高視聴率をKEEP中のドラマ「華麗なる一族」。
初回のみ視聴率に参加いたしました。
確かに主演のキムタクをはじめ豪華キャストぞろいです。
あたしにとってキャスティングナンバー1はやはり北大路欣也!
あの迫力はスゴイです。
う~ん、キムタクはというと・・・・・なんだか時代から浮いてないか・・・
確かに主演として申し分ない俳優ですが、キムタクだけがなんだか現代的すぎるように感じてしまう。
衣装にしろ髪型にしろ似合ってるんだけど、時代感がでてないんだよなあ。
今としての「現代」のドラマなら申し分ないのだが・・・・
そんなわけでドラマはみておりません。
だけど小説としてはきっと面白いのだろう。
「白い巨塔」をはじめ名作を数々、生み出した山崎豊子が著者。
実を言うと今まで山崎豊子の著作は読んだことがありませんでした。
「白い巨塔」はあまりに有名だし「女系家族」もドラマ化済み。
そして著者と著作が一致しなかったのだけど「大地の子」や「沈まぬ太陽」も彼女の作品。
ほとんどの題名は聞いたことあるんだけどね。読んだ事はなし。
一発発起で本屋へGO。
上・中・下巻を完全読破いたしました。
詳細な取材によって書かれたであろう銀行の裏側。そして政治の裏側。
財・産・政界のからみをじっくりゆっくり解きほぐしていく。
ただ、やはり女性作家の傾向として情景描写が細かい。
その点は好き嫌いがわかれるかもな。
ただ一つ、重大にして最大の問題が発覚!!!!
注:(この先はドラマ・小説もネタばれ要素を含みますのでご了承を!)
個人的にはネタばれ大歓迎なのですが・・・・
途中まで読んだところで、最後のあとがきと解説を読む。
そして何気なしに単行本にかかっているカバーをはずし、背表紙のあらすじを読む。
ええっ!!鉄平が自殺!!!
おい、話がおわっちゃうじゃん。
普通、あらすじの紹介ってこんな大事ネタは書かないよ。
書いたとしてももっとオブラートに包んで、乞うご期待!後は中身を読んでね。という感じだよね。
なんだかあまりのダイレクトで華麗なネタばれに脱帽したのでした。
まあその自殺に関してもうひとドラマ繰り広げられるのだけど・・・
話の内容云々より何気なく読んだ「あらすじ」紹介にノックアウトされたのでした。 チャンチャン。