原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

離婚って、そんなに辛い事象かなあ??

2014年07月11日 | 人間関係
 つい先だってのNHK昼の番組「スタジオパークからこんにちは」のゲストは 西川史子氏 であられた。

 実は、原左都子はこの人物に関してさほど認識していない。
 医師免許取得者であるにもかかわらず、テレビタレントとして特に“民放で言いたい放題の発言”等々でご活躍との事だけは心得ている。


 その西川氏がゲストとして出演されたNHK生放送を通じて、開口一番「現在離婚後の痛手を背負っている…」云々とおっしゃるではないか。
 それを受けて司会者側の女優 戸田恵子氏が、「私などバツ2ですが、そんな事何ともないですよ。」と返答したのが印象的だ。

 ここで、原左都子の意地悪視点が頭をもたげる。
 ははあ、西川史子氏とは現在テレビ業界での出番を失いつつあるのではなかろうか?  そうした場合、現在の自分にとって利用価値があるのが4月に離婚したとのプライベート事象だ。 これを売り物にして、もう少しテレビ業界で収入を得たいものだ… 
 何と言っても自分自身が医師免許を取得しているとはいえ、元々専門分野だった整形外科分野は既に挫折している。 整形外科医である父も癌に倒れてしまった。 ここは医師免許を持つ私がテレビ業界タレントとしてのみの貧弱な身で、うつつを抜かしている訳にはいかない。 美容皮膚科医に分野を変更してでも、勤務医として家庭を支えねばならない。  
 それにしてもせっかく玉の輿に乗ったはずの結婚が、ここで破局を迎えるとは想定外だった… 何でこんな結末になったの? 
 (以上、先だってのスタジオパーク ゲストであった西川史子氏のトークから、原左都子の裏心理を交えて一部をアレンジして引用したもの。)


 さてここで、原左都子自身の私事を公開しよう。
 (既に時効が成立しているとの解釈で公開するが)、実は我が夫婦も遠い過去の時代に別居に至った時期がある。(別居と表現したが、実は亭主側からの要望で「離婚届け」を役所に提出している。)

 その時の感想を述べるならば、別居後よりも別居に至る前過程の方がよほど私にとっては辛かったものだ。
 未だ娘は義務教育課程の中学1年生。 そんな娘に対する親としての責任を放棄してまで何故相手が離婚したいかの理由に同意し兼ねる事態だった。 それでも、亭主が提示した「離婚条件」が意外と美味しい内容だった事に同意して、我が夫婦の離婚は成り立った。

 亭主が去った後も、娘を持つ母親としての日々の任務は続く。 
 それでも元々晩婚だった私にとっては、亭主がいない家庭とは日々の家事労働が極端に短縮されるし、何と開放的なのだろう! と感激の連続だったものだ。
 ところが、そんな我が感激の日は長くは続かない。 単身で家を出た亭主より「家に戻りたい」との切実な訴えが届く日は直ぐに訪れた。   自宅を出てわずか2週間が経過しないうちに、亭主から「家に帰りたい」との切実な訴えメールが日々我がパソコンに届くはめとなった。
 それに対して、私側も頑張った。  「私と娘の戸籍を汚しておきながら、たったの2週間で我が家に帰りたいとの要望を受け付けられるはずもない!  私側もあなたと一旦離婚した事により、自治体から一人親支援資金を受け取れる段取りとなっている。 それを受け取った3ヶ月後頃に、あなたとの復縁を考慮するからそれまで独り身で耐えなさい!」
 その要望に沿った亭主は離婚後3か月の後に我が家に帰って来て、その後戸籍上も復縁と相成ったものだ…。

 いやはや、原左都子過去の失態をこの場で公開して誠に恐縮である。


 ただ、そのような経験があるからこそ、上記西川史子氏の離婚騒動に関して思う事があるのだ。

 西川氏の場合、離婚相手との間に「子供」を設けていなかったのであろう。
 そして、おそらく「スタジオパーク」番組内で2度の離婚経歴がある事を披露した戸田恵子氏も、同じく相手男性の間に子供を設けていなかったのであろう。

 そうだよなあ。 結局夫婦間に子供がいない場合、離再婚を勝手に好き放題繰り返せば済む話であろう。
 ところが一旦夫婦間で子供を設けた場合は、「離婚」の意味合いも大きく違ってくる事と理解する。


 まあそれにしても、先だっての西川史子氏ゲスト出演NHK「スタジオパーク」は、西川氏が離婚仕立ての相手方男性の立場にも思いが及んでいるのかとの、一視聴者に過ぎない庶民の私が懸念するほどの西川氏側擁護に偏った内容だった。

 決して西川史子氏側からは「相手こそが悪い」との見解は出なかったものの、西川氏がタレントであられる事実を勘案すると、まるで今回の西川氏離婚に関して離婚相手側こそが悪人であるとの印象を抱かせる内容だった事態を憂慮する私だ。

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