原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

原左都子も「軽度認知障害(MCI)」か???

2024年05月13日 | 医学・医療・介護
 (冒頭写真は、2024.05.09付朝日新聞記事「認知症2040年に584万人 『前段階含めると3人に1人』」より転載したもの。)



 冒頭写真が掲載されていた朝日新聞記事の一部を、以下に引用しよう。

 2040年には、65歳以上の高齢者のうちおよそ3人に1人は認知症か、その前段階の軽度認知障害(MCI)になる。 こうした推計を厚労省が8日に公表した。 高齢になるほど有病率は上がるため、将来的には認知症などの人はさらに多くなる可能性があるという。
 軽度認知障害(MCI)について。  記憶力の低下などの症状があっても、家事や買い物などの日常生活では支障が出ない状態のこと。 認知症となる手前で、その後に生活機能障害が出て、認知症に移行する場合もあれば、生活習慣の見直しといった認知症予防の取り組みによって、健常な状態に戻る可能性もある。 厚労省によると、MCIの人のうち、5~15%程度の人が1年で認知症に移行する一方で、16~41%程度の人は1年で健常な状態になるという。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 実は、この原左都子も近頃 時折自分が「認知症」ではないか??と思う機会が多くなって来た。😱 
 その状況に関して、ネット上でお知り合いの某医師先生に簡単に質問させて頂いたところ。
 既に後期高齢域に達しておられる某医師先生がおっしゃるには、「この高齢の私も同様の物忘れ等々の症状がよく出ますが、それをすぐさま認知症とは診断できないでしょう。」とのご返答を頂き、ひとまず安堵した私である。

 この我が症状を振り返るに、コロナ禍にて「自粛生活」を余儀なくされた3,4年前頃から出始めた記憶がある。
 その頃、私は同時に高齢者域に差し掛かったのだが。 
 コロナ禍に伴う自粛生活がたたり、我が行動範囲や活動が極度に狭くなってしまった。 (これは多くの皆さんも同様のご経験をしておられたであろうが。)
 この自粛生活に伴って生活上の浮き沈みが極端に乏しくなってしまった。日々行くところと言えば、近くへの買い物か、同じく近くの公園でのランニングかと相場が決まってしまい…
 たまのサプライズと言えば、美術館へ行ったり、娘の住居地へ行ったりはしたのだが。 (これらに関しては、記憶がしっかりしていた。)

 半面、例えば近くのスーパーマーケットへ買い物に行った等のルーチンワークに関し。  後で振り返って、「今日私は何処のスーパーへ行ったのだろう?!?」などと、記憶の一部が一時飛んでいることに気付くことが多発したのだ!!
 酷い時には、「私って、今日出掛けたのか?!!?」と自問する事態まで発生し、冷蔵庫内を確認して、「これ今日〇〇スーパーで買って来たから、そのスーパーへ行ったんだ…」などと納得したりすることもあった。

 
 私には身近に、既に認知症(かなり重度です…)を患っている高齢者の義母がいる。
 現在92歳になっているその義母の施設での様子を、垣間見て思うに。
 認知症とは単なる物忘れとはまるで異なり、“厳しい世界”であることを思い知らされている身にして。

 確かに 私に時折出る一時の“物忘れ症状”は、それ(認知症)とは異質で無縁と判断可能なのだが。

 それにしても冒頭に提示した通り、我が国の認知症患者は急激にその割合が増加していることに気付かされる。


 今年の1月には、認知症に関する初の法律「認知症基本法」が施行されたようだ。

 そんな法律を制定するべく我が国も急速に高齢化社会へ向かっている事実を、“物忘れ症状”が時折出現する我が身を持って実感させられる。


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