日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

レースの神様

2013-08-16 | リブレリア
その人は永遠の乙女心をぶれない信念と類稀なディレクションで可視化するスタイリスト
夢見る乙女心も
繊細な乙女の感性も端的に表現するレースの神様。


縫い目の一目にすら気を配り、可愛いを追い求める探求者。
大森佑子はいつだってそうだ。


大森佑子がディレクションする世界観を好きか嫌いかは別として
ただ、圧倒されてしまうのは彼女のファッションにかける執念深さ。
徹底的に作り込まれ、生み出されるのは見事なまでの調和。
余分なものはない
足りないものもない
あるべきところにあるべきものがおさまった
完璧な調和。


積み重なった本の地層からでてきた雑誌。
なかなか興味深い内容が詰まっていて保存版の栄誉を与えられた一冊。
クウネル





その中の特集記事。
そこにはあたしが大森佑子に抱いていた印象が見事に彼女自身の言葉を持って語られていた。

彼女のファッションに対する姿勢はまさに職人。
大森佑子の全身全霊をもって作り出されたファッションは
人を選びすぎてあたしなんて手の届かない高みにあるけど、
いつも見るたびに心がざわざわする。
そのざわざわの正体はあたしももっとストイックに着飾りたいと思わせる何か。


とりすました冷たさとか
完全ゆえの静寂さとか
乙女の理想とか
可愛さの真髄とか
不変の美しさとか
耽美的とも言える甘さとか



ファッションはつきつめると過剰さや熱心さとは裏腹に冷たいほどの静寂を帯びる不思議。
ソニヤ・パーク、トム・ブラウンにも通じるその静かさは
完璧だからこその境地。
それでも大森佑子はまだまだこう祈る。



「ファッションだけ、どうか力をお与え下さい。」
ファションだけとびぬけたいびつなペンタゴングラフと続くその言葉。
唯一の願いとしたらあたしは何を願うんだろう。


今は天気。
「どうぞ神様、良い天気に恵まれますように」
灼熱、晴天に願うことではないけど今の願い事。







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今日の氷

2013-08-15 | ホーム
今日の氷

有名店のかき氷。
2時間待ち。
かき氷にありつくまでに熱中症確定。
かき氷に1000円以上出すのもねーということで
おいしいの食べたいけど変り種で我慢しとくー。


先ずはヴァージンアトランティックの氷。
ボスの顔を氷にしちゃったとおふざけ系。






ヴァージンのファーストクラスでのネタ。
いきなりこの氷でサーブされるとビックリしますが高級氷。




そして行きつく先は温暖化問題。



白熊とペンギンが浮かぶ氷。
あっという間に溶けていく氷を前に寸の間の一考。










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灼熱列島

2013-08-14 | Weblog
熱闘甲子園はTVで
灼熱公園は窓から眺めるだけでもうギブアップ。
連日、こう暑いと部屋から一歩も出れない。




お暑いのはお好き?




あたしはキライ。
この気温、東南アジアの国より暑いらしい。
氷をがりんごりん食べながら家にこもっている。
それでいて溶けたアイスのようなダメダメさ。
掃除しなきゃ、洗濯しなきゃ・・・・思うだけ。


英気を養っているということでこの暑さを乗り切りたい。


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着せ替えペンギン

2013-08-10 | ホーム
今日もあちこちで元気に働くペンギン


スイカのペンギン。
日曜日だけど元気に働いてもらいましょう。
いつものルートだけじゃ飽きちゃうものね
近場だけどね。


ピッ!


いつだったかICカードの機嫌が悪く改札で引っかかってしまった。
そうしたら後(次に)いたのが外国の方で・・・・
「Why you say ピピ?」と尋ねられた。
ピピっていったね、確かに。
思わずその尋ね方にしどろもどろになってしまった。


「なんでピピ?」
お尋ねしたい内容はものすごーく良く伝わったけど、
あたしはなんて答えればよかったんだろうか?
「Reading error」では味気なかろう?
いまだに模範解答は見つかっていない。





機嫌よく健気に働いてね。
ピピなんてビックリしちゃう。
日本全国使えるようになって夏休み旅支度のペンギンをつれて
あちこちにお出かけする人も多いし、海外からの観光客も使うんだからね。
頑張って働くスイカのペンギン
ご褒美にはおめかしを!


ic CARD WEAR



こんなバージョンも




あ~あ、夏休み!
出かけたい!!!
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ピースとハイライト そして サザンの物議と勇気

2013-08-09 | Weblog

日本の社会において政治そして特に宗教の話はタブーとされることが多い。
ビジネスの雑談で、初対面や親しくない人とその話題に触れることはそうそうないだろう。
そんな話題をふろうもんなら相手が身構える。
お酒をのみながら夜ふけるまでの政治談義。
プロフィールに宗教欄、日本じゃ考えられません。


さて、本日はそのタブーにさわっていこうと思う。
考え方は千差万別ですからあくまでもあたし自身が思うところを少し。
それぞれ考え方が違うのは当たり前、そうと思わない人には何もいうまい。




サザンの活動再開のニュース。
新曲『ピースとハイライト』。
この曲が政治色が強くて物議をかもし出しているのだという。


なんで、どこが?



