AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

5893:ほうとう

2022年04月20日 | ノンジャンル

 周囲を鬱蒼と木々が茂る笹子峠の峠道を走っていった。何度もカーブを曲がって標高を獲得していった。

 すると「矢立の杉」の看板が見えた。「矢立の杉」は樹齢が1,000年を超えるとも言われている巨木である。戦国時代、合戦に赴く武士がこの杉に矢を射立て戦勝を祈願したと伝えられていて、歴史を感じる。

 その巨木を見るためにはロードバイクを降りて押しながらウッドチップが敷き詰められた細い道を100メートルほど下っていく必要がある。

 巨木の手前にはウッドデッキが整備されていて、さらに音声ガイドや杉良太郎が歌う「矢立の杉」が流れる装置も置いてあった。

 その巨木は確かに独特なオーラを発していた。近くまで降りていって記念撮影をした。歴史ある巨木からパワーをもらって、残りの峠道を走っていった。

 残り2km程を走っていくと笹子峠の頂上に着いた。ここには古いトンネルがある。笹子髄道(旧笹子トンネル)である。

 車1台がやっと通ることのできる小さなトンネルであるが、その姿は歴史を感じるとともに、ジブリの映画にでも出てきそうな不思議な雰囲気を持っている。

 その細く古いトンネルを潜り抜けていった。その先は長い下りが続く。重力を味方につけて風を切って下っていった。

 次なる目的地は「七福」である。七福はほうとうが美味しい店である。塩山まで行った時には決まって立ち寄る。

 市街地に入り幹線道路を走っていくとその店に辿り着いた。店の前にロードバイクを立てかけて、店内に入った。

 メニュー表には蕎麦もあるが、多くのメンバーが名物のほうとうを選択した。七福のほうとうは、3種類の合わせ味噌と鰹節・昆布・アゴのだしによる本格的な味付け。様々な野菜やきのこが入っていて、ボリューム満点である。

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