日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

未踏の地へ

2011-10-08 | リブレリア
まだ誰もふみいれたことのない未踏の地。






旅行記




クラフト・エヴィング商會 「クラウド コレクター」
副題は雲をつかむ様な話。




この本を読むとまさにアゾットを旅行することができます。
架空の国 アゾットを旅行するのはクラフト・エヴィング商會 初代 吉田傳次郎。
話はその孫にあたる3代目が祖父の旅行記を綴った手帳を見つけることからはじまります。



内容は・・・・・・・読んでね。
想像の国を自分の想像力を駆使して楽しむ物語なので。
せっかくですから自分の想像力をフル稼動させてみてください。
決して、あたしお得意の丸投げ、だだ振り、人任せでは無いよ。



ところで旅を題材にした本は数あれど、旅にいざなってくれるものは少ない。

本を開くと、旅にまつわる不思議な高揚感を確実に静かにそして力強く感じさせるもの。
旅先の独特の期待感と不安感。
自分のテリトリーでないところにいる心細さ
新鮮にふれることで生まれる興奮。
日常を飛び出したときに出会う心もちを体感させるもの。



旅って多かれ少なかれそういうことだよね。
興奮と不安のないまぜ。


旅にはトラブルやハプニングがつきもので
それを楽しめるか否かが重要だし
普段、出会わないような幸運や親切に出会って感動するのも醍醐味だ。
旅行記が読まれるのは自分には出来ない経験を苦労なく擬似体験できるからなんだろうね。

カリカリしてもイライラしても
不快になってもいいから旅行に行きたくなった。
実際にそうなったら、イヤだけど。

涼しくなって眠りが深くなるこの季節、
せめて想像力をフル稼動して夢の国でも行きますか?
まだ、未踏の地へ。


その前に、今週一週間まるまる禁酒を言い渡されております。医者からきつく!
来週から解禁予定。
おかげで近くて遠いアゾットにも行けなかったよ。
(何故、アゾットかは本を読んでね。)
旅の愉しみは何を差し置いても地の酒ですよ。酒!
飲めないと空想旅行にも行けないのだなあ。

















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