「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

光学10倍

2009年10月24日 | 山の風景
 先日、カメラを修理に持っていったときに、この紅葉シーズンに約2週間も戻ってこないのかと思うと悲しいし、前からもう少し高倍率の、手ぶれ補正の付いたカメラが欲しいと思っていて、時々ネットや家電店で見ていたので、この際と、思い切って買ってしまった。特に雪山の白飛びをさんざん経験したので、ダイナミックレンジを広げて白飛びや黒つぶれを抑えるとうたっている機種が気になっていて、その中で最近出た高倍率(10倍)が付いた富士のFinePixF70EXRとリコーのCX2にかなり惹かれていた。店頭で実物も見て、あれこれ比較したあげく、マニュアル撮影機能が付いていて、値段もずっと安く、操作方法も今まで使っていた機種に近い富士の方を買ってきた。リコー機はマニアックに使うにはすごく面白そうで、かなり惹かれたけれど、実際そこまで使いこなせる自信もない。
 さて、その10倍で、しょっちゅう撮っているうちから見た中央アルプスの空木岳と南駒ヶ岳が上の写真くらいになった。右手前の大萱山の山頂付近をアップすると、下の写真のような感じで、鉄塔までしっかり写っていた(手持ちのせいか、ややぼやけてはいるけど)。先日の歌舞伎のときにも、大勢の立ち見客の一番後ろから撮っても、舞台の役者がそれなりに写った。結構いろいろなシーンで使えそうで楽しみだ。

 先日の栗沢山で撮った写真もこのデジカメで撮ってみたのだけど、買ったばかりで、まだ全然使い慣れていないので、普通のオートとEXRオートと風景の3種類で撮った。曇って光の当たっているところと当たっていないところがあったときに、ダイナミックレンジを広げて撮影するモードになったようだけど、何かめりはりがないというか、ぼやっとした写真になってしまった気がする。この機能はこれから冠雪した山を撮るときに、きっと使えるんじゃないかと思っているのだけど、果たしてどうかな。