日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

商業無常そして世に物欲の種は尽きまじ

2007-04-02 | Weblog

あらら お久しぶりなカンジになってしまいました。
なんだか なんだか・・・あっという間に時間が過ぎていく。

桜が咲いたと思ったらもう葉っぱがちらほら・・・
花の盛りは短い。 諸行無常の響きありというかんじでしょうか?

お花見に行こうと思ってたんだけど、どうやら今年は電車の車窓と会社の窓から楽しむだけになってしまいそうです。

季節が刻々と変われば町並みも次々と変わります。

このところ「東京」ではどんどん新しいものが出来ております。
ッドタウンも大盛況の模様。
オープンの日は長蛇の列。
ホント日本人は「新しもの好き」なんだなあと感心しました。

この間までは表参道ヒルズが大騒ぎだったんだけどね。
丸ビルから始った「上質」嗜好を謳い文句にした商業施設。


今では・・・・


どこでもゆっくり買い物できます!
しかも商品も充実しております。
オープン当初は人がワサワサで散々でした。
人込みで見たいものは見られない。
買い物したいのに買いたい商品がない!
いいなと思うのは目玉とびでちゃうようなお値段だし。

人出がおちついてきたからなのでしょう、適正価格の商品も増えました。
お店側の力もいい具合に抜けてきたように思う。
置いてある商品の品揃え(価格帯も)も変わってきたように感じます。
話題先行の品揃えから内容重視の品揃えへ。
消費者としてはいいことです。

六本木ヒルズも表参道ヒルズもハイブランドのブティックも平成バブルの真っ只中という価格帯の品揃えですが、結局は適正なところに落ち着いていくんですな。

落ち着いたところにまたバブルな品揃えの新しいタウンヒルズが出来ていくわけです。
なんだか複雑な思いです。

もともと何があったかすら思い出せない場所に想像もつかないような建物が次々と。
そしてそこに行く事がまるでステイタスかのように人々が群れていく。

江戸時代の「お伊勢参り」のブームのように。
「初物」好きの江戸っ子のように。

日本という国の住人としてその血を脈々と皆、受け継いでいるんだろうな。
もちろんあたしもですが・・・
おそるべし。

コメント
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