第4回(7月19日) 自分でつむいだ糸を染める
櫻工房キッチンにて
テーマ:前々回に各自でつむいだ糸を染める作業です。染材は柿(小枝と葉)で、
チップを作るところから、染め→媒染を各1回ずつ体験しました。
帯揚げも1枚染めました。次回に使う糊も同時並行して作りました。
1.[湯通し](糸はあらかじめ湯につけておきます。染めむらを防ぐため。)
2.柿の葉と小枝のチップを作ります。(抽出しやすいようになるべく細かく)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/29/52c8fc75107b8b79a2816324b4c1e0d7.jpg)
斜めに切って断面を大きくする
3.染材を煮出して染液をとります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d9/b44e8dd8939277076085326756aa4f6b.jpg)
4.染液は2~3回煮出す。色の様子を見ながら煮出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b0/c1cc0870d8e6060ce33f47c119821e4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/57/74fff437fcd13fe36fe5ad8f6c62cdd7.jpg)
5.染液に糸をつけて、染め始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e7/1dbd0846f8f04d896d098a30e442d35b.jpg)
途中で1度絞る(糸の繊維の間に風を入れて発色させるためです。)
6.染めたあと、火を落として放冷します。
葉っぱの染液
小枝の染液
7.放冷のあと水洗いして、灰汁で媒染します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1c/898e7a3f5edd6bd75e370f0772665bf9.jpg)
灰汁媒染。黄色味が増してきました。(葉っぱで染めた方) 媒染中の絞りは手早く。
8.媒染後は水洗いして干します。(1工程の終了)
手前の薄ピンクは小枝で染めて灰汁媒染したもの
9.次回に糸につける糊を同時並行で作っておきます。素材は布海苔(ふのり)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/fb/609304ae62f9bac866e0ec63a2c02a52.jpg)
以上で、本日の全工程が終わりました。
【中野の言葉から】
ほんのわずかな糸量でしたが、、草木を使っての染色の体験をしてもらいました。
布なら染めた経験のある人もいましたが、糸を染めるのはみなさん初めてでした。
染めた糸で織ると、生まれてくる織り色は布染めとは違って、
複雑な色を呈します。
友禅の華やかさとは対照的に、一見無地のような静かな作品でも、
存在感は格別のものがあります。
中野みどりのHPもどうぞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f5/642983e2353c44293f6daab246ef1a59.jpg)
櫻工房キッチンにて
テーマ:前々回に各自でつむいだ糸を染める作業です。染材は柿(小枝と葉)で、
チップを作るところから、染め→媒染を各1回ずつ体験しました。
帯揚げも1枚染めました。次回に使う糊も同時並行して作りました。
1.[湯通し](糸はあらかじめ湯につけておきます。染めむらを防ぐため。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/70/59ca8e5ee07a5b5621d512aab3ce16d8.jpg)
2.柿の葉と小枝のチップを作ります。(抽出しやすいようになるべく細かく)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/19/098353dca260fd0020d4d0d074fc02a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/29/52c8fc75107b8b79a2816324b4c1e0d7.jpg)
斜めに切って断面を大きくする
3.染材を煮出して染液をとります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/a6/b593bd1a304c6c4a54868c5e925204e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d9/b44e8dd8939277076085326756aa4f6b.jpg)
4.染液は2~3回煮出す。色の様子を見ながら煮出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b6/1a4c850c4f843ddcc2ce19f7c7f0f518.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b0/c1cc0870d8e6060ce33f47c119821e4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/57/74fff437fcd13fe36fe5ad8f6c62cdd7.jpg)
5.染液に糸をつけて、染め始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/fc/76e5883622445b51c751b99cb7f20d2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e7/1dbd0846f8f04d896d098a30e442d35b.jpg)
途中で1度絞る(糸の繊維の間に風を入れて発色させるためです。)
6.染めたあと、火を落として放冷します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d0/6c20fe41932bf2d3c3de60b7a4639f6a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7d/9677d05a959f74eec9426a836fc643d1.jpg)
7.放冷のあと水洗いして、灰汁で媒染します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/56/0fdf8abb849f7a40700d8ff806ce6821.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1c/898e7a3f5edd6bd75e370f0772665bf9.jpg)
灰汁媒染。黄色味が増してきました。(葉っぱで染めた方) 媒染中の絞りは手早く。
8.媒染後は水洗いして干します。(1工程の終了)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/77/af55f650e186ceab8150b075092b6c88.jpg)
9.次回に糸につける糊を同時並行で作っておきます。素材は布海苔(ふのり)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/61/823bb2e8e154768579db920bc31a1317.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/fb/609304ae62f9bac866e0ec63a2c02a52.jpg)
以上で、本日の全工程が終わりました。
【中野の言葉から】
ほんのわずかな糸量でしたが、、草木を使っての染色の体験をしてもらいました。
布なら染めた経験のある人もいましたが、糸を染めるのはみなさん初めてでした。
染めた糸で織ると、生まれてくる織り色は布染めとは違って、
複雑な色を呈します。
友禅の華やかさとは対照的に、一見無地のような静かな作品でも、
存在感は格別のものがあります。
中野みどりのHPもどうぞ