日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

目を瞠る ドン・ジョバンニ

2016-02-14 | Weblog
おっ



角を曲がると、視界に飛び込む跳ね馬
その先には水玉のあれやこれ



目を瞠る光景がどどんと広がる。
そこは十和田現代美術館。
交差点にちょいと洒落た建物があるじゃないかあという具合にひょっこり現れた感がある美術館。
思わずおっと目を瞠るや否や、見渡しておおっと感嘆の声をあげた。
よく見れば、館内に入る前すでに面白いが溢れ出ており、現代美術鑑賞の醍醐味が湯気を立てているではないか。


草間彌生の作品に触り、跨り、覗き、入り込むことができたと思えば、憧れのロン・ミュエックもオノ・ヨーコの作品も次々に見ることができて死にそう。
すべてがすべて、ただならぬコレクション。

興奮しすぎて死にそう!

現代美術の作品というのは、ただ、眺めるだけではなく実際に触れて、体験することができるものが多いから、その経験は時に歴史上どんな有名な作品を眺め、鑑賞するより印象的な事件となる。


これは事件です。
十和田現代美術館は事件です。
事件現場に急行した方がいいのです。
野次馬根性を持ってしてでも、行って欲しい美術館No.1。


さあ、ドン・ジョバンニ。
目を瞠るべきは揺れる女の尻ではなく、この美術館なのである。




コメント
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