昨日の朝日新聞によれば、中部電力は東海地震の想定震源域の直上に位置している浜岡原発5基すべてに、1基あたり数十億から数百億円かけて耐震補強工事を実施することにしたそうだ。これは浜岡の安全性に地震学者をはじめとする専門家も警告を発し、住民らが運転差し止めの署名活動や訴訟を起こしたりしてきたことの成果とも言えるかと思う。でも、どうせなら、特に1号機、2号機は高いお金をかけて補強するより、もうこのまま停止してしまえばいいのにと思う。従来の基準では600ガルの揺れに耐えられるようになっていたものを1000ガルの揺れに耐えられるようにするとのことだが、実は1号機、2号機では450ガルだった。すでに運転開始から30年近くたっているし、このまま廃炉にするほうが、よほど経済的だと思うが。
http://blog.livedoor.jp/stop_hamaoka/
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