お客さんが「あのとき、あそこで本を売っていた売り子さんに」と、主催者に本と手紙を送ってきたそうで、私としてはどこのどなたか全く分からない方から頂いた、不思議な思い出のある本でもある。もちろん、その本にはどこの場所のどの木とは一言も書かれていなかったが、その木はその後すごく有名になって、たくさんの人が訪れるようになったと聞く。
 広い村の中、全部を「美しい村」にするのは難しいかもしれないけど、絵になる風景なら幾つもあるかもしれないと思った。
 

拒否できない日本

2005年12月07日 | 非戦・平和・社会
朝、子供を送って帰ってきた7時半ごろの外気温マイナス9度。昨日は晴れて、日が当たる南側の雪は少し解けたが、日陰のつららは全くそのまま。
昨日は急に仕事がキャンセルになったので、畑に残っていた長ネギを雪の中から掘り出して、下漬けしてあった大根を甘酢に漬け込んで、そのあと、総選挙のときになぜかアマゾンで品切れになっている本として話題になっていた『拒否できない日本~アメリカの日本改造が進んでいる~』(関岡英之著・文春新書)を読んだ。要は日本の規制緩和とか構造改革とかいわれる動きが、いかにアメリカの言いなりになってきただけかという話。それも、年次要望書という、アメリカ大使館のホームページからだれでもが日本語で読むことができる内容が、日本のマスコミではほとんど報道されてこなかったという。
 特に冒頭、建築基準法の改正の話。阪神大震災のあとに行われた建築基準法の改正が、地震に備えて基準を厳しくするのではなくて、グローバル・スタンダードという名前の、要はアメリカの要求をのむ形で、仕様規定から性能規定へ、それも必要最低限のレベルで、海外の基準や国際規格に合わせるために行われたというくだりは唖然とする。今、話題になっている耐震偽造の話も、結局はこういうところから来ているのだろうなと思う。
 今の日本がどういう社会を目指そうとしているのか。多くの人に読んで考えてほしい本だと思った。

雪になりました

2005年12月04日 | 田舎暮らし
 このところ寒い日が続いていたが、今日はいよいよ雪になって、今年初めて、あたりが真っ白になるくらい降った(数㎝くらいかな)。慌てて、タイヤを交換。いつもタイヤ交換は夫に頼んでしまうのだけど、今日は飯田市まで出掛けていて、夜にならないと帰らない。しかたないから、恥ずかしながら、多分初めて自力でタイヤ交換をしました。
 午前中は集落の道普請で、側溝掃除(要はどぶさらい)、それにタイヤ交換と雪かきで、しっかり体を使って働いた。体って、動かすと暖まるもんだなと改めて思う。PCの前に座りきりだと、本当に寒くて手先、足先が冷えるのだけど、これだけ体を動かしたあとは、さすがにぽかぽかしている。子供たちが薄着で寒くないのも納得。
 夜になって冬型に変わり、風も強くなってきた。それにしても、今年は紅葉も遅かったり暖かめに推移してきたけど、ここへ来て、一気に真冬に突入したみたいな感じです。
 

ふるさとCM大賞

2005年12月03日 | 田舎暮らし
 長野県内の各市町村がそれぞれ嗜好を凝らした30秒間の手作りCMを競う「ふるさとCM大賞」の最終審査会が今日行われた。歌舞伎をテーマにした今年の大鹿村の作品には、中学校の歌舞伎班が出演しているということで、次男を含め3人の中学生が役場の人たちと一緒に長野市まで行ってきた(なんと、朝6時半に役場を出発して、帰りは夜の10時)。中学生たちは学校のジャージ姿に歌舞伎メイクで村の宣伝をしてきたらしい。来年1月9日に今日の様子を収録したスペシャル番組が放映されるそうだ。ホームページでは2001年度からの各市町村の応募作品も見ることができる。
 ちなみに今年の大賞は同じ下伊那郡の売木村の作品が選ばれたそうだが、大鹿村も息子の話では3位だったとか。ついでに、お隣の松川町は新名物「ごぼとん丼」の宣伝(ユーモア賞)。これ、松川町の郷土誌「はこべ」の最新号に掲載されていて初めて知ったが、地場産の豚肉とごぼうを使った丼で、町内の10店ほどで、各店の味を競っているとか。なかなかおいしそうでした。