あいも変わらずTVの特番が面白くない。
今年の正月に限らず、テレビを見るという時間はめっきり減る。
TVを見ている人はどのくらいいるのだろうか?
箱根駅伝とか天皇杯とかスポーツを楽しむ人は多いのかな。
あとは映画をみたり、CSを見たり・・・という人がほとんどではなかろうかと思われる。
そんななかTV番組の中で不思議なものに出会う。
すごい!
まだ日本にもこんなすごいものがあったなんて・・・
日本全国、旅行したつもりだったのにまだまだあたしは井の中の蛙。
世間は広い。
世界には悠久の時間が作り出した不思議な景勝の数々。
そして人の英知と多大な労力でつくりだられた数々の産物があるわけで、それらを間の前にすると圧倒される事度々。
やはり海外旅行に行くと文化や気候の違いに愕然としてかえってくる。
これが「カルチャーショック」というものなのねと実感。
永い永い時間によって造られたのものにはやはり迫力がちがいます。
どうしても海外旅行で出会うものの方が国内で旅行をするよりやはりインパクトの度合いは大きくなりがち。
それが海外旅行の醍醐味でもあるわけです。
そんな中で久しぶりに感動すら覚える光景を目にしました。
ナビゲーターは斉藤由紀。
断崖絶壁にへばりつくようにたつ投入堂まで修験の道をたどっていく。
はっきり行ってすごい道の連続。
たんなるハイキングのような山登りの道ではありません。
垂直の崖を1本の鎖を頼りに上っていく。
命の危険をかけてまで上りきった先に見えてくる霊験あらたかなお堂の数々。
人ごとながらどうやって下山したのか不安になる。
あの道をたどって帰ってくるのは無理だと思うんですけど・・・・
そんな道を何人の人が行き来したのだろう。
観光目的でいくあたし達の時代とは違い、古の人々は何かを求めるためにそこにお堂を建て修験の道を行きかう。
お堂にたどりつくのが目的だとしても心のありようは大いに違うわけです。
たいした宗教心もないあたしですが何か考えさせてくれるに違いありません。
そんな感覚にさせてもらえる不思議な不思議な光景なのでした。