「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

祝福の気功

2010年10月02日 | 心とからだ
 中健次郎さんの気功合宿に参加してから、1週間が過ぎた。そのとき紹介していただいた気功法を、何か一つでも、ごく短時間でもいいから続けようと思って、今のところ「地の気を採り入れる」「天の気を採り入れる」気功は毎日1回はやっている。この二つは中さんの『病気が治る気功入門』にも出ているので、DVDを見ながらもできるけど、本に出ていなかったものは、細かいところがややあやふやになってきてしまっている。『病気が治る気功入門』は初心者でも取り組みやすい気功が、どういう効果があるかということとともに紹介されていて、しかもDVDが付いているので、それを見ながらやることもできるし、一方で、「病気が治る」という実利的な部分だけでなく、中さん自身のことや中さんが出会った先生たちの話、気功の究極の目指す世界、深さみたいなものまで分かりやすく書かれていて、入門書として本当にお薦めの1冊だと思う。
 本の最後にも出てくる「祝福の気功」は、お母さんやお父さん、家族、友人、そして、苦手な人や嫌いな人も、相手の笑顔を想像するという極めてシンプルな、誰でもどこでもできる方法だけど、それだけで体の具合の悪かった人がよくなったという信じられないようなエピソードも紹介していただいた。いろいろな病気を持っていて、自力で歩けず、講習会に人に抱えられてきたような方が、職場の中に嫌いな人、見るのも嫌な人が何人もいて、その人たちの笑顔を思い浮かべる祝福の気功を行ったところ、その瞬間に治ったといって走りだしたそうだ。
 心配したり、悩んだり、人を恨んだり憎んだりするようなネガティブな思いが、いかに心身にダメージを与えるかということは、頭では分かっていても、ついつい、(人を恨んだり憎んだりすることはめったにないけど)、いろんなことを心配したり悩んだりはしてしまう。オポノポノの「ありがとう」「こめんなさい」「許してください」「愛しています」の四つの言葉を唱えることによって、過去の記憶をクリーニングするという話とも共通する話で、たしかオポノポノでも心からそう思っていなくても、唱えるだけでいいと本に書いてあったと思う。中さんも講演で同じようなことを言っていた。
 体を動かす気功とともに、祝福の気功も今のところ日々意識して、離れて住んでいる親や子どもたち、いろんな人の笑顔を時々思い浮かべている。

気功合宿

2010年09月25日 | 心とからだ
 昨日、今日の2日間、伊那の方で行われている中健次郎さんの気功の合宿に日帰りで部分参加していた。中健次郎さんには、だいぶ昔、野草塾でお会いしたことがあって、あの中さんが、しかも分杭峠に来られるのなら、ぜひ参加したいと思ったのだった。(でも、分杭峠は最近はあまりにすごい人なので、無理かな、北川露頭でやるかなという話も聞いていた)。

 昨日はまず陣馬形に行くとのことで、私はうちから直接行く。早朝は曇っていたものの中央アルプスもくっきり見えていたけど、折草峠から登っていくころには、すっかりガスっていて景色は何も見えなかった。風も強くて寒い。一応、山頂に行って、こういう景色が見えるはずですということで、望岳荘へ移動。でも、降りる途中でぱっとガスが晴れて、中央アルプスの山並みと伊那谷が見えた。
 昼食後、今度は分杭峠へ移動。天気のせいか、気場もそれほど大勢の人でもなくて、団体さんが帰ったら、しばらく座っていることもできた。昨日は結構寒かったので、じっとしてたら冷えそうなものだけど、足の裏が何かじわじわと温かい。ということに、帰りがけに中先生に言われて気付いた。その後、入野谷の瞑想室で気功。ヨガの死体のポーズみたいに横になって、中先生の「ソーン」という心地よい声の響きとともに、頭から順に深く深くリラックスしていく。先生がいろいろマントラを唱えている中に、ヨガのクラスでいつも歌っているマントラがあった。
 今日は午前中、クリスタルボウルの演奏会と中先生の講演会。あと午後のセミナーにも出てきた。今日は一転して天気が良かったので、屋外で行った。
 いろいろな聖者や覚者との出会いのお話や、気功の実習もとてもよかったけれど、特に印象的だったのは、二人で組になって行ったいろいろな実験。座って上から押さえ付けられたとき、その力に力で逆らおうとすると立てないのに、すっと受け入れてしまうと、押さえ付けている方の力もすっと抜けてしまうような感じになったり、股関節を緩めて気がすっと通って、大地とつながっていると、押してもびくともしないこととか、気の力をいくつか身をもって感じることができたのが面白かった。
 やはり素晴らしい先生にじかに教えていただける機会というのは、本当に貴重でありがたいものだなと実感した2日間でもあった。こういう機会が、ちょうど土日に動けるような生活になったところで訪れたことも、きっと何かのご縁。せっかく習ったのだから、習ったことを忘れずに、ぜひ日々の生活の中に少しでも習慣化していきたいものだと思った。

ヨガ

2010年04月12日 | 心とからだ
 テープ起こしの仕事を始めてから、特に冬場の忙しい時期は一日中座りっぱなしの生活になってしまって、すっかり体力が落ちているのを自覚していて、何か運動しなくてはいけないと思い続けてきた。とはいっても、いきなりハードなスポーツはできそうにない。前々から東洋体育に興味があって、24式の簡化太極拳も一度は覚えたこともあったけれど、すっかり忘れてしまった。たまに気功のビデオを見て、やってみたりすることもあるけど、やはり家で一人で何かやろうと思っても、なかなか継続的にやるのは難しい。そう思っていたら、先日、近所の友達からヨガをやらないかと誘われた。村内で夜にヨガ教室をやっているのは知っていたけど、夜は子どもの送迎があるので出られないと思っていたら、昼間やってくれるとのこと。それはぜひということで、今日がその第1回目だった。
 ヨガもはるか昔、若いころ、本などを見て、ポーズのまねごとをしたことぐらいはあったけれども、ちゃんと習うのは初めて。気功もそうだけど、まずはゆっくりとした呼吸が大事だということを教わる。呼吸法が伴わなければ、ただのポーズ。体もすごく硬くなっていて、全然曲がらないし、突っ張ったところがちょっと痛くなったりもしたので、明日あたり筋肉痛が出るかも。でも、ゆったりとしたとても気持ちのよい2時間だった。また来週が楽しみ。