4歳の孫の男児と遊んでいると、実によく笑うのに気が付きます。とりわけ、いたずらをしているときは、「キャッ、キャッ」と大笑いします。度が過ぎて、こちらが険しい表情をすると、笑いながら「おこられちゃった」と飛んで逃げます。
孫が遊びに来ると、私たち老夫婦も、その仕草を見て、よく笑います。大阪大学医学部の大平哲也准教授の調査によると、小学生は一日に300回笑います。これに対して、大人は一日に17回笑うといいます。ところが、70代になると、一日2回しか笑わなくなるそうです。
健康面では、笑うと血圧が下がり、ストレスの解消にもつながります。作り笑いでも、同じ効果があるといい、患者さんには鏡に向かって「にやっ」と口角を上げるだけで健康にプラスになると推奨しています。
高齢になると、体のあちこちにガタが来て、痛みを発症します。腰が痛い、肩が張る、首が重たい、膝が痛い、などなどです。すると、痛みに耐えようと、口をへの字に曲げてしまいます。そんな顔をしていると、子どもばかりか、大人だって近寄ってくれません。
笑う角には福来る、です。ひょっこりひょうたん島の歌ではありませんが、「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」です。作り笑いを入れて、私は一日20回は笑うように心がけます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます