「こく」のある味。
滋味深く、味わいが濃いこと。
コク=「黒」。
本日は「黒(こく)」のお話。
「黒い」色は流行のようだ。
ファッション界に限らず、食品もまた。
黒胡麻
黒豆
黒糖
炭
そしてこんなものを買ってみました。
ルピシアの緑茶フレーバーティー「黒蜜きなこ」。
行きつけの美容室で出してもらってあまりに美味しくネタを聞き出す。
初め飲んだとき、「んっ ?」と思いました。
そして黒蜜の甘さがほんのり鼻腔をぬけていきます。
実際にお茶には甘みが入っているわけではないのにね。不思議。
黒糖の味はさすがにわかったんだけど、あと何かが隠れています。
その「何か」がわからない。
正体は「きなこ」。
おおこの香ばしさは「きなこ」であったか!!!
何の味なのか、ヒントがないと意外と判別するのは難しい。
きっと人は食品を食べる時、何の味かを予期して食べているのですね。
そのヒントは視覚を通してだったり、嗅覚をとおしてだったり、経験値だったり。
時にはノーヒントで自分の味覚をテストしてみるのも面白いかもしれません。
黒い食品は栄養価も高く注目の食品。
そしてね日本人は「黒」を受け入れる環境が他の民族より高いという話。
「黒色」は哀しみの色で不吉な色とされる事が多いけど、実際には対極の色でもあるのだ。
オメデタイ結婚式にも「黒」留袖は正式なお召し物とされているし、主役の花嫁にも黒地の振袖を用意する事もある。
黒は高貴な色として使われているという文化をあわせもつ日本人。
黒を受け入れる「懐」ももっているのだ。
黒のまな板
黒のトイレットペーパー
黒色のデンタルペースト
黒と一言で言っても奥がふかいのですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます