思うところあり。
朝、電車に乗るとよく見かける人がいる。女性。
通勤電車って意外と顔ぶれが決まってくる。
いつの時間にいつもの電車に乗っていつもの場所でおりる。
これが通勤だから仕方なし。
あたしを含め皆、「お疲れ様でございます!」の世界だね。
そのいつもの空間は居心地がいいに越した事はない。
感じ悪い人やマナーのない人に遭遇すると仕事に行くまでに疲れてしまう。
疲れ倍増。一日不快。
あたしも他の人の不快の種にならないように注意しなくては。
さて、あたしの不快の種の話。
冒頭の女性。
駅のホームの鏡に向ってなにやらごそごそ。
そして駆け込み乗車。
ドアが閉まるや否やブラシを取り出しその長い髪の毛を梳かし始める。
まあここまでは良いとしよう。
次にそのブラシについた髪の毛をそこら辺に捨てる。
あたしの不快指数 上昇。
そしてブラシをしまいファンデーションを取り出す。化粧直し。
う~んなんて清々しさのない人だ!
挙句の果てにはマニキュアを取り出す。
おい、ここで塗るのかよ!!!かなり不快指数が上がる。
このへんで周りの人のツメタイ視線が確実に増えていく。
そしてそれが分かるのか次の駅で隣の車両へ移動。
あたしは絶対、コイツとは友達にはなれんな。
女性としてあまりみっともいい姿ではないと常々思う。
その女性に嫌悪感を感じるとともに厳しい視線をおくってしまう自分にも嫌悪感。
多分、かなりスルドイ視線を送っていると思われます。
自分じゃ鏡もないから分かんないけど・・・最近、あたしがいる事に気が付くとすぐ車両変えますもんその方。
あ~どうにかなんないかね。
皆は気にならないのかな?
あたしの心が狭いのか?
最近、彼女の顔を見るたびに自分の性格の悪さを考える事になります。
もっと鷹揚でもいいのかな。
同性だから厳しい評価になるのか、人間性を考えるとそんなルーズさはまずいとも思うし・・
朝から重いテーマを与えてくれる彼女に感謝の日々。
日々是精進だわ。
いづれにせよ「人の振り見て我が振りなおせ」という事でこういう事を平気でしでかす人間にはならないように注意しなくては。
逆にその言動ゆえに周りを惹きつけて離さない人もいる。
それは今、話題のハンカチ王子。
彼の行動の品のよさに周りが惹きつけられているんだろう。
行動の清々しさが彼の品性となり個性となり人気となって表れているんだろうね。
言葉を選んで話すところとか記者会見終了後の椅子をちゃんと直すとか・・・
ちょっとしたことなんだろうけどやろうと思って出来る事じゃないと思う。
彼のもっている常識がきちんとしたものなんだろう。
片やいい年した大人。一方はまだ「未熟者」と語る若者。
こういうのって年齢を重ねれば身につくようなものではないのだと改めて実感するのでした。
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