横たわる現実に目を向けていてすごく良いメッセージだとあたしは思った。
現代史を徹底的に政治に利用している国もあるだろうに
あたしは確かに時間切れの為、現代史をしっかり授業を受けた記憶がない。
主張が違うのは当然でそこに固執してしまったら先に進めないのは自明の理。
自分の考えを自分の言葉をもって主張するという行動は非難されるべきじゃないし、
そのメッセージを著名人としての立場を利用して発信するというのも当然のことじゃない?
ハリウッドセレブ達が募金やボランティアをすることによって波及する影響力や効果は一般人のそれより一段と大きくなるわけだし。
歌手が歌で世間に疑問を問いかけ、Love&Peaceを声高に叫ぶ価値はあるだろう。
それが宗教色、政治色が強くてもタブーでも。
タブーだからこそ彼らがそのきっかけを作るのだ。



というわけでタバコの銘柄だと思っていたピースとハイライト
インタビューで知ったピースとハイライトへの想い。
サザンの物議いや、勇気。
この歌詞を読んで「隣の人」がある国名に置き換わることが分かるのなら、
置き換える国があるのなら、もっともっといろいろ考えなきゃいけないんだと。


この曲、世界に発信しなきゃと心から思う。
今、世の中にマイケル・ジャクソンやジョン・レノンのようにメッセージ性の高い曲を歌える人はどれだけいるんだろう。
日本にはサザンがいる。
今一度、考える。
この曲を歌い、世界を変えられる人は誰だ?
終戦のこの時期、憲法の改正が騒がれるこのご時世そして各国の大義名分がかみ合わないこの世相
ちゃんとピースとハイライトを考えたい。
これを英訳して世界に発信する語学力が欲しいと切に願う。









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桃とチーズのマリアージュ

2013-08-07 | Weblog
今年も桃の季節到来。
お取り寄せの桃が農園から届いた。
箱を開けると瑞々しい香りが流れだす。




芳醇な果実の香りとはまさにこういうこと。
甘いながらも清々しいピンク色。
香りが目に見えるなら間違いなく淡いピンク色。
水分をたっぷり含んでミスト状の香りが広がってきた。

その桃は我が家の定番、チーズと桃のサラダにする。
きりりと氷を浮かべた白のワインクーラーをお供に。
夏の夕べの晩餐。


ちょっと塩気の強いブルーチーズもミルキーなカマンベールでも。
おいしいものと、おいしいものを組み合わせたら、もっとおいしいものになった。
桃に合わせてチーズも厳選しましたから。








今年のチーズ
北海道 小林牧場
ブルーチーズもカマンベールも絶品。ついでにヨーグルトもね。
桃にブルーチーズを合わせるつもりで買ってきたんだけど日々の「あて」で桃が届く前にとっととなくなってしまった。
苦肉の策でカマンベールをあわせるもこれまた絶品だったというわけ。
そりゃそうです、チーズ本来が美味いのだから。
海外のチーズに比べて香りがキツくないので食べやすい。
それでいてミルクの旨味が濃縮されてチーズになっているからうま味の塊。



桃とチーズのマリアージュ。
少したてば洋梨とチーズのマリアージュ。


フルーツとチーズ
スーパーのプロセスチーズではオススメしないけど
目から鱗級の組み合わせなので是非、試して欲しい、ワインもつけて欲しい、チーズもっと持ってきて、
ついでに冷凍庫からアイス持ってきて、TVチャンネルかえてよ!、やっぱビールも飲むと叫びたい。


おしゃれサラダを前に今夜も酔っ払い街道 爆走中。
夜露死苦!





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11ぴきのねこと馬場のぼる

2013-08-06 | ギャラリー





11ぴきのねこたちも美味しそうにお食事中。
久しぶりにあたしもあのお店のお魚が食べたいのと出かけた先は浦和。
鯖の味噌煮がうまいねえ。



やっぱ魚、肴が美味いのは至福だねえと満足に満足を重ねました。




11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展@うらわ美術館
どの絵もどの絵も見たことがあって、にやりとしてしまう愛らしさ。
妙に人間臭くて腹黒さもある憎めないねこたちがあちこちへと動き回っている。
どの絵もほのぼのとして馬場のぼるのおおらかさと優しさと洒脱さが充ち満ちてすっかりお話は忘れてしまっていたけど次々と変わる原画は一気にあたしを幼稚園生のあの頃へ引き戻した。




面白い!


