AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

5874:桜

2022年04月01日 | ノンジャンル

 BMW iX3の走行距離が1,000㎞を超えた。納車時に「走行距離が1,000㎞になりましたら、1,000km点検を行いますので、事前に連絡を入れて車を持ってきてください。所要時間は1時間ほどです。」との説明を受けていた。

 「1,000kmか、それなら結構すぐに点検を受けることになりそうだな・・・」と思っていたが、走行距離が1,000㎞を超えるのに2週間かからなかった。

 事前に予約した時間は午後の2時であった。事務所の駐車場からiX3に乗り込んで、ディーラーに向かった。

 納車されてからまだ2週間も経過していないので、ドライバーズシートに座ると「新車の香り」が濃厚にする。

 この「新車の香り」を嫌がる人もいるようであるが、私は好きである。その「新車の香り」にも、やはりメーカーごとに個性があるようで、BMWはBMW固有の「新車の香り」がする。

 この「新車の香り」は、時間の経過とともに徐々に薄れてくる。今までの経験では3ケ月ほどは持続するようである。

 その「新車の香り」を鼻孔にゆっくりと吸い込んでから、ふ~と息を吐きだした。「この香りにはもしかしたらリラックス効果があるのかもしれない・・・」と思いながら、フットブレーキを右足で軽く踏み込んで、丸いスタートボタンを押した。

 EV車なのでエンジン音はしない。代わりに人口的な電子音がする。電気式のサイドブレーキをボタンを押して解除してから、車を発進させた。

 静粛性はとても高い。静かに走った。今日は春らしく暖かい。気温は20度を超えているようである。窓を開けて外の空気を車内に取り込んだ。

 ディーラーまでは車で20分ほどである。その道すがら、あちらこちらで桜の木を目にした。どれも満開である。日本人は桜が好きである。いつもこの時期になると「こんなにたくさん桜の木があるのか・・・」と改めて驚く。

 ある小学校の校庭には桜の木がずらっと並んでいた。その花の色合いはピンクというよりも白に近かった。「入学式の頃にはすっかりと葉桜になっているだろうな・・・」そんなことを思いながら、車をゆっくりと走らせた。

 BMWのディーラーに着いた。駐車スペースに入ると、女性スタッフが建物のなかから出てきてくれて、駐車を誘導してくれた。

 車を降りて、要件を受付の女性スタッフに告げた。案内されたソファー席に座った。「何かお飲みになりますか・・・?」と訊かれたので、アイスコーヒーを頼んだ。



 私が座ったソファ席の斜め後方には、BMWが新たに発売したEV車である「i4」が展示されていた。色はホワイトであった。

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