原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

小茂根の住宅街へ散歩に行くと、必ず道に迷う…

2024年08月29日 | 人間関係
 昨日、12月に鑑賞に出かける予定の「松山バレエ団・くるみ割り人形」バレエ公演チケットを、自宅近くのコンビニまで発券しに出かけた。


 その帰り道。

 私が暮らす東京では時折雨が降ることはあるものの 未だ台風10号の影響がさほどなく、昨日午後は散歩には快適な曇り空の天候だった。

 そうだ、散歩してから帰ろう! 
 と思いつき、コンビニを出た後は娘が通っていた公立小学校(参考ですが、練馬区です)の校庭周囲をぐるりと歩いた。

 そのあたりから少し歩くと、小茂根(板橋区)の住宅街に入るのだが。
 これに関しては、以前も失敗があった…
 突如として小路の住宅街となり、これが何とも訳の分からない迷路なのだ!

 以前にもこの小茂根にて道に迷ったことがあった。

 何と言うのか道路が東西南北に通っておらず入り乱れていて、くねくね道を歩いていると方向感覚を失ってしまうのだ。
 しかもまさに住宅街で、大きな建物がさほどない場所だ。
 
 やっと児童公園を見つけたので、その公園の前でスマホにて地図を調べた。 
 何分私は練馬区の住民のため、板橋区の細かい地名が分かりにくい。


 そこに、30代程と思しき男性が歩道を通りかかった。
 「すみません! 道が分からないので教えていただけますか?」と私が急いでその男性を捕まえると。 ウォークマンを聞いていた男性が、いそいでそのイヤホンを外して下さった。
 ところが、その男性に「開進第4小学校はどちらの方向ですか?」と尋ねると。
 男性曰く、「その小学校は板橋区立でしょうか?」と尋ねて来られる。
 私が「いいえ、練馬区立です。」 と応えると。 男性が、「開進第4中学校ならば、分かる気がします」と言って、急いでその場所をご自身のスマホで調べて下さって。
 「こちらの方向です」と言いつつ、私をその方角に誘って下さる。
 「お忙しいところ、誠に申し訳ありません!」と私が謝りつつ、開進第4中学校方面まで同行して下さった。
 おそらくさほど暇な方ではなく、何処かに用があって歩いていらっしゃたであろう男性に、「後は自分で行きます。ご親切にありがとうございました!」とお礼を申しあげて、一人で歩き始めた。


 ところが、だ。
 四方を見ても、開進第4中学校が見えない。
 
 次の手段として、近くの工事現場にて車の入出を案内している係員の方が道路に立っておられたので、その方に「開進第4中学校は、どちらでしょうか?」と尋ねると。
 お仕事中にもかかわらず、ちょうど入出庫の車が来なかったこともあり。 この私を中学校へ行く道の角まで歩いて連れて行って下さり、「この角を右に曲がってどーのこーの…」と道程を丁寧に説明して下さった。
 「お仕事中、ご親切にありがとうございました!」とお礼を言ってその説明通り進むのだが。 
 何分、道が東西南北に通っていない地であり、どうしても分かりにくい。


 そんな時、ご自宅の庭で洗濯機の掃除か何かをされていたご高齢男性を発見した。 
 すぐさま、 「すみません! 開進4中まで行きたいのですが、道を教えていただけますか??」
 さすがに地元に住んでいる方だ! すぐに分かり易い答えが返って来て、私はやっとこさ、とりあえず開進4中まで行くことが出来て。


 その後は、手慣れたものだ。
 参考だが、開進4中は私が普段からよくランニングに通っている大規模公園の近くに位置していて、我が家からの道を十分に熟知している。



 そんなこんなで 私は昨日、3名のご親切な男性達による “道案内連携プレー” のお陰で無事に自宅に帰れた、との話題でした!😃 


 それにしても、小茂根へ行ったのは3回目だったが。
 いつ行っても必ず道に迷ってしまうのは、私だけだろうか… 😱 

 と、亭主にその話をしてみると。
 亭主曰く、「自分も小茂根では道に迷うので、散歩の際には行かないことにしている」とのご返答。😵 

 小茂根にお住いの皆さんは、きっと道に迷わないのでしょうね…… 😖 😷