AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

5886:人里(へんぼり)

2022年04月13日 | ノンジャンル

 元本郷での休憩を終えて、先へ進むことになった。今日は「人里(へんぼり)の枝垂桜」を見ることが大きな目的の一つであった。そこまで走ることになった。

 8台のロードバイクは隊列を形成して走り始めた。少し行くと檜原村役場が右手に見えてくる。その前を通過すると「橘橋」のT字路交差点である。

 その交差点を左折した。交差点には「都民の森 21km」と記された表示板がかかっている。ここから上り基調の道が21km続く。

 トレインのスピードは快速ペースであった。道が上りになると負荷がぐっと上がった。今日は出がけにスマホを忘れ、取りに戻るという「おまけ」がついたので脚がなかった。その心許ない脚の残量は、快速ペースで上っていくうちにみるみる減っていった。

 コースは上り一辺倒というわけではない。平坦部分や短い下りも挟みながら標高を獲得していく。その道をどんどんと進んで「上川乗」のÝ字路交差点にさしかかった。
 
 その交差点を右斜めに進んだ。人里まではもう少しである。上りを幾つか越えていくとその枝垂桜が見えてきた。

 その周囲では多くのローディーやハイカーが記念撮影をしていた。しばし待ってからその桜の前で記念撮影をした。



 陽光に照らされた枝垂桜は眩しく輝いていた。人里のバス停の背後に広がる枝垂桜は今が盛りであった。その色合いは生命感に溢れていた。

 目の保養をした後は「数馬」まで走った。そこまでは隊列を維持して走る。上りの比率は徐々に増えていった。脚の充電量はもうすぐ底を尽きそうであった。

 今日は新しいデュラエースでの実走初日であった。ここまで走ってきて「やはり、確実に進化している・・・」と感じ入っていた。剛性感や変速スピードなど、前のモデルでも特に不満はなかったが、さらに良くなっていた。

 その新しいデュラエースの力も借りながら数馬まで走っていった。ここにはバス停があり公衆トイレも併設されている。

 数馬で一息入れた。脚の残量はここで尽きた感じであった。数馬から都民の森まで残り4kmほどである。しっかりとした上りが途切れなく続く。ここから先はフリー走行エリアになる。「今日はもう脚が売り切れたから、流して走るしかない・・・」と早々に白旗を上げざる得ない状況であった。

コメント