日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

旅空日記 花火の思い出の巻

2010-08-31 | Weblog
花火の話。
もうちょっと語らせて!!


大曲の花火は花火大会ではなく競技会。
なにがどう違うのか。


それは優劣がつくということ。
真剣勝負が繰り広げられるということ。


だから必然としてクオリティーが高く、意匠も手のこんだものになるということなのです。

花火の記憶は鮮烈で何より神宮の花火大会はよい思い出。
子供の記憶だし,あまり大きい花火は上がらないのだが、華やかなスターマインや至近距離で見るが故の迫力は子供心に鮮明な印象を残しました。
楽しかった事は特に印象として残るから分別がついてから行った長岡の花火大会の方が印象が薄いのだ。
日本一、大きな花火が上がる長岡は桟敷だったにもかかわらず人生初のライチを食べたことの方が印象が強い。
金色の柳の様に広がる大きな花火の下で味わうライチの美味しさもいったら!
今でこそ、冷凍のライチも普通にスーパーで買えるけど本当に目づらしかった。
祖父母世代でいうバナナもこういう感じなんだろうね。

花火の迫力はもちろんそれ自体の大きさ、打ち上げられる数によって変わるのだが
何より見る場所によってこんなにも印象が違う。



よくよく思い出すと結構、贅沢に花火を堪能していたんだな。
そして、今回の大曲ですが、改めて近くでみる花火の美しさに感動しました。

花火は夜空に「咲き誇る」のが魅力だと思っていたけど
咲き誇る「瞬間」も愛でるべきものなのだね。
打ち上がる一瞬に浮ぶ、対岸の花火師そして
玉が夜空に登っていく期待感。
これはね近くで見ることの特権です。


会場にいる全ての人の期待をうけて開く花火はやはり美しいの一言です。
月並ですが一番、率直に伝わる表現です。

花火は美しい。


コメント
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