原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

信州長野旅行記 - グルメ編 ー

2017年08月15日 | 旅行・グルメ
 (写真は、長野到着初日に我々母娘が夕餉を楽しんだ、長野駅に程近いイタリアンレストランにて店内を撮影したもの。)


 今回の信州長野旅行記にて「グルメ」をエッセイ題材とするのはこれが最初で最後だ。 
 (我がFacebookページ上で既に数々の信州長野グルメ写真を掲載公開済みのため、ご参照いただけましたら嬉しく思います。)

 何分、我が旅行の醍醐味の一つに地元でのグルメ三昧を位置付けている故に、出発前からネットであれこれと調査し、目ぼしいレストランをピックアップする作業が欠かせない。


 その第一候補として挙がったのが、到着初日に訪れた上記長野駅に程近いイタリアンレストランだ。
 実際店内に出向き席に案内された直後に感じたのは、既に“東京ナイズ”されたその雰囲気だった。 
 (そうだよなあ。 長野と言えば過去に冬季五輪を開催した地だし、それから既に20年の年月が経過しているとはいえ、当時は諸外国よりグルメ分野も期待された事だろう。)

 それにしても、このイタリアンレストランを訪れた最初から、私が住む東京で経験する対応と何ら違わない店の“スマート過ぎる”とも表現可能な顧客対応姿勢を直感した。
 もちろんそれは素晴らしい事であり、賞賛するべきだ。 
 ただ、地元の人達との一期一会の出会いに期待していた私としては、あまりにも洗練され尽した店の対応に少しだけガッカリしたのが本音かもしれない。


 このイタリアンレストランに於いて特異的だったのは、長野で収穫した食材にこだわっている事であろう。 (事前にネット調査してその情報を得ていたのだが。)

 シェフお勧めの「夏野菜ピザ」など、まさに長野産の野菜が盛沢山だった。

 あるいは我々母娘が一番驚いたのは、「ケールとパルメザンチーズのサラダ」だったのだが、このケールも長野にて収穫されたのだろうか??  
 結局白ワイン1本を(私一人で)飲み干して、それを聞き忘れてしまった……

 このイタリアンレストランにて会計をするにあたり、店内女子係員氏が我々の席に来て下さった。
 「東京から来ましたが、ネットで貴レストラン情報を得て来店しました」と私が酔っ払いつつ発言すると。
「写真を撮影しましょう!」と明るく応えて下さったのが印象的だ。

 その美人係員氏が映して下さった、イタリアン店内にて我々母娘が実に楽しそうに浮かれている写真を公開したいものの…
 母の私がワインボトル1本に十分酔っ払っている姿がみえみえのため、割愛させて頂く事としよう。