原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ウィーン市街部交通網再確認作業

2019年06月20日 | 旅行・グルメ
 (写真は、ネットより転載・引用したウィーン市街部交通網。)


 7月中旬に出発する、娘と二人の“ウィーン個人旅行”だが。

 予約段階で、実は大きな失敗をしでかしている。
 ウィーン空港からの送迎プランを選択するに当たり、未だ何らのウィーン交通網調査を成していないにもかかわらず“価格感受性”の強い私は、ついつい一番安価な「鉄道混乗サービス」に飛びついてしまったのだ。
 これが、ウィーン空港からウィーンミッテ鉄道駅間の送迎だったことに気付いたのは、そのバウチャーが到着した後だった。

 参考だが、そのミッテ駅が冒頭写真の左側中央あたり。 我々の宿泊ホテル最寄り駅である地下鉄U4路線Hietzing駅へは、乗換を要する始末…
 これ、細腕で重いスーツケースを持つ身としては到底無理だ。 とりあえずミッテ駅まで行ってそこからタクシー利用にするか、あるいは「鉄道混乗サービス」権利放棄をして、ウィーン空港からタクシーに乗るのが手っ取り早そうでもある。

 そこでウィーンのタクシー事情調査だが、どうやらウィーンのタクシーは「安心・安全」であるようだ。  基本料金は €3,80- ~ と旅行本に記載されているが、まあ日本並みかやや安価だろうか? 
 そして空港から宿泊ホテルまでの直線距離が約20km超程度、そうするとそれ程高額のタクシー料金とはならないと予想出来よう。
 おっと忘れてはいけない、チップだが。 ウィーンは10%が目安らしい。


 話題を旅程3日目のスケジュールに移すと。

 この日は、朝から「ドナウ川クルーズツアー」に出かける。
 その集合場所が、Karlsplatz駅(冒頭写真中央下)近くのオペルンガッセ通り8との場所らしい。
 昨年の米国西海岸旅行時にも同様に現地ツアーを利用して「モントレー・カーメル」へ出かけたが、全てに於いて勝手が分かりにくく、集合場所でツアーのチェックインをするのに手間取った経験を思い起こす。
 とにかく、地図を頼りに娘と二人で悪戦苦闘しよう。  
 ちなみにこのツアーは英語ガイドとのことだが、さてさてこれまた昨年の米国ツアー参加同様、戸惑う事態が多発する予感もする… 
 
 ただ幸いな事には、ツアー解散場所が“ウィーン国立オペラ劇場前”であることだ。
 その日の夜には、当該劇場にてのオーケストラコンサートを予約済み。 ツアー解散後その足で劇場へ直行できるとのスケジュールである。 その前に時間があれば、近辺で娘とディナーを楽しもう。
 コンサートの帰り道は、どうやらオペラ劇場前でタクシーが列を作って待っているらしい。 (台湾にて劇場で歌劇を観賞した時も同様にタクシーが列を作っていたが、そこまで劇場員が案内してくれ運転手氏に現地語で行き先を告げてくれた記憶がある。)  この日こそは、我が“価格感受性”概念を捨て去り、オーケストラの余韻に浸りつつタクシーにてホテルへ戻りたいものだ。


 そして、一番課題の旅程4日目の“ムン(娘の愛称)・パッカ(私の愛称)フリーツアー”だが。
 
 未だその詳細のスケジュールを検討していない立場にして。
 まさに、上記交通路線図内で観光名所を巡る事となろう。
 
 忘れてならないのは、娘幼少の頃より毎年我々一家がテレビにて視聴している、年始の「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」で世界的に著名な“楽友協会ホール”見学だ。
 これぞ、我々母娘が今回のウィーン旅行を目指した原点でもある。
 今回は残念ながら我々の旅程中ちょうどすべての日が休館中とのことで、やむを得ずウィーン国立オペラ劇場にてのコンサート鑑賞と相成った。

 もし3日目のスケジュールに余裕があれば“楽友協会ホール”見学を実行したいが、それが叶わなかった場合、4日目の最初にKarlsplatz駅へ到着した時点で、当該ホール見学をこなしておきたいものだ。

 私としては2本前のエッセイで公開したとおり、ハプスブルク家王宮だったホーフブルク宮殿を見学したいが…  あの宮殿を垣間見るにせよ、丸一日あっても足りないとの情報は既に述べている。
 (参考だが、ハプスブルク家夏の別邸であるシェーンブルン宮殿は到着初日に見学予定。)

 そうすると、娘が喜びそうな“プラーター”などはどうだろう?  この観覧車とてウィーンの歴史的建造物らしい。 地下鉄U2プラーターシュテルン駅近くのようだが…
 時間があれば、ドナウタワーにも上りたいものだが。

 それを言うならば、私とて「ベートーヴェンハウス」も「モーツアルトハウス」も「シューベルトハウス」も「ハイドンハウス」も「ドボルザークハウス」も「リストハウス」も「スメタナハウス」も、そして「ヨハン・シュトラウス2世ハウス」も見学したいものだ…

 
 いやはやこのように綴ってくると、ウィーンとはまさに素晴らしき「音楽の都」であることを実感させられる。
 
 短期旅程でそれをこなすのは所詮無理難題にしても、このエッセイを書き進むにつれ我が“ウィーン旅行”実行への更なる期待が増大出来た事実に乾杯だ!   
 

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