オーディオショップ・グレンは古いビルの4階にある。TANNOYなどの古いイギリス製のオーディオ機器を扱ってきたが、最近は「準ビンテージ」と言われる1970〜1990年代の製品も扱うことが多くなってきたようである。
常設機器はスピーカーがソナスファベールのエレクタ・アマトールで、アンプはLEAK POINT ONE STEREOと同じくLEAKのTL-10の組み合わせである。送り出しは、アナログはROKSAN XERXES10で、デジタルはNAGRA CDCとなっている。
何かしら目新し中古機材が入ってくると、「もしよかったら、聴いてみませんか・・・?」とメールが来る。
数日前にも「とてもめずらしいフォノイコライザーが入荷しました。Zandenのものです。国内ではあまり馴染みのないメーカでしょうが、海外では評価の高い日本のメーカーです。」という内容のメールを受け取っていた。
Zandenというと、高円寺にお住いの大川さんが、ORACLE CD2000と組み合わされているModel5000という名称のDACが目に浮かぶ。独特のデザインセンスで纏められたそのModel5000は、精細なオーラを放っていた。
大川さんは「Zandenは現在は残念ながらデジタル機器は製造していません。フォノイコライザー、プリアンプ、パワーアンプのみをラインナップしていて、『Modern』と『Classic』の二つのシリーズがあります。」と話されていた。
大川さんのお宅でのModel5000以外Zandenの製品を見たことはなかったが、実は少し前に東京郊外のオーディオショップでたまたまZandenのフォノイコライザーを見かけた。
コンパクトな製品で、型番はModel100であった。中古品であった。特徴的なのは5種類のイコライザーカーブに切り替えられるスイッチがついていて、さらに位相切り替えも可能になっていることであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/43/15884775320f93777eca9d5966e75a2c.jpg)
ほとんど見かけることのないZandenであるが、オーディオショップ・グレンにも最近フォノイコライザーが入ったようである。
「なんだか、こういう流れには必然性を感じるな・・・Marantz Model7を現在フォノイコライザーとして活用しているが、新たな可能性の発見になるのであろうか・・・」と期待して、オーディオショップ・グレンのドアを3回ノックした。
金属製のドアは鈍い音をたてた。ドアの向こう側から「どうぞ・・・」というこのショップのオーナーである小暮さんの声が静かに聞こえた。
中に入った。玄関先でスリッパに履き替えてリスニングポイントに向かった。「久しぶりかな・・・前に来たんのはいつだっけ・・・?」と小暮さんに訊かれたので「そうですね・・・確か半年ぶりくらいですか・・・去年の夏以来じゃないですか・・・」と答えた。
常設機器はスピーカーがソナスファベールのエレクタ・アマトールで、アンプはLEAK POINT ONE STEREOと同じくLEAKのTL-10の組み合わせである。送り出しは、アナログはROKSAN XERXES10で、デジタルはNAGRA CDCとなっている。
何かしら目新し中古機材が入ってくると、「もしよかったら、聴いてみませんか・・・?」とメールが来る。
数日前にも「とてもめずらしいフォノイコライザーが入荷しました。Zandenのものです。国内ではあまり馴染みのないメーカでしょうが、海外では評価の高い日本のメーカーです。」という内容のメールを受け取っていた。
Zandenというと、高円寺にお住いの大川さんが、ORACLE CD2000と組み合わされているModel5000という名称のDACが目に浮かぶ。独特のデザインセンスで纏められたそのModel5000は、精細なオーラを放っていた。
大川さんは「Zandenは現在は残念ながらデジタル機器は製造していません。フォノイコライザー、プリアンプ、パワーアンプのみをラインナップしていて、『Modern』と『Classic』の二つのシリーズがあります。」と話されていた。
大川さんのお宅でのModel5000以外Zandenの製品を見たことはなかったが、実は少し前に東京郊外のオーディオショップでたまたまZandenのフォノイコライザーを見かけた。
コンパクトな製品で、型番はModel100であった。中古品であった。特徴的なのは5種類のイコライザーカーブに切り替えられるスイッチがついていて、さらに位相切り替えも可能になっていることであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/43/15884775320f93777eca9d5966e75a2c.jpg)
ほとんど見かけることのないZandenであるが、オーディオショップ・グレンにも最近フォノイコライザーが入ったようである。
「なんだか、こういう流れには必然性を感じるな・・・Marantz Model7を現在フォノイコライザーとして活用しているが、新たな可能性の発見になるのであろうか・・・」と期待して、オーディオショップ・グレンのドアを3回ノックした。
金属製のドアは鈍い音をたてた。ドアの向こう側から「どうぞ・・・」というこのショップのオーナーである小暮さんの声が静かに聞こえた。
中に入った。玄関先でスリッパに履き替えてリスニングポイントに向かった。「久しぶりかな・・・前に来たんのはいつだっけ・・・?」と小暮さんに訊かれたので「そうですね・・・確か半年ぶりくらいですか・・・去年の夏以来じゃないですか・・・」と答えた。