このところ過去を思い出しては遠い目をしてみます。
良くある話題に「昔って○○だったよねぇ(肯定的名ネタ)」というのがありますが、
あれはね、過去を懐かしむ、郷愁的な問題だけではなく今ある自分をも肯定するために「昔」をよい思い出として語るという説を聞いた事があります。
たしかに、それほど過去ではなくても1年前、2年前ぐらいのことでも「よかったねぇ、楽しかったよね」という会話に発展する事もあり。
なるほど、過去の肯定をすることによっていかに自分の現在がよいのかを認識していく(仮にそれほど変わっていなくても)ということなのだな。
数週間前の事ながらそれをネタに話していたらそんな気配がただよいました。
「あの頃は充実して、頑張ってたよね あたし達!!!」みたいな肯定感が!
文句たらたら言いながらも頑張っていた事は多いに美化された記憶として蓄積されているのですね。
過ぎ去って初めてわかることも沢山あるのでした。
花の盛りが何時だということを断言するのは非常に難しい。
今かも、今日かも・・と思っている間に枯れてゆく。
そして枯れた後に、「あの時」だと気が付くのです。
そうですリーマン ブラザーズに端を発する株安ももしかしたら株の買い時なのかも。
外貨もそうです。
ユーロのピークも過ぎました。
過ぎ去ってから分かる事があまりに多くてね。
タメイキ、ひとつ。