こんなに馬場のぼるの絵本は面白かったんだ。
子供のあたしも今のあたしもすっかり12ひきめのねこになる。

永遠のベストセラーというのはこういうことを言う。
4歳の時に夢中になり、
15歳の時に買った絵本。
今も手元で時々眺める。
そしてこれから20年後そしてそれからも変わらない大事な絵本。
読む人が代替わりしてもきっと絵の、話の魅力は色褪せないだろうから
大人から子供まで楽しめる馬場のぼる展 ~9/1まで。
夏休みにねこたちやアオさんに逢える展覧会オススメです。






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夏の星座にぶら下がって

2013-08-05 | ドレステリア
夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろして
こんなに好きなんです 仕方ないんです
夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろして
涙を落として

夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろして
たしかに好きなんです 戻れないんです
夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろして
最後の残り火に手をふった

aiko ー花火ー







夏の夜は短くて、楽しくって。
夏の夜空は明るい星が多くって星座を見つけやすいんですって。
花火を見るために夜空を見上げ、花火の音で夜空に目を凝らす。
束の間の星座観測。


夏の星座
織姫星のベガ、彦星のアルタイルそしてデネブ 夏の大三角形
ミルクディッパーと呼ばれる南斗六星
その先には赤い蠍の心臓。
夏の夜空に花火と星座。
浴衣姿で花火デート、空には宵の明星。

いきなり人こみで声をかけられた。
声をかけてきたのは浴衣を着た友人。
結婚したのを風の便りに聴いていて、何とも優しそうなパートナーと一緒。
こちらまで幸せな気分に。


そうそう、こんな時に着たい服。
もちろん浴衣がベストだけど気張らずに涼やかに楽チンなサマードレス。
ペスケイラの星座のロングワンピース。
夏の星座にぶら下がって花火を見下ろせそうな柄。







遠くから花火の音がしてソワソワとベランダで夜空を見上げる。
ご近所だからね紙コップのビール片手に飲み歩き用ぐらいのカジュアルさ。
紺地で引きずるぐらいロングのワンピースだから浴衣姿の群でも浮かないかしら。
何故、そこを気にするかって?
どピンク、肩口にはニャンドゥティのミニワンピース。
友人の同級生は一目であたしだと分かったらしい。
ワンカップ飲みながら歩いてました。
あーあ、えらいとこ目撃されたわ。
せめてビール片手にぐらいだったら可愛いものを。
よりによってワンカップ!



浴衣着て、おしゃれに決めている時には誰にも会わないのに
ご近所仕様でワンカップのタイミングでお会いするとは。
ああ、マーフィーの法則。
次回はペスケイラの星座ワンピース、ワインクーラー片手で出会いたい。











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魅惑の屋台フード

2013-08-03 | トラットリア
先週、今週末とあちこちで花火大会やらお祭りやら。
祭り囃子に東京音頭に何となくソワソワするにはきっと楽しさを連想するからだ。

学校の友達と行く夏祭り
デートで花火。
浴衣でタコ焼き。
ほかほかと湯気をたてるマーガリンべっとりなじゃがバター。



ウソウソ、じゃがマーガリン。


大して美味くも無かろうに。
それでも一年に一度は食べたい、じゃがバター。
マーガリンが滴ってベトベトでひぃ~となってもああ、ジャがバターを食べたいと思う。



祭り=ジャがバター=屋台フード=楽しいは全てイコールで結ばれる。




一年に一度だからきっと楽しい、そして美味しい。
一年に2個もいらないじゃがバター。
ジャがバターに関わらず世界各国、どこで目にしても屋台の食べ物は美味しそう。
ムンムンの湿気と熱気にさらされる食べ物たち。
夏の屋台フードは意を決して、ノリで食べる食べ物だと思っている。
ついでに海外の道端屋台も。
劇的に美味い訳ではないかもしれないけどそれでも食べたらきっと一年後にまた食べたい魅惑の屋台フード。
今年もジャがバターの項目にチェックが入りました。
屋台の焼そばは夏終わる前にはチェックを入れたい。



写真はバンコクの焼そば屋台




湿気、排気ガス、日差しに負けないバンコクの焼そば、パッタイ屋台。
次回こそはと思う魅惑のフード。
思わずお腹の状況の心配もよぎる蠱惑なフード。
それはつまりひっくるめて屋台フードのお楽しみ。